１月３日水曜日は東京ドームでアメリカンフットボールの「第65ライスボウル」。
NHK-BSの生中継で試合を確認しました。
NHK-BSの生中継で試合を確認しました。
NHK中継のゲストは大相撲の「稀勢の里」関。
アメフトのファンであることは意外。NFLをよく観るようで。
彼の相撲のスタイルからアメフト好きは想像できなかったのですが（汗）
前回、関学が多くのプレーを準備し、王者シーガルズを苦しめたことが記憶に新しく、今回も期待。
試合は第１クォーターにシーガルズが古谷選手のタッチダウンで先制。
第２クォーターはパント合戦でしたが、関学は前半最後のドライブで、スペシャルプレー。
QBの位置に入った鷺野選手が左に走り込むと、エンドゾーンに走り込む望月選手へのタッチダウンパスが決まりました。続くTFPで同点に追い付き、ハーフタイムを迎えました。
関学は第２クォーターから「ワイルドキャット」を多様。
QBを固定しない作戦でとりました。
第３クォーターは、２分にシーガルズが勝ち越し。
相手陣20ヤード付近からQB菅原俊選手からWR木下典明選手への足元へのパスが決まり、タッチダウン。
足元へのパスは狙ってのものだったようで。木下選手の高い運動能力を信頼してのプレーだったのでしょう。
そして第４クォーター。
試合終了まで残り10分になってからの攻防は見応えありました。
関学は自陣エンドゾーンまで残り４ヤードでのシーガルズ木下選手のファンブルを関学の34番鳥内将希選手がリカバー。
攻撃権は関学に。
この後、関学は自陣18ヤード付近からの4thダウン。
ギャンブルプレーの布陣じゃないので、そのままパントかと思ったら、騙されました。
キッカーはわざと浮かせたボールを空振りし、右から近づいた選手にパス。
一気にランプレーでダウン更新を成功させるというスペシャルプレーでした！
この後、ダウン更新を続け、残り４分７秒での敵陣16ヤード地点での4thダウンギャンブル。
シーガルズの守備陣にパスコースを塞がれたQB畑卓志郎選手は、ボールを投げる振りをしながら、右へスクランブルしダウン更新。
鳥内監督も想定してなかったようで、思わず笑みを零していました。
そして残り３分ちょうどに望月選手がタッチダウンを決め、スコア13対14の一点差。
続く２点コンバージョンでは、QB畑選手から後方の望月選手へバックパス。
望月選手は相手DFを惹きつけて、エンドゾーンの小山選手へバレーボールのトスのような前パス。
これが決まり、スコア15対14と逆転。
２点コンバージョン用のスペシャルプレーを「この日のため」に用意していた関西学院。恐るべし。
残り時間１分39秒。
シーガルズの攻撃で、関学の鳥内選手がインターセプト。攻撃権は関学に。
アメリカンフットボールでの１回の攻撃はだいたい40秒ほどかかるので、この後の関学はダウン更新すれば、ほぼ逃げ切れることが間違いないといえますが、シーガルズは関学がダウン更新できないことを前提に、残っているタイムアウト２回を消化し、関学に時間稼ぎさせない策をとります。
残り時間は41秒。
関学はダウン更新できず。パント攻撃。
関学はパントリターンを避け、大きく奥に蹴り込む必要があるのですが、キッカー堀本選手は裏を読み、ライナー性の低いパントを蹴りましたが、シーガルズのリターナーはこれを読んでて、前に出てキャッチ。裏目。
残り34秒からシーガルズの攻撃。
QB菅原選手はパスを次々決め（ボールをサイドゾーンに投げ、パスを受けたレシーバーをゾーン外へ出させ、時計を止める巧妙なプレーもあり）、残り１ヤード。
試合終了までの残り18秒。
そして、QB菅原選手からのボールを受けたRB古谷拓也選手が走り込み、再逆転のタッチダウン。
キックも決まって、スコアは18対10。
残り10秒。
関学はキックオブリターンタッチダウンを狙いましたが、失敗。
残り時間２秒。
ロングパスはキャッチを失敗し、試合終了。
結果、シーガルズのライスボウル３連覇が決まりました。
見応えたっぷりのゲームでした。
最後は社会人の勝負巧さが勝ったように思いました。
それにしても、スペシャルプレーの数々を用意、社会人王者を最後まで苦しめた関西学院。
改めて恐るべしでした。
◆１月３日 東京ドーム
関西学院大学ファイターズ 15−21 オービックシーガルズ
関学 ０ ７ ０ ８｜15
オー ７ ０ ７ ７｜21
リンク：試合結果＠関西学院大学体育会アメリカンフットボール部FIGHTERS
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アメフトのファンであることは意外。NFLをよく観るようで。
彼の相撲のスタイルからアメフト好きは想像できなかったのですが（汗）
前回、関学が多くのプレーを準備し、王者シーガルズを苦しめたことが記憶に新しく、今回も期待。
試合は第１クォーターにシーガルズが古谷選手のタッチダウンで先制。
第２クォーターはパント合戦でしたが、関学は前半最後のドライブで、スペシャルプレー。
QBの位置に入った鷺野選手が左に走り込むと、エンドゾーンに走り込む望月選手へのタッチダウンパスが決まりました。続くTFPで同点に追い付き、ハーフタイムを迎えました。
関学は第２クォーターから「ワイルドキャット」を多様。
QBを固定しない作戦でとりました。
第３クォーターは、２分にシーガルズが勝ち越し。
相手陣20ヤード付近からQB菅原俊選手からWR木下典明選手への足元へのパスが決まり、タッチダウン。
足元へのパスは狙ってのものだったようで。木下選手の高い運動能力を信頼してのプレーだったのでしょう。
そして第４クォーター。
試合終了まで残り10分になってからの攻防は見応えありました。
関学は自陣エンドゾーンまで残り４ヤードでのシーガルズ木下選手のファンブルを関学の34番鳥内将希選手がリカバー。
攻撃権は関学に。
この後、関学は自陣18ヤード付近からの4thダウン。
ギャンブルプレーの布陣じゃないので、そのままパントかと思ったら、騙されました。
キッカーはわざと浮かせたボールを空振りし、右から近づいた選手にパス。
一気にランプレーでダウン更新を成功させるというスペシャルプレーでした！
この後、ダウン更新を続け、残り４分７秒での敵陣16ヤード地点での4thダウンギャンブル。
シーガルズの守備陣にパスコースを塞がれたQB畑卓志郎選手は、ボールを投げる振りをしながら、右へスクランブルしダウン更新。
鳥内監督も想定してなかったようで、思わず笑みを零していました。
そして残り３分ちょうどに望月選手がタッチダウンを決め、スコア13対14の一点差。
続く２点コンバージョンでは、QB畑選手から後方の望月選手へバックパス。
望月選手は相手DFを惹きつけて、エンドゾーンの小山選手へバレーボールのトスのような前パス。
これが決まり、スコア15対14と逆転。
２点コンバージョン用のスペシャルプレーを「この日のため」に用意していた関西学院。恐るべし。
残り時間１分39秒。
シーガルズの攻撃で、関学の鳥内選手がインターセプト。攻撃権は関学に。
アメリカンフットボールでの１回の攻撃はだいたい40秒ほどかかるので、この後の関学はダウン更新すれば、ほぼ逃げ切れることが間違いないといえますが、シーガルズは関学がダウン更新できないことを前提に、残っているタイムアウト２回を消化し、関学に時間稼ぎさせない策をとります。
残り時間は41秒。
関学はダウン更新できず。パント攻撃。
関学はパントリターンを避け、大きく奥に蹴り込む必要があるのですが、キッカー堀本選手は裏を読み、ライナー性の低いパントを蹴りましたが、シーガルズのリターナーはこれを読んでて、前に出てキャッチ。裏目。
残り34秒からシーガルズの攻撃。
QB菅原選手はパスを次々決め（ボールをサイドゾーンに投げ、パスを受けたレシーバーをゾーン外へ出させ、時計を止める巧妙なプレーもあり）、残り１ヤード。
試合終了までの残り18秒。
そして、QB菅原選手からのボールを受けたRB古谷拓也選手が走り込み、再逆転のタッチダウン。
キックも決まって、スコアは18対10。
残り10秒。
関学はキックオブリターンタッチダウンを狙いましたが、失敗。
残り時間２秒。
ロングパスはキャッチを失敗し、試合終了。
結果、シーガルズのライスボウル３連覇が決まりました。
見応えたっぷりのゲームでした。
最後は社会人の勝負巧さが勝ったように思いました。
それにしても、スペシャルプレーの数々を用意、社会人王者を最後まで苦しめた関西学院。
改めて恐るべしでした。
◆１月３日 東京ドーム
関西学院大学ファイターズ 15−21 オービックシーガルズ
関学 ０ ７ ０ ８｜15
オー ７ ０ ７ ７｜21
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