9月16日土曜日は、「田辺寄席」昼席へ。
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3ヶ月ぶりの「田辺寄席」。台風接近、雨の中にもかかわらず、会場の「桃ヶ池公園市民活動センター」は大入りで驚きました。

演目は

開口0番 桂文太
金明竹』露の新幸
『へくさの最中』(小佐田定雄・作)桂かい枝
善哉公社』桂文太
(仲入り)
講談『曲馬団の女』旭堂南湖
茶屋迎い』桂かい枝
抽選会

三味線:花登益子
鳴り物(主任):桂む雀
お茶子:井上麻衣子

文太さんの開口0番は、講談師の旭堂南陵さん(先代)について。
お弟子さんの南湖さんを交えて。

トップバッターの新幸(しんこう)さん。
露の新治さんのお弟子さん。雰囲気が師匠に似ている。
『金明竹』。よく繰られるようで、聞きやすかった。

二番手はかい枝さん。
噺の『へくさの最中』。演題だけ残る古典噺を落語作家の小佐田定雄さんが演題からひとつの噺をイメージして起こされたようで。
「へくさ」とは「屁(へ)臭(くさ)」。
若い女子の恋バナ。綺麗なサゲ。
かい枝さんは古い噺を発掘したという意味で「古墳落語」と呼んでました。

中トリは文太さん。
噺は『善哉公社』。
文太さんの指摘通り、この噺が出来たときと違い今のお役所は大分接客よくなりましたねえ。
『善哉公社』のまんまの役所やったら、袋だたきもんだろう(笑)

仲入り明けて、講談師の旭堂南湖さんで『曲馬団の女』。
「曲馬団」とは曲馬・軽業・奇術などを興行した一座のことらしい。
先の戦争で、新聞で戦死の記事を見つけた元曲馬団の女が香典泥棒を企てるのが噺の始まり…。
最後は劇的展開!
映像化できそうな作品。

トリはかい枝さんで『茶屋迎い』。
以前、かい枝さんの兄弟子の桂文珍さんの口演で聴いたことがあります。
船場の商家で茶屋遊びに耽る若旦那を迎いに、店の者を使いにやらすのですが、帰ってこない。最後には店の主人まで茶屋に。エスカレートしていく様がおもろい噺。

田辺寄席は、来月の土曜昼席(10月21日)で「通算800回」を迎えるとのこと。
終演後のパーティー参加を募集しているようです。


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滅んだ噺を復活、古典ならぬ古墳落語 | ニュース | Lmaga.jp