映画『阪急電車 片道15分の奇跡』を先日、「TOHOシネマズ梅田」でのレイトショーにて拝見しました。
【映画】『阪急電車 片道15分の奇跡』


以下、ネタバレ含有。
この作品は梅田では先日オープンした「大阪ステーションシネマ」でも上映しているんですが、作品の舞台となった阪急に敬意を表し、TOHOシネマズでってことで(笑)
「TOHOシネマズ梅田」の1スクリーンという一番キャパの大きいスクリーンで観賞しました。
金曜日のレイトショーでしたが、封切から日が経っていたこともあり、そこそこの入りでした。

有川浩(ありかわ・ひろ)さんの小説が原作で阪急今津線を走る電車が舞台。いくつかの短編が重なりあって、ひとつの作品が形成されていました。

映画のほうの筋は原作とは若干の設定は替えてあったけど、基本的には原作に忠実でした。
結構しっかりディテールを描かないと、スジが可笑しくなるなあと思っていたんですが、途中までは違和感なく描かれているなと思いました。
ただ小説読んでなかったら「中谷美紀」演じる主人公の行動には違和感を感じる人は多いでしょうね。
中谷美紀@阪急電車


ベテランの「宮本信子」が貫禄の芝居。作品を締めてました。こちら(関西)の言葉遣いではなかったけども、違和感は感じませんでした。阪急沿線に住んでいる上品で知的な奥様を。
宮本信子@阪急電車

ただラストの”あのシーン”は、最後に無理矢理入れた感じ。きっちり描かれたスジが息切れして、最後まで続かんかった。無理矢理落としどころをつくったような。でもあのシーンは伊丹十三作品を彷彿とさせるようでね。伊丹作品が好きだったんで。

ほかの出演者は「戸田恵梨香」に「谷村美月」そして「南果歩」。あと友情出演として「相武紗季」と阪急沿線出身の女優がずらり。
戸田恵梨香@阪急電車谷村美月@阪急電車


そして主題歌はこれまた阪急沿線出身の「aiko」。彼女はこの作品とは別に『三国駅』という曲をリリースしているほどなんで起用されたんでしょう。

映画には全面バックアップの阪急電鉄のほか、地元商店や協力した団体が実名で出てきます。原作には「イズミヤ小林店」とは出てなかったです(笑)。とくに今津線在勤、在学者は十二分に愉しめるでしょう。

ただリアルに描きすぎるところがあって、電車接近の自動放送は入れなくてもよかったんじゃないかな?あれが耳に入ると、話の中の世界から現実に戻されてしまって(汗)
#「あの(自動放送の)声、『片山光男』だな」・・・と興奮する鉄ちゃんがいるかどうかは知りませんが(笑)

美脚揃いの女優陣(笑)


リンク:映画『阪急電車』公式サイト

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オフィシャルブックは、映画パンフレット的内容に映画の舞台となった今津線沿線の観光案内がプラスされています。それなりに愉しめました。みなさんの「阪急愛」「郷土愛」を感じました(笑)
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(2011.5.14 19:45追記)
以下は『阪急電車』が上映された「沖縄国際映画祭」の模様。
中谷美紀さん、南果歩さん、三宅喜重監督が出席。