2009年にNHK広島放送局が制作したドラマ「火の魚」が21日にNHK BSプレミアムで再放送されました。
ドラマ自体は2009年の初回放送で見ようと思っていたところが、録画に失敗し、未見のままでしたが、主演の原田芳雄さんが先日、なくなったため、その追悼で急遽放送がされるのがわかり、あわてて、録画機のタイマー予約をセットしました。

ドラマは原田さん演じる人気作家と、雑誌編集者の女性とのほぼ2ショットでした。
オール広島ロケで行われたようで。田舎の小島での風景がどこかノスタルジック。

作品は原作があるようでしたが、脚本がとても秀逸でした。
渡辺あやという脚本家が執筆したようですが、初めて名前を聞くかたでした。

あと、雑誌編集者を演じた尾野真千子(おの・まちこ)さんの演技も秀逸。
作品中の状況による演じ分けがとても自然でした。
彼女は河瀬直美監督作品の『萌の朱雀』でデビューだったと思います。河瀬監督が作品のロケ地である奈良吉野でスカウトした女子中学生(当時)らしいですが、巧い女優さんに成長しています。
今秋のNHK大阪の朝ドラ『カーネーション』のヒロインに決まっており、それも愉しみにしておきたいと思います。

登場人物少なくても時間や登場人物の距離感。映像、そして脚本の緻密で良質な作品が仕上がるのだなと感じました。

2年前に制作されたドラマですが、その公式サイトがまだ残っていて、キャストのページでは主演の原田芳雄さんの動画と手書きメッセージが読めるようになっています。

リンク:ドラマ「火の魚」|NHK広島放送局