24日木曜日は、森ノ宮ピロティホールでの「立川志の輔独演会」の初日へ。
立川志の輔独演会@森ノ宮ピロティホール
5月24日から27日までの四日間連続で開かれる「立川志の輔独演会」の初日の公演へ。
当日券で入場しました。
予約なしで行ったのですが、1枚だけ残っていたそうで、ラッキーでした。

会場の「森ノ宮ピロティホール」の隣りは「日生球場」跡地で、近鉄バファローズファンにとっては懐かしい場所であります。
久々に降りた森ノ宮駅森ノ宮ピロティホール

このホールは日生球場があったときは「アピオ大阪(大阪市立労働会館)」と云っていました。
何年か前に改装され、今のホール名になったようで。
外装も以前に白から黄色に変わっていました。

会場内は1000席。ホール落語やるのにギリギリの大きさやと思います。
これ以上大きくなるとしんどいかな。
場内

演目は以下の通り。

『ハナコ』立川志の輔
(仲入り)
『中村仲蔵』立川志の輔

元々ネタ出しされていたのが『中村仲蔵』だけ。四日間同じ演目をかけるので、観賞予定のかたは以下は見ないで下さい。ネタバレ含有。

一席目は志の輔さん創作の旅館での噺。
食肉偽装が話題になったときに拵えられたのかな。ハナコなんて云われたら食べずらいもんで(笑)

15分間の休憩ののち、『中村仲蔵』。
場内を暗くして、志の輔さん登場。
出囃子は曲名は失念だが、談志さんと同じだったか。袴姿で登場。

『中村仲蔵』という古典落語があることは知っていたのですが、ちゃんと聴いたことがなかったです。
江戸時代に実在した「中村仲蔵」という歌舞伎俳優の主人公にした噺というぐらいしか知らんかったのですが。
『中村仲蔵』は元々60分近い噺だそうですが、これを志の輔さんは、前半に仲蔵が歌舞伎俳優の最高位である「名代(なだい)」になるまで。後半は仲蔵が「名代」になって初めて演じた『仮名手本忠臣蔵』五段目の「斧定九郎」について。後半は元々の噺かと思いました。元々の噺だけだと現在の客がついてこれるかわからんので、構成を再構築したのかと思いました。決してマジメ一辺倒ではない人間臭い仲蔵に描かれていました。
噺の所々で解説を巧いこと入れられてて、そこらの歌舞伎ガイドものより判りやすかったです。
この噺を聴いたら、歌舞伎を見に来たくなると思いました。
丁度、今月は大阪(松竹座)で歌舞伎やってますし(微笑)

後半は見事に嵌りました。
1時間半の『中村仲蔵』。途中で前の席のほうで携帯電話が鳴ったのは残念でしたが、それが気にならないほど志の輔さんの熱演に嵌りました。
最後までダレずに愉しめました。
観客の殆どは寝ずに演じきられたときは場内じゅうカーテンコール。
落語会というより有名な音楽家のコンサートに来たように感じました。

最高の舞台でした。
CD化ならないかな。

森ノ宮ピロティホールでの公演は27日日曜日まで。
27日公演分は完売でした。
立川志の輔独演会@森ノ宮

リンク:
第44話落語「中村仲蔵」@落語の舞台を歩く
志の輔らくごウェブサイト
森ノ宮ピロティホール