24日火曜日は大阪・福島のABCホールでの、ABC(朝日放送)創立60周年記念の「上方落語をきく会」の第2日の公演へ。
ABC朝日放送上方落語をきく会
「上方落語をきく会」は朝日放送が昭和30年に第1回を初めて以来、定期的に開いている落語会で、今回は同局の創立60周年を記念して、23日より6日間連続で開かれる会の2日目の興行。

6日間のうち、殆どの公演は完売でした。

この会はABCラジオの同時生放送(無料放送)も兼ねていて(観客は入場料を払っているのだが)、開演前から観客に拍手の練習をさせたりしていました。
#通常の落語会ではなかなかみられません(笑)

この日の演目は以下の通り。

『コンパ大作戦』桂あやめ
延陽伯』桂文太
(CM)
藝談 笑福亭松之助×妹尾和夫
(CM)
親子酒』桂雀三郎
木津の勘助』笑福亭鶴光

三味線:内海英華
鳴り物:笑福亭喬若、笑福亭喬介
お茶子:青木裕美

ご案内:妹尾和夫、安井牧子、三代澤康司アナウンサー

※中入りナシ。

まず開演(放送開始)前に、案内役のお3人さんが登場。
いわゆる前節を兼ねたフリートークを展開していました。
前述の拍手の練習もあり、ロビーからよく聞こえました(その時点、私は客席に入っていなかった)

CMが終わり、放送に入るときには、拍手を強要されましたが、ノリのよいみなさんなので、みなさん拍手していました。みなさんマジメやし。

トップバッターは桂あやめさん、藝歴30年になるという彼女を前座といえるこの位置で拝めるのは珍しいと思う。こういう会ならでは。『コンパ大作戦』は彼女の創作。彼女の話はどこか劇画チック。

「田辺寄席」レギュラーの桂文太さんは、何もサポートなしで、高座まで辿りついておられました(このへんラジオで聴いてたかたはわからんかったと思います)耳だけを頼りにしているのかと。
文太さんはマクラは短く(ほとんどなく)いつもの軽妙な口調で『延陽伯(たらちね)』へ。
「あ〜ら我が君、あ〜ら我が君」。なんともいえない可笑しさ。会場を沸かせてました。

文太さんが高座を降りると、CMに入り(会場でもCMがスピーカーを通じて放送されました)、案内役の3人さん登場。
高座の脇に腰掛けがセッティングされ、「藝談」。
舞台袖よりゲストの笑福亭松之助さん登場。

「藝談」は妹尾和夫さんが質問を投げる形式で進められていたけど、妹尾さんの質問に絶妙な間で惚け(躱し)、会場の笑いを誘っていました。妹尾さんタジタジでした・・・というか、そもそも松之助さん相手に「藝談」なんて、無謀と思われた。
相手にならないというか。・・・実際そうだったし(笑)
朝日放送の「番組」として、こんな”ミスマッチ”を愉しむという趣向だったのかな?

松之助さんは終始惚けながら、粋やったです。

松之助さんが舞台から下がられると、CM。
「藝談」を終えた妹尾さん曰く「もう汗びっしょり」。
そりゃそうだろう。

藝談の後は再び落語。進行の三代澤アナウンサーが「続いては雀三郎さんで『親子酒』です」といったので、この会は観客にはクレジットしてなかったけど、ネタは事前に決まっていたのでしょうね。

雀三郎さんの『親子酒』は、新鮮味はないのだけども(笑)、十八番で会場をよく沸かせていました。

トリは鶴光さん。
マクラで振る噺を聴いていると、東京の寄席でよく使っている噺なのだろうと思いました。
噺に出てくる地名とか。そのほか云々。
『木津の勘助』は何度か聴いたことあるが、この噺は講談もの(しかも義侠)でもあるので、東京の寄席でウケがよさそうに思う。噺の途中で、小咄が入ったのには驚いたけど。

鶴光さんの高座が終わって、CM入らずに、案内役の3人さん登場し、鶴光さんとトーク。
鶴光さんちょっとサービストークが入った後、サイドに見た安井牧子さんを見て思わず「ええ女やなあ」と。

「放送の最中ですよ」旨のフォローが慌てて入っていたけども(笑)
鶴光さんの一言には大いに同感(笑)。彼女の艶っぽさは客席最後列からもよくわかりましたよ(爆)

終演は放送終了と大体同じ午後9時。
終演


なお、この興行は28日土曜日まで。
連日ABCラジオで生中継されるという。
チケットは木曜日に若干枚あるようです。
因みに木曜日のトリは笑福亭福笑さん。会場を思い切り、わっかせるでしょうな(笑)

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