シネリーブル梅田で公開されている映画『らもトリップ』を観賞。
以下、ネタバレ(若干)含有。
RAMO  TRIP
作品は中島らもさんが書いた短編小説を原作にした短編映画3本に、その間をらもさんと生前、交流のあったみなさんが話すエピソードが挟んである攻勢でした。

そのみなさんが話す”けったい過ぎる”エピソードで映画館内が笑いが起こっていました。

喜劇映画を映画館で観たとき、笑いが起こる瞬間、自宅でビデオで観る感覚でなく、まるでライブの漫才や落語を聴いているのと同じ感覚になりました。

一番笑いをとっていたのは古田新太さんでした。
山内圭哉さんも結構笑いをとっていました。本人は笑わそうと思って話しているようには思いませんが。

3本の映画は、それぞれ、へび女、吸血鬼、クローンもので決してホラーではありませんでしたが、前の2本はシュールすぎて、ついていけてませんでした。

1本目のへび女の作品にはヒロインのお父さんに松尾貴史さんが出ていました。
キッチュ時代にはらもさんのエッセイにらもさん筆の似顔絵が登場していましたね。
そのへび女の作品のヒロインは小島藤子さんで、現在放映中の『カーネーション』の役とは違った役を演じきっていたと思いました。

2本目の吸血鬼の作品は嶋田久作さんがよかったです。

3本目のクローン人間の作品には主人公のクローン役だった諏訪太朗さんが秀逸でした。

3本の短編はいずれも標準語の芝居でした。
1本だけ大阪弁の作品があってもと思いましたが、この『らもトリップ』を拵えた(制作した)のは東京芸術大学の学生さんなようで。仕方がないのかと思いました。
それと字幕がとても小さくて、見づらかったです。
字幕小さいのは、お洒落ってことなんですかね。…ようわかりません。

ラストにライヴハウスで自身が創作した『いいんだぜ』を唄うらもさんがよかったです。
本当によかった。『いいんだぜ』。

大阪(シネリーブル梅田)での公開は23日で終了。
その後、名古屋、神戸(元町映画館)で上映されるようです。




リンク:映画『らもトリップ』@シネマトゥデイ