先日、京都は車屋町通二条下ルにある蕎麦処「本家尾張屋本店」で「宝来そば」を。
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5段重ねの蒸籠(せいろ)蕎麦に、薬味が盛られた籠。
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そして、〆に蕎麦湯が入った急須。湯呑み。

蒸籠の蕎麦に、薬味を盛って、それに蕎麦汁を掛ける。
割子そばのような・・。

案内のチラシは日英併記(裏面に英語表記)。
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具には小海老の天麩羅があって、それがいつも揚げたてが供されます。
この天麩羅が旨い。
蕎麦に盛らずに、そのまま食べても十分旨い。

蕎麦のお代わりは、1段ずつできます。
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食べ終えたら、急須の蕎麦湯を湯呑みへ。
湯呑みには桜の花弁が入ってて、桜の香りが。

尾張屋のサイトによると、「宝来そば」の「宝来」とは嘗て、蕎麦が宝を集める縁起の良い食べ物として、別名「宝来」と呼ばれていたことに基づくとのこと。
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室町時代のこと、金箔職人が仕事の後で、部屋に散った細かな金箔を集めるために蕎麦粉を撒いて、篩(ふるい)にかけて飛び散った金箔だけを集めていました。
蕎麦粉が金=宝を集めることから、「縁起が良い」ということで「宝来」と呼ばれるようになり、大晦日などに蕎麦を食べる風習が広まったと謂われているそうです。

本家尾張屋は、室町時代の1465年(寛文6年)創業。
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元々は菓子屋だったのが、蕎麦屋に転業し、江戸時代には御用蕎麦司に。
現存する蕎麦屋としてはおそらく日本で最古なようです。

蕎麦切りは江戸時代以降の物なので、蕎麦屋に転業したころは、蕎麦餅を売っていたのでしょう。
その看板が表に掲げられてています。
今も蕎麦餅売っています。

車屋町二条の本店は、木造2階建てのかなり年季の入った建物です。
一階にも客席がありますが、大抵は入口入って急な階段を上って、2階に通されます。
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本家尾張屋本店
京都市中京区車屋町通二条下ル仁王門突抜町322
075-231-3446
9:00〜19:00
蕎麦処は11:00〜19:00(L.O.18:30)
定休:元日と1月2日
地下鉄烏丸御池駅1番出口から北へ徒歩2分
地図

リンク:
御用蕎麦司 本家尾張屋(公式サイト)