21日土曜日は、「田辺寄席」の夜席へ。
第569回田辺寄席
2ヶ月ぶりの田辺寄席。
早めに会場に入ると、受付で名簿に記載の住所の確認を受けました。
新体制になって、帳簿の管理といろいろ変わったもんがあるのかと。

雀々さんが来るので、大入りかと思ったら、そうはならず。ほどよい入り。
第569回田辺寄席-2


ぎっしり満員はシンドイので、これくらいでちょうどいい。

この日の演目は以下の通り。

文太の前噺「開口0番」桂文太
子ほめ』桂鞠輔
『ポイントカード』(自作)桂雀喜
『桑名船』桂文太
(仲入り)
疝気の虫』桂雀々
軒づけ』桂雀喜

三味線:花登益子
お茶子:井上麻衣子
文太さんの開口0番は「つばなれ」。「つばなれ」とはお客さんが10人を越えることだそうで。
「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」と「つ」がつくけど、「10(とお)」になると「つ」がつかないので、「つばなれ」と云うようになったようです。

トップバッターは女流の鞠輔(まりすけ)さん。大きな「おだんごヘア」が特徴的。
『子ほめ』は途中までスラスラと云えたけど、突然詰まってしまって、でも最後まで演じきりました。
去年、米輔さんに入門したかた。なんで米輔さんなんやろともったら、米輔さんが講師を務める講座の出身生なようで。なるほどね。

雀喜さんは自作の『ポイントカード』。ようできた話だし、私は共感できるのだが、年配者が多い田辺寄席で、ポイントカードシステムが理解できているかどうかが疑問。

中トリは文太さんで『桑名船』。江戸落語の『桑名船』とは違う。江戸落語の『桑名船』は上方の『兵庫船』に近かったと思います。噺自体がイマイチだったように思う。
本来は雀々と順番が違うので、この噺にされたんでしょうが。

仲入りは15分。夜席やけど、完全日没でなく、「桃ヶ池」が見渡せる中庭も完全に暗くなかったです。

仲入り空けて雀々さん登場。万雷の拍手。
マクラはたっぷりと。小浜島での営業の後、宿泊したホテルの客室にいると、孔雀が開けっ放しの窓から乱入。孔雀を外に出そうとする師匠と格闘劇がおもろかった。場内をたっぷり湧かせてました。
汗たっぷり熱演の『疝気の虫』はイリュージョンの世界。よくわからんサゲでした。

トリは雀喜さんで『軒づけ』はのんびりした感じが。私はもっとテンポあったらと感じました。

リンク:田辺寄席