8月8日金曜日は、なんばグランド花月での桂文珍さんの独演会「88文珍デー」へ。
NGK第32回吉例桂文珍独演会@NGK
今年で32回目になるという。
旧なんば花月時代から32年連続8月8日の開催。
NGK客席内

同じ日での連続開催は珍しいのではないかと思います。
以前はサンケイホールでの米朝さんの独演会とかがあるくらい?

文珍さんの独演会の観客は年配の女性が多いです。
おばちゃん、おばあちゃんが共感する噺をマクラでされるからでしょう。

私の座席は後ろから2列目のもっとも通路側。
理由は後述(微笑)
因みにその後ろの最後列にはどこかで見掛けた事のある紳士が…後で吉本興業の吉野伊佐男社長とわかりました。

演目は。

初天神』桂珍幻彩
『新版狸賽(たぬさい)』桂楽珍
『萬両』桂文珍
(仲入り)
短命』立川生志
お血脈』桂文珍

三味線:内海英華

開口一番。若手の出囃子『石段』に乗って、文珍さん本人が「桂珍幻彩」で登場。
3席演じる独演会で、うち1席を「若いときにできなかった噺を」という趣旨で、前座名で登場し、前座噺を掛けるのだろうです。
文珍さんで『初天神』。そりゃ開口から爆笑の連続です。
この日文珍さんは、昼のNGK通常公演で何度か出番があったそうで、十分に体が温もっている状態だったそうです(笑)

文珍さん『初天神』の後は、一番弟子の楽珍さん。
31年前の第1回文珍独演会でも前座を務められたそうです。
噺は『新版狸賽』。古典の『狸賽』の新バージョン。
ラストのサゲまでが替わってました。
ネタバレすると、博奕仲間まで全て狸だった。
こちらのほうがしっくり来る人もいるでしょうね。
『新版狸賽』というより『狸賽・楽珍の型』でなってったらええでしょうね。

文珍さんの二席目は『萬両』。
初めて耳にする噺かと思ったら『お文さん』の新版でした。後半が『お文さん』と噺変わってました。

仲入り明けて、ゲストは東京から立川生志さん。
サラリーマンを経て談志さんに入門されたようで。見た目と違って年齢が50歳を超えられているのは意外。
マクラは自身の交通事故の実録ドキュメント。鉄板ネタにあってて、十分元とられたんやないかと思います。
噺は『短命』。交通事故のネタを振ったのはこの噺を演じる為か。

文珍さんの3席目は『お血脈』。
古典ですが、マクラから、現代のアイテムやら即興ネタ入ったけど、噺の根本は崩れない、崩れない。
そして客席は私も含めて、爆笑。爆笑。
これぞ藝の力。

午後7時開演と昨年より早くなったので、午後9時半まで終演でした。
ラク〜。

終演直後、会場を後にしました。
88文珍デーでは、会場の入口で飾られてた花輪を崩して、花束にして観客に配られます。
座席を後ろから二番目の通路側にしたのは、この花束が目当て。
今年も、エエ花を頂戴して、帰路につけました。
花束



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