15日日曜日は「国立文楽劇場」での「人形浄瑠璃文楽」の公演を。
国立文楽劇場201204国立文楽劇場Poster
今回は夜の部で上演された『桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)』を幕見で観賞。
201204国立文楽劇場演目


国立文楽劇場の幕見席は客席左右両端の後ろ2列8席が対象。
一幕1500円。劇場全体が見渡せるのがいいけど、人形の細かい仕草を拝みたいなら、オペラグラスか双眼鏡が必要です。

噺は落語『胴乱の幸助』にも出てくる所謂「お半長」。実際に京都であった心中話を江戸時代に戯曲化されたようで。
心中するお半は14歳。長右衛門は38歳。親子といってもいいくらいの年の差。
吉田簑助さんによるお半が実に可愛く、そして色気があるんです。そんな娘が一緒になった旅先の宿で自分の部屋に飛び込んできたら、そりゃ、どうもないのがおかしいくらい(笑)

途中の「帯屋の段」では儀兵衛がじつに滑稽。
このシーンで登場人物が口にするのは、昔の上方の言葉やけど、難しくはないです。場内を沸かせ和ませるシーン。心中ものなので笑いがないと後半が辛いんでね。

因みに「帯屋」のあった柳馬場押小路(やなぎのばんばおしこうじ)虎石町の西側は今は蒲鉾の茨木屋さんがお店を構えていたようですが、先日店を移転されたようです。

文楽は解りづらい所もありますが、テーマ自体は今に通じる所があります。
言葉は上方(大阪)ですので、関西のかたのほうが話に入りやすいと思います。

理屈はともかく、まずは一度、ご覧になっては如何でしょう。

今月は30日まで国立文楽劇場で、来月(5月)は東京の国立劇場(三宅坂)で文楽の公演があります。

今月の国立文楽劇場での公演は明日19日は「休演」。20日より昼夜、演目が入れ替わります。

国立文楽劇場終演後


リンク:
国立文楽劇場|独立行政法人 日本芸術文化振興会
桂川連理柵(茨木屋のホームページ)