19日土曜日は、桃ヶ池公園市民活動センターでの「田辺寄席」昼席へ。
第604回田辺寄席-1
3ヶ月ぶりの「田辺寄席」。
気付かなかったのですが、各席の開演時間が10分早くなっているのですな。土曜昼席は「午後1時40分」だったのが「午後1時30分」に。文太さんの「開口0番」に間に合わせるのは、それより10分早く会場入りしておく必要ありますが。

程よい入り。余り混みすぎると落語に集中できないので。

年季の入った施設なので、会場内のパッケージエアコンのモーター音が時々、すごく高くなるのが耳に入りましたが、でも携帯着メロ鳴らされるよりは、ずっとマシでした。

この回の演目は以下の通り。

開口0番 桂文太
動物園』桂二葉(によう)
くしゃみ講釈』桂米二
向う付け』桂文太
(仲入り)
粗忽長屋』月亭八天
『火事場盗人』(小佐田定雄・作)桂米二
抽選会 文太・二葉

三味線:花登益子
鳴り物(主任):桂む雀
お茶子:井上麻衣子

文太さんの「開口0番」は「二番太鼓」について。
「二番太鼓」とは、開演を知らせる演奏のことで、文太さんの解説により、下座(お囃子)の太鼓のいろんな打ち方が紹介されていました。その演奏に文太さんの笛が加わって、ハーモニー♪

笛の演奏、結構難しそうに思いました。

噺家修業は噺の鍛錬だけではアカンのですな。

トップバッターの二葉(によう)さんは、本日2席受け持つ米二さんの二番弟子。
「田辺寄席」高座にあがるのは初めてなようで。
あの髪型に声が「子役」なので、一度見たら、忘れられないと思います。
田辺寄席世話人の大久保さんによると、彼女は東住吉区の出身で、会場近くの小中学校を出たようです。中学校に関しては今の私の自宅近くです(私は別の中学校でした)
地元での高座出演ということもあり、彼女の親御さんや近所のかたも観賞にこられていたようで。
噺のほうは『動物園』。緊張してたかな。

地元東住吉出身。応援したいと思います。

米二さんの一席目は『くしゃみ講釈』。
仕事の疲れで睡魔に襲われたのが痛恨でした。
噺のほうは米二さん演じるアホがおもしろく、CD化してほしいくらいなんですが(汗)
それにしても米二さん噺の中で指摘してたけど、「のぞきからくり」丸々歌えるくらいなら、八百屋行って買う商品の名前くらい覚えられるやろうて(笑)

中トリ文太さんは『向う付け』。
無筆(字が書けない人)が出てくる噺。江戸落語相当『三人無筆』。
字が書けなくても、機転を利かせて・・・・・サゲもよくて、聴いてて愉しい噺。

仲入りは15分。
中庭から見える「桃ヶ池」青々としてました。
第604回田辺寄席-2第604回田辺寄席-3

仲入り明けて、八天さん登場。
江戸落語『粗忽長屋』を上方バージョンで。くすぐりの入り具合などから、一門会で同行されている文珍さんから稽古付けてもらわはったかな。
このブログでは触れてなかったですが、八天さんは来春「七代目月亭文都」を襲名するという。
愉しみにしておこう。NGKでの襲名披露での”大師匠”可朝さんも愉しみにしておこう(笑)

米二さんの二席目は『火事場盗人』。小佐田定雄さん作の擬古典な噺ですが、それに触れなかったら、古典落語として通用する(笑)と思います。
ええ噺。上方落語はとにかく笑ってナンボやと思っているかたに聴いてほしい噺。
東京の会でもかけはったらええのにと思うけど。
米二さんが手がけている擬古典では三田純市・作の『まめだ』も好きな噺です。

トリの米二さんの噺が終わった後は、恒例の抽選会。
アシスタントの二葉さんは高座以外で舞台に立つのは慣れてないようで。会の進行について、文太さんから手取り足取りでレクチャーされていました。
彼女自身緊張していたようで。
出番を終えた師匠の米二さんも気が気でない様子で、弟子の”仕事ぶり”を客席後方から覗きにこられてました。
米二さんは高座では「あまり汗をかかなくなった」旨のこと云っておられてましたが、この抽選会での二葉さんには冷や汗タラタラやったんじゃないかと。

地元出身の二葉さん、応援したいと思います。

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