俳優・渡瀬恒彦さんが噺家役で出演した朝ドラ「ちりとてちん」。
ドラマでヒロインを務めた貫地谷しほりさんが、自身のInstagramで、”師匠”渡瀬さんを悼んでいます。

ご冥福をお祈り致します。


師匠が旅立たれました。 信じられない時間が続いていて、 今もどこかぼーっとしている自分がいます。 おみやさんスペシャルで久々にお会いした師匠は 相変わらず心が真っ直ぐで大きくて 私なんかでは到底はかれない凄い方でした。 私が長台詞のシーンでNGを出した時、 「すみません、緊張しちゃって」と言うと師匠は一言 「美しいことじゃない」 と言ってくださる大きい大きい方でした。 いつも師匠が1番に現場に入るから、 師匠がいる日の撮影はいつもより 30分は早く始まりました。 みんな師匠がいる日はピリッとした 緊張感に包まれました。 そんな緊張が好きでした。 やってやるぞと、そんな意気込む 私たち若手を丸ごと包んで 応じてくれる師匠が大好きでした。 そんな師匠がもういない事が信じられません。 ちりとてちんの時、鍋を被ってほうきを持っている シーンの撮影の時 「お前さんは女優にしかなれないな」 と言ってくれた師匠。 そんな風に言われたら自分に期待しちゃうじゃない、 辞められないじゃないと、 胸がキュッとする事もありました。 でも、辛い時、悔しい時、かけてくれた言葉が、 見せてくれた姿が、力になりました。 これから自分が、1人でも、立って、 歩いて、進んで行ける、沢山のものを 師匠は置いていってくれました。 目の前で命を削りながら作品を作る姿は 真似出来るものではないと改めて思わされました。 でも、それでも、追いかけたい、 そんな、背中でした。 昨日のスマステーションで香取さんに 「今日のゲストが貫地谷さんだったのは、 きっと意味のある事だったんだと思うよ」 と声をかけていただきました。 そうだと良いなと思います。 そうだったんだと思えるように、 せっかくのこの出会いが更に自分の人生を 豊かに彩っていけるように、 師匠との思い出を大切にしていきたいと思います。 写真は最近撮影したプロフェッショナル 仕事の流儀での一コマ。 ここでも落語でと本当に師匠が仕組んだのかなと 思いたいような近頃。 色々なものに運命を感じて心がキラキラ出来るように、 今目の前にある一瞬の出来事も逃さないように、 そんな風に思わせてくれた師匠を感じながら 毎日過ごしていきたいです。 渡瀬恒彦さん、本当にお疲れ様でした。 ずっと大好きです。尊敬しています。頑張ります。 本当に本当にありがとうございました。

貫地谷しほりさん(@shihori_kanjiya)がシェアした投稿 -