元大阪近鉄バファローズの投手で、バファローズ在籍当時に脳腫瘍から復活登板を果たした盛田幸妃(もりた・こうき)さんが、再発した腫瘍で亡くなったそうです。45歳。
盛田幸妃さん(朝日新聞より)


ただただ、ショック。

盛田さんは、北海道出身で、函館有斗高から1988年にホエールズ(現・ベイスターズ)に入団。近鉄バファローズに移籍した1998年に「脳腫瘍」に侵されていることが判明し、手術。
翌1999年に1軍復帰。2001年には2勝を挙げ、カムバック賞を受賞しました。
2012年に現役引退後は、野球解説者として活動していました。

以下は、朝日新聞に掲載された関係各氏の話。

元近鉄バファローズ監督の梨田昌孝氏の話
「僕が2軍監督の頃に彼が病気になって、1軍監督の時に復帰して頑張ってくれた。病気の影響で足がしびれるなど、キャンプ中も思うように体が動かなくて相当悔しそうにしていたのを覚えている。そこから復帰した。熱い気持ちで、鋭いシュートで打者に向かっていく投手。時々球場で会うと、『元気ですよ』と言っていたのに。ショックですね」

ベイスターズ時代に同僚だったイーグルス斎藤隆投手
「非常に残念です。彼とは同い年ですが、よき友であり、よきライバルでした。あのえぐるようなシュートは今でも鮮明に覚えていますし、投手としての能力が高く、何よりもマウンド度胸がすごかった。私もたくさんのことを学ばせてもらいましたし、参考にさせてもらいました。彼がそれまでブルペンを支えてくれて、たくさんのものを残してくれたからこそ1998年の横浜ベイスターズ日本一があったと思います。(移籍して)その優勝の喜びを一緒に味わえなかったことは心残りですが、あまりにも若すぎます。心よりお悔やみ申し上げます」

ベイスターズ時代に同僚だったドラゴンズ谷繁元信監督
「大洋に入団した時から常に一緒にやっていた方で、野球も必死にお互い取り組み、プライベートでもよくしていただきました。体調が悪いことは知っていました。いろんなことを考えると本当に寂しい。ゆっくり休んでほしいです。ご冥福をお祈りいたします」

バファローズ時代に同僚だったドラゴンズ大塚晶文投手コーチ
「突然のことで信じられません。盛田さんには病気から立ち直って復活するという、あきらめない気持ちを教わりました。僕も5回の手術をして、マウンドに必ず戻るという気持ちは盛田さんの姿を見たからこそでした。今はただご冥福をお祈りいたします」


リンク:元近鉄の投手、盛田幸妃さん死去 脳腫瘍から復帰し登板@朝日新聞