10月5日土曜日は、大阪松竹座での「十月花形歌舞伎」夜の部の公演へ。
大阪松竹座十月花形歌舞伎
夜の部公演で、歌舞伎の演目『夏祭浪花鑑(なつまつり なにわかがみ)』が通し狂言で上演されることがわかり、観賞した次第。

今回の公演は片岡愛之助さんが「座頭(ざがしら)」として昼夜全演目に出演。

その愛之助さん演じる、向こう気が強くキレやすい主人公「団七九郎兵衛」を熱演。
舅義平次殺しの場面は気魄満点で、笑いも入った。

人間は誰しもどこか可笑しさがあって、それが描かれてた。
そして殺し場面の様式美。

TVドラマの「必殺」にもいえるが、殺しの場面が美しいのだ。
だんじり囃子が響き凄惨な場面なんだが。

今回は愛之助さん演じる主人公だけでなく、脇の役者もキャラ立ってて、好演でした。
仇役の舅義平次役の嵐橘三郎さん。カネのためなら手段選ばん何でもする義平次の憎々しさ、そして自身の可笑しさを演じきってました。
歌舞伎公演のプログラムで大きく載らない俳優さんですが、素晴らしい演技をするかたがいるとは思いませんでした。

一寸徳兵衛の中村亀鶴さん、あかんたれな磯之丞を演じた坂東薪車さん、コミカルでイチモツもつ番頭役の市川猿弥さん。

どなたも素晴らしかったです。

因みに演目は

序 幕「お鯛茶屋の場」
   「住吉鳥居前の場」
二幕目「内本町道具屋の場」
   「横堀番小屋の場」
(幕間30分)
三幕目「釣舟三婦内の場」
   「長町裏の場」
(幕間15分)
大 詰「田島町団七内の場」
   「同  大屋根の場」


公演は27日日曜日まで。
幕見席が設定されているが、夜の部は通しでご覧になることをお勧めします。
十月花形歌舞伎幕見席の案内




リンク:
大阪松竹座−歌舞伎・演劇|松竹株式会社
十月花形歌舞伎 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

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