リアルタイムは横浜でラグビー日本代表戦の観戦があったため、ニッポン放送の中継で確認し、帰宅後にフジテレビの中継をビデオで視聴しました。
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Jリーグは59000席完売をリリースしていたが、実際は数千席は来場がなかったようだ。

フジテレビ副音声の解説は、水沼貴史さん。
両軍の情報に詳しい。ジョン・カビラ氏の進行で、最後まで聴きました。

試合は開始早々にセレッソが先制。
相手CBのパスミスをFW杉本健勇選手が見逃さず、先制ゴールに結びつけました。
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その後は、規律もった守備で、フロンターレ攻撃陣を封じていました。
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全体的に守備の意識が強く、とくに中盤でのソウザ選手が獅子奮迅の活躍でした。

彼が先発出場していないフロンターレとの前回対戦(9月30日のリーグ戦@等々力)では5失点したこともあって、彼のいる日いない日の差が非常によくわかりました。

長くスコア1−0が続きましたが、後半のロスタイムに入って2得点目。
カウンターから最後はソウザ選手。相手GKの飛び出しを躱して、冷静にシュート。
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これまでタイトル懸かった試合では試合終了寸前にタイトルを逃す失点があったセレッソ。
リアルタイムではソウザのゴールが決まった瞬間に、勝利を確信し、ラジオを切りました。

ついに初戴冠。
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インタビューで杉本選手が応えていましたが、今季のルヴァン杯はリーグ戦とは別メンバーで臨んでて彼らの高いモチベーション(グループリーグから無敗だった)がこのタイトルをもたらしたと思っております。
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◆11月4日 埼玉スタジアム2002

C大阪 2−0 川崎
(前半1−0)
(後半1−0)

【得点者】杉本健勇、ソウザ(C大阪)

MVP:杉本健勇(C大阪)
観衆:53,452人

リンク:試合結果@セレッソ大阪公式ファンサイト


以下、尹晶煥監督、田中裕介選手の話(セレッソ大阪公式ファンサイトより。)
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●尹晶煥監督(セレッソ)
「今日、この場までたどり着くのは本当に簡単ではなく、平らな道ではなかったのですが、僕らの選手たちは、ここまで1回も負けることなく優勝できました。そういったことができるとは思いもよらなかったのですが、本当にすばらしいことをやったと思います。本当に、選手たちに『ありがとう、そしてご苦労さま』というメッセージを送りたいと思います。
今日の決勝では、今まであまりルヴァンカップに出ていなかった選手たちが中心になって戦いました。この前の試合までルヴァンカップで走ってきてくれた選手の分まで出し切ってくれたと思います。本当に、責任感を持って、最後まで走り切ってくれたと思います。今回、僕らが優勝したのは、選手だけではなく、大勢のサポーターの皆さんと、フロント、コーチングスタッフ、全ての方々が最善を尽くしてやってきたので、こういう結果を得られたと思います。監督になって初めての優勝なので、どういう表現をすればいいのかわからないですが、最高の気分です。少し首も痛いのですが、緊張し過ぎて寝違えたのだと思います(場内笑)。本当に選手たちは最後の最後まで最善を尽くしてやってくれました。僕は幸せなチームにきていると思います。これで決して終わりではない、まだ天皇杯も残っていますし、リーグ戦でも3位以内に位置しています。最後の最後まで集中して、大きなケガなく今シーズンを終えることができればと思います。この場に集まってくださった皆さんにも、感謝の気持ちを述べたいと思います」

Q:今日はセレッソ大阪にとって歴史的な日になったと思います。監督にとって、この歴史的な日はどんな意味があるでしょうか?そして、来年以降、リーグチャンピオンに挑むにあたって、この優勝がどういう意味を持つでしょうか?
「川崎Fと言えば、17年前のことを思い出します。本当に優勝を目の前にして、逃してしまった記憶が僕には残っていますけど、17年経って、その借りを今日返すことができたと思います。歴史というのは、こういうふうに結果が出て、歴史を刻めるのだと思います。今日の結果で、セレッソの新しい歴史が始まります。もちろん、僕自身にも新しい歴史が始まったと思います。今、僕らの選手たちは、本当にチームとしてやるべきことを全うすることができるようになってきました。昔とは変わって来たと思います。これからは、波がなく、今までやってきたことを続けて出していくことが大事になるのかなと思います。そうすることができれば、僕らのチームはより一層、怖いチームになれると思います」

Q:今日のゲームプランと勝因について
「こんなにたくさんのお客様の前でプレーすることは、簡単なことではないです。緊張してもダメですし、緊張しなさ過ぎてもダメ。平常心を保つことは簡単ではないのですが、そういう部分が相手よりよく表現できたと思います。今日の試合に関しては、相手の隙をうまく突くことができて、得点までつなげて、それが今日の試合の一番大きなポイントだったと思います。実は、もっとボールを保持しながら試合を運ぶことができるのではないかと思っていましたが、思ったよりも早い時間帯での先制点により、自分たちが保持することは難しくなりました。それでも、最後の最後まで堅守で相手を抑えることができたことはチームの力だと思いますし、それがチームワークだと思います」

Q:監督が就任して、守備的に戦うという意味ではなく、守備の意識を植え付けたと思う。それが今日の勝利に出ていたと思うが?
「今年、最初に選手たちと話したことが今も続いています。本当に選手たちは高い意識を持ってやってくれているので、ここまで続けることができていると思います。ただし、守備をしていたからといって失点しないとは限らないので、相手の長所を抑えることが大事になります。相手の長所を出させなくすることが大切です。今日はそういう試合になったと思います。今年、それがうまく機能して、いい結果につながっていると思います。簡単に言うと、失点をゼロに抑えて、1点でも取れば勝てるのがサッカーです。まずは失点しないことが大事になります。でもどういうふうに守備をするのかが大事。それを、選手たちはうまくできていると思います」

Q:守備について。前半はサイドから攻め込まれて、守備が綻びかけている場面もあった。ただし、後半は組織がしっかりして、組織がほとんど崩されなかった。どう修正したのか?
「前半、ピンチだと思われたシーンもあったとは思いますが、僕らの選手たちはカバープレーがしっかりできていました。距離感がすごく良かったので、そういうカバープレーができたと思います。後半に入って、もっと守備が堅くなったということは、選手たちが勝つために、その部分で高い集中力で臨んでいたと思います。それが前後半の差だと言えば差だと思います」

Q:プレーオフステージのあたりだったか、「俺たちのルヴァンカップ、を合言葉に戦っている」というお話があった。まさにその通り、俺たちセレッソ大阪というべきルヴァンカップの結果になりました。どのようにして、このチームの団結力を作り上げたのか?
「リーグ戦のメンバーとカップ戦のメンバーを分けて戦っていましたけど、リーグ戦で思わしくなかった時、ルヴァンカップに出場していた選手たちの走る姿、そして戦う姿勢が、リーグ戦に出ている選手たちにも大きな影響を及ぼしたと思います。ハードなスケジュールの中でカップ戦もあったので、2グループに分けて戦う必要がありました。でも、ルヴァンカップを戦う選手たちの姿が、監督の立場からすると、もう1回チャンスを与えないといけない、と強く思わせるものでした。実は、今日の試合のメンバーもすごく悩みましたけど、タイトルを獲るためには何かを犠牲にしないと獲れないと思いましたので、こういうメンバー構成になりました。そして、優勝できたからこういう話もできると思います。今日の決勝に出場できなかった選手もいましたが、全選手が互いに助け合って、よく戦っている姿を見たら、本当にいいチームになっているという気がします。一気にチームが良くなることは難しいですが、僕から選手に贈ることがあればすべて贈るし、全ての選手たちを信じて起用しました。選手たちもそれに応えてくれたので、信頼感が高くなったのではないかと思います。なので、こういうチームに変貌することができたと思います。僕らのチームの雰囲気はすごくいいです。もちろん、練習はハードできついのですが、でもみんな顔に出さず、元気に楽しんでやっていますので、チームの力として大きくなっていると思います」

Q:杉本選手の存在と、彼がファイナル最優秀選手賞を獲ったことについて
「昨年と比べてみても、すごく大きな存在感を発揮していると思います。少し浮き沈みもありますが、盛り返して、自分がやるべき仕事、自分はどうすればいいのかに気付いて、怖い選手に成長することができたと思います。みなさんに、もっと期待していただいていいと思います。明日からは日本代表に合流しますが、多くの応援よろしくお願いします」

●田中裕介選手
「ここまで僕らはグループステージから、イチから、下から戦ってきたという自負がありましたし、決勝トーナメント(ノックアウトステージ)で強い相手も倒してきている。間違いなくターンオーバーしないと(チームは)回らなかったと思うし、そういう意味ではチーム一丸となって、今日ベンチに入っていないメンバーも一緒に戦っているという気持ちでやっていたと思う。試合に出ていた選手全員にそれ(気持ち)が移ったのかなと。魂が…。そう思います」

Q:古巣・川崎フロンターレを乗り越えてつかんだタイトルということで、その価値の大きさも感じられているのでは?
「やはりいいチームだし、今日もポゼッションでいったら負けていたと思います。でも、僕らはリーグ戦の等々力で、あそこで負けたというところから『もう1度やろう!』とスタートして、すぐにルヴァンカップ準決勝の大阪ダービーがありましたが、そこで勢いに乗れて、もう1度こういう舞台で再戦できるチャンスが来た。それはすごいラッキーでしたし、今日はみんな本当に魂(気持ち)のところ、そこだけしか、みんながお互い言い合っていなかった。結果だけを見れば2-0でしたが、本当にどっちが勝ってもおかしくなかったのかなと思います」

Q:球際の強さで負けないところだったり、ハードワークだったり、チームの原点が、このルヴァンカップを通じてチームに備わっていったのでは?
「そうですね。僕らはキャンプから精神的なところを弱いと言われて来た。朝の暗い頃から3部練習をしたり、キャンプをきついなかでやったりしてきて、少しはそういう部分は報われたのかなと、チームとして強くなれたのかなと思います」
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おまけ
翌5日付の在阪スポーツ紙は、スポニチが一面、報知とニッカンが裏一面に。
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スポニチとニッカンには、セレッソの声援感謝広告の掲載も。

ニッカンの中面には尹晶煥監督の功績について。
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リーグ戦とは別メンバーでルヴァン杯は臨み、メンバーのモチベーションを高めたのが大きいと、改めて感じました。