7日水曜日は、「天満天神繁昌亭」での「紅寄席」へ。
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第8回紅寄席@天満天神繁昌亭
元々鑑賞予定になかったが、当日時間が空いたので、繁昌亭へ。当日券(立ち見)で入場。

この回の演目は以下の通り。

時うどん』笑福亭喬若
阿弥陀池』笑福亭由瓶
抜け雀』笑福亭三喬
(仲入り)
朗読 西靖(MBSアナウンサー)
『お楽しみ:錦木検校』笑福亭鶴瓶
相撲甚句 桂文福

この日の繁昌亭夜席はぎっしり満員。
そして普段と違うのは、古典に慣れてない客、落語に対してサラの観客が多かったこと。普段落語を聴かない人間を繁昌亭に呼ぶことができる鶴瓶さんの力なんですね。

開口は三喬門下の喬若さん。『時うどん』はこんもとがしっかりしているので、ききやすかった。
ただ、前述の通り、落語に対してサラの客が多かったので、客席はなかなかぬくもらんかったです。

二番手は鶴瓶門下の由瓶(ゆうへい)さん。
『阿弥陀池』は、額に汗しての熱演。
後半畳みかけるようにテンポを上げ、場内から笑いを誘っていました。

三喬さんは由瓶さんの熱演で高座に飛び散った汗を見て、皮肉交じりの笑い。
『抜け雀』は小田原城下が舞台やけど、この噺は上方が発祥。
三喬さんは、かわいいくすぐりを入れつつ、最後まできっちり。
いや、一カ所言い間違えた所あったけど、それはご愛嬌(微笑)

仲入り明けて、鶴瓶さん登場かと思ったら、高座に立っていたのは、MBSアナウンサーの西靖さん。
西靖さんの登場はこの日のプログラムにクレジットされていなかったこともおり、場内は驚きの歓声。
前日に鶴瓶さんから出演の依頼を受けたという西さんは鶴瓶師の『錦木検校』のマクラの部分を朗読形式で披露されました。
登場人物(江戸時代の士農工商に準じる盲人の階級制度)やこの日の背景を朗読されたのですが、本来は本編演じる噺家が行うことで。実験的企画な旨だったようで。色替わりな意味合いもあって西さんにマクラの朗読を依頼されたのかと思いました。
西さんが降りられた後、鶴瓶さん登場。
西さん起用の経緯を説明された後、『錦木検校』の本編へ。
二年前に聴いたときと比べ、アレンジを変えた所は見られず。
口演後に鶴瓶さん語っていましたが、この噺をモノにしたいと云っておられた。
細かいこといえば、江戸の大塚やのに、長屋の住人が大阪弁であることですが(笑)
最後は桂文福さんが登場し、相撲甚句。鶴瓶さんが慕い、この会を開く切欠になった桂文紅さん(故人)を忍びながら。

午後9時前に終演。
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