大阪は西田辺(阿倍野区長池町)にある、世界企業「シャープ(SHARP)」の本社です。
SHARP本社@大阪・西田辺

シャープは1912年に東京で創業。シャープペンシルを発明。爆発的に売れたようだ。
社名@SHARP本社

しかし、1925年の関東大震災で家族とシャープペンシル工場を失った創業者早川徳次氏は、再起を図る為、大阪に移ることを決意。

今の本社ビルがある阿倍野区長池町に本社工場を設けた。
1925年に鉱石ラジオを「シャープ」の名前で販売。同社の主力商品に。

戦後には国産テレビ第1号。
カシオ計算機との凌ぎを削る電卓の開発競争は有名ですね。
電子レンジもシャープが最初に開発したようだ。

経営信条の「誠意と創意」は本社ビル入口横の社名盤にも。
誠意と創意@SHARP本社


オリジナリティあふれる商品が多かったシャープでしたが、液晶テレビが売れ出したのはよかったが、「一極集中のリスク」が考えられなかったのが残念。

結局は2000億円の赤字。
先日、西田辺の本社ビルを売却するという新聞報道が。

売却されるのは本社ビルだけか。
南港通り向かいの田辺ビルもなのか。
SHARP本社ビルと田辺ビル


地元企業で、世界に誇れる技術と高い品質の商品を出す企業だったのに。

大量リストラ(しかも希望退職)を出すと、優秀が技術者が離れてしまう。
企業として弱体化する。

シャープらしい商品(抽象的だが)を期待したい。

テレビ(アクオス)に限らず、レコーダー、冷蔵庫(左右開き)、エアコン(プラズマプラスター)に
かつてはノートパソコン(メビウス)までシャープ製品を揃えた1ユーザーからそう思います。


シャープ株式会社
大阪市阿倍野区長池町22番22号
地図


リンク:
シャープ公式サイト
シャープ100年史
シャープ、本社ビル売却・3千人希望退職 経営再建加速@朝日新聞

(2016.12.22 21:00追記)
シャープは2016年7月に本社を堺市内のシャープ堺工場内に移転。
西田辺の本社ビルと田辺ビルそれぞれを「ニトリ」と、マンションディベロッパーの「NTT都市開発」に売却したが、田辺ビルは9月にNTT都市計画から買い戻したようだ。
本社ビルについてニトリから買い戻し要求しているようだが、ニトリは拒んでいるとのこと。

あの場所にニトリが来られても、迷惑な話。
タダでさえ渋滞する目の前の南港通りがさらなる渋滞に。
シャープが買い戻して欲しい。天国にいる創業者、早川さんもそう思っているはず。

リンク:本社移転のお知らせ@シャープ株式会社


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