今月15〜18日に、東京・日本橋(にほんばし)の「三越劇場」にて「OSK日本歌劇団」の東京公演が行われ、それをみのさんが観賞され、レポートを送って下さいました。

201109OSK東京公演

OSKの東京公演は劇団の創立90周年と、名橋「日本橋」の架橋100周年を記念しての公演だそうです。

以下、レポートです。
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9月17日(土)は日本橋の三越劇場でOSKの8年ぶりの東京公演を観劇しました。素敵なレビューを東京でも見る事が出来て、実に幸せですっ(にっこり)。

今回のレビューの正式なタイトルは「桜NIPPON 踊るOSK 〜Revue, the Classic〜」というそうですが、成程正統派レビューの原点、クラシックという感じがしました。今年5月頃に大阪の一心寺シアター他で上演されたプログラム「Burn The Passion!」を改編したようです。今年は「日本橋架橋百周年」で、その記念の上演でもあるらしく、確かに日舞レビューの歌の内容がお江戸の日本橋だった…一心寺版との差を比較したらきっと面白そう…見ていないのが残念です…。

会場の三越劇場は東京の、日本橋(「にほんばし」と発音するです。大阪ですと「にっぽんばし」ですよね〜たしか…)の、三越百貨店本店の中にあります。格調高いレトロな建物や、上品で親切な店員さんの接客ぶりは「如何にも本店」の上質さが漂います。都下北部辺境のガサツな育ちの自分は余りの場違いさに気圧され、まわれ右して帰りかけました〜(半ば冗談半ばマジ)。いや〜なかなか雰囲気の良い所でした(汗)。
#えと、都民ですけど自分、東京の中心部にはめったに行かないのであります…(とほほ)

構成は一部が30分の日舞レビュー。20分の休憩の後、一時間の洋舞レビューでした。
第一部の日舞レビューは兎に角きらびやかで楽しい!優美さよりはイキの良さを強調した印象で、歯切れ良いテンポは日舞が苦手の方にも楽しめますでせう。
途中で平安調の貴公子と美姫のロマンチックなシーン…と思いきや一転、早変わりで美姫が女妖と化し貴公子に襲いかかる…なんて景もダイナミックで見ごたえがあります。それにしてもOSKの娘役さんは、妖艶且つおっかない鬼女や妖魔の迫力を出すのが誠に上手ですねぇ〜。
フィナーレでは二枚の扇を効果的に見せる振り付け、ピシッと構築性の高い舞台に息を呑みました。皆さん切れ味鋭い動きで、舞台が一種、精緻な美術作品のようでありました。

第二部はドレスと燕尾服もあでやかなオープニングの洋舞レビュー。
途中で可憐な男の子達の歌あり、官能的な歌と悩ましい衣装の大人の女性美たっぷりのショーあり(殆どの紳士諸君は悩殺される筈だ!)、ダンディーなスーツ姿の男役のカッコいいシーンあり、と盛り沢山。レビューのあれこれいいとこどりという感じがしました。中でも情熱的なスパニッシュはいいですねぇ〜。OSKのダンスは何しろキレが良くて止めるポーズも綺麗ですから、カッコ良さも際立ちます。
圧巻はやはりラインダンス!少数精鋭13人で、舞台狭しと隊列が変形。「斜めに3列」、はたまた「4列で風車型にぐるぐる」など、見ている側は飽きる事がありません。それもハイキック又ハイキック…男の子が二人入っているのも良いアクセントですし、何より「高く上げた足の角度が綺麗に揃ってる!」。それで隊列が動くのですから、全くどれ程の鍛練の成果なのでせうか?真面目に感動の余り、涙が出てきてしまいましたよ…うるうる。
ラストは勿論「東京のSKDでも歌われていた」との紹介の後で「桜咲く国」。見事なバラソルの開閉に楽しい時間の幕が閉じました。

メンバーはトップの桜花昇ぼるさんはお見えではありませんでしたが、二番手の「貴公子」高世麻央さん、三番手の大物・桐生麻耶さん、娘役では可憐にして悪女役もコケティッシュな牧名ことりさん等、実力者揃いでした。中堅や若手も上手くなっているなぁ〜なんて思ったり。

公演プログラムには「OSK+SKD」と題した頁があり、往年の両歌劇団のプログラムが掲載されていました。如何に伝統があるか、改めてわかりました。
来年はOSK創設90周年だそうです。記念の年、是非是非また東京でも公演して欲しいと切望しています…こんな素敵なレビューが関西でしか見れないなんて嘘でせう?!
日本のレビュー文化は素晴らしいのです。是非とも首都圏の人間にも、OSKのイキのいいレビューをもっと味あわせて下さい…と。
桜の会(OSKのファングラブ)にお手紙しちゃおうと思いますぅ〜。
みの@本当にまじ感動しました拝
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以上。

リンク:
OSK日本歌劇団
三越劇場