6日木曜日は、東京・内幸町(うちさいわいちょう)ホールでの六代目笑福亭松喬(しょきょう)さんの会へ。

千代田区立内幸町ホール第2回松喬ひとり舞台東京編
この日は、別に都合があって仕事を休みました。
それが終わって、東京へ。

内幸町ホールは初めて行くところ。

東京では落語会の定席なようで。
上方では、桂米二さんとか米朝一門のかたがたがよく会を開いている会場。

会場はJR・地下鉄新橋駅から地下通路で直結している。雨に濡れずに行けるのは嬉しい。

200席近くある客席は18時半の開演ごろには、ほぼ満席になりました。
内幸町ホール場内

この日の演目は以下の通り。

子ほめ』笑福亭羽光(うこう)
豊竹屋』笑福亭生喬
はてなの茶碗』六代目笑福亭松喬
(仲入り)
お文さん』六代目笑福亭松喬

開口は松喬さんの兄弟子鶴光門下の羽光さん。
松竹芸能所属で関西のテレビ番組にでも出ているようだが。
東京の寄席で弟子修業しているようで。

東京を拠点にしているけど、上方のことばが訛ること操れている。
フラもあるし、・・・・今後が楽しみ。

2人目は松喬門下の生喬さん。
噺は浄瑠璃モノの『豊竹屋』。体格よくて声量豊富な生喬さんに合うた噺だと思う。
マクラでは上方落語を口演するのに使用する見台、膝隠し、扇子、小拍子についてきっちり説明されてました。
上方では今更なのだが、東京の落語ファンには珍しいものだと思う。

生喬さん終わって、松喬さん登場。

一席目は『はてなの茶碗』。いわゆる茶金の噺。
京都と大阪の人間の気質の違いが出た噺であるけれど、大坂出身の油屋のやたけたぶりが強調されているのは笑福亭のかたやからかな。

仲入り明けて、二席目は『お文さん』。
生では初めて聴く噺。
噺の舞台である大坂船場の北御堂、南御堂の由来と、浄土真宗の教典について。浄土真宗の教典の名前が「おふみさん」といわれていたようで。
三人の女性と丁稚の演じ分けが秀逸。
本妻とおてかけさん(お妾さんのこと。手を掛けるか目を掛けるかの違い(笑))は実際に女優さん建たせて演じているところ見たいなな。

松喬さんは一席目のマクラで自身が患っている病気について。
松喬さんが末期癌であることが最近知りました。
病気療養は知っていたのですが、手術もできないほど病状が進んでいたとは。
抗がん剤の影響で、以前よりはすっかり痩せられて、痩せた分、声が軽くなったように感じました。噺が進むについて、会場をよく沸かせていました。
会場の笑いが松喬さんにとっての一番の抗がん剤でしょう。

また松喬さんの噺を聴きたい。

リンク:
千代田区立内幸町ホール
奇跡の源は「笑いの力」 末期がんと闘う笑福亭松喬さん(産経新聞の記事です)
御文(おふみさん): おかげさまで

(2017.10.26 23:08追記)
松喬さんの名前に「六代目」を追記しました。
三喬さんが継がれた「七代目」と区別する為です。

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