『沈黙-サイレンス-(Silence)』を「TOHOシネマズ浜松」のレイトショーで観賞。
以下ネタバレ含有。
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公開して2週間。
静岡県西部では浜松だけ平日夜に上映しているので、ザザシティ上階のTOHO浜松へ。
プレミアスクリーンにて。
イスだけでなく音響が抜群だった。
ここでレイトショー料金1300円で得だった。
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遠藤周作さんが50年前に出した小説『沈黙』が原作。
その世界感をマーティン・スコセッシ監督が再現している。

撮影されたのは台湾なようですが、日本だった。

BGMは自然な音だけで、淡々と。小鳥のさえずり、水飛沫、ほかetc。

凄まじいキリシタン迫害が描かれている。
ときに目を伏せたくなる場も。

邦画やドラマは最近ソフトな描写なので、開始早々、さらし首が登場したり
主演張るようような人気男優の首を打ち落とされ、ごろごろなシーンはないと思う。
#所属事務所が留めそうな・・・。
そこは巨匠・スコセッシの為せる力かな。

この作品に多くの日本人キャストが出演していたが。
その出演者も熱演、好演だった。浅野忠信、窪塚洋介、笈田ヨシ、etc。

キリシタンのモキチ役で出ていた「塚本晋也」監督が、海辺で海水に飲まれながらも磔にされるシーン。スタント無し。磔にされながらも歌い上げる塚本監督の歌声が非常に印象ぶかかった。
叫ぶ訳でない。静かに歌い上げるのが。

ほか、注目している「小松菜奈」がキリシタンのモニカ役で出演。
汚いメークと衣裳なんだが、声と可愛さで彼女と解りました。
モニカ@小松菜奈

何シーンか彼女が叫びを揚げるシーンがあるのですが、処刑される前に主人公のロドリゴ神父に助けを呼ぶ(訴える)その声が強烈でした。感情全開でした。
#スコセッシ監督に評価されたのが、よくわかりました。

最期、顔出し簀巻きにされたまま、舟から海に落とされるのですが。
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落とされた後、棒で海に押さえつけてされているのは、本人でなく人形かな。

後半はロドリゴ神父に棄教を迫るシーンと棄教後の話。
邦画より時代考証が出来ているのは驚きました。

日本の、東映のスタッフとか参加している訳でないのに、きっちり時代劇が出来ているのに驚きました。

井上肥後守を演じたイッセー尾形さんを見るのは、10年以上前に大阪・阿倍野「近鉄アート館」での一人芝居『イッセー尾形の都市生活カタログ』以来のはず。
キリシタン弾圧を指揮している、まあ悪役な立場ですが。
原作でもそうですが完全悪ではないんです。だからイッセーさんの起用になったかな。

生きてるよりは、死んでして天国に召されたほうが…と思うほど、当時の農民の悲惨極まりない生活だったことがこの作品で、全世界のかたに伝わるんじゃないかと思います。
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リンク:
映画『沈黙-サイレンス-』公式サイト
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