1月8日火曜日は、梅田「太融寺」での桂米二さんの落語会へ。
IMG_0442
米二さんが太融寺で不定期に開催されている落語会。今回で68回。ロングラン。
IMG_0441

太融寺の周りはラブホ街ですが、お寺の中は静かで、会の雰囲気もええので、何回か寄せてもらっています。
IMG_0443


開口一番は米二門下の3番弟子、二豆さん。
旅ネタ『煮売屋』は口跡が滑らかというか安定しててとても20歳代とは思えず。
後に出た師匠の米二さんはいろいろ心配してはったけど、いつかは「はちゃけたとこ」も見てみたいところ。

米二さんの一席目は『池田の猪買い』。
「池田」といえば、今放送されているNHK朝ドラ『まんぷく』の舞台で、今年は亥年なので選びはったんかなと思ったら、「雪の噺を並べました」旨のことを話され、多くを語らず。
マクラを手短に済ませたのは後ろのシークレットゲストの時間を空けるためだったとは気づかず。

猪肉欲しさに池田まで訪れる「あほ」。米二さん独自のくすぐりも入ってて、爆笑。
米二さんはハガキの文面やチラシの使いかたにみられるんですが、几帳面な人やと思うんですが、あほを演じさせたらうまい噺家さんです。

因みに池田の街。逸翁美術館に行ったときに、阪急池田駅からの道沿いに、獣肉の店があった記憶があるんですが、もっとも今、新鮮な猪肉を求めるなら、能勢や篠山まで行かんとあかんのでしょうね。

続いては雀三郎さん門下の雀喜さん。
マクラでは米朝さんに弟子入りを乞うてたときに、米二さんに前座噺「東の旅発端」の稽古をつけたもらった話をされてました。
噺は自作の『ホクロの拳』。80年代にヒットした『北斗の拳』のパロディ。作品を知らない年齢層ののために「北斗の拳」の内容を説明されてました。
噺の途中でカラオケも。
私はおもろかったですが年配層はついていけてたかどうか。

米二さんの二席目は『除夜の雪』。
大晦日のお寺が舞台。前半と後半で展開が変わる。淡々と語る。
伏見屋の御寮はんは幸薄そうな人をイメージしつつ。
サゲは「釣り合わぬは…」までいうてはった。いわんとわからん人おるやろねえ。
因みにこの噺、米二さんが10日の東京での自身の会でも口演されるようで。
上方落語の噺にしては笑いが少なくて、静かで、ある意味独特ですが。鑑賞されるかたは、楽しみにしておいてください。

ここでいつもなら、スポンサーさんからの商品抽選会なのですが。

ここで名びらがめくられ「笑福亭鶴瓶」と。
鶴瓶さんが登場し会場どよめき、驚きの声も。

鶴瓶さんは落語を精力的に始められてから、ちょくちょくあちこちの落語会に飛び入りでゲスト出演されることが度々あって。
昨年暮れのニッポン放送のラジオ番組で、新たなネタを下ろす話をされていたので、稽古がてら、大阪の繁昌亭や動楽亭、田辺寄席あたりに、飛び入りゲストされるんかなと思っていたんですが、それが偶々今日だったとは。

鶴瓶さん、痩せられてました。ある映画作品にクランクインされて、役作りで6kg減量したとのこと。
鶴瓶さんは役のことまで話されてましたが、それは近い将来の楽しみとして、ここでは触れないでおきます。

噺は『明烏』。
江戸落語で有名な噺ですが、上方では「贋作」と称して桂文太さんが演じるくらい。
今回、鶴瓶さんは舞台設定は大阪に変えてはりましたが、新たに起こしはったようで。
文太さんのように「もっちゃりした」語り口やなかったです。

ただハワイ帰りか声の状態はようなかったです。

今後はもっと繰って繰って噺をおもしろうしていきはると思います。

鶴瓶さんが降りられて抽選会。
丸留さんから苺のプレゼント。抽選はハズレでした。が当日入場で飛び入り鶴瓶さんの噺まで聴けたのはめっけもんでした。


第68回桂米二不定期落語会@太融寺本坊
煮売屋』桂二豆
池田の猪買い』桂米二
『ホクロの拳』(長坂堅太郎:作)桂雀喜
除夜の雪』桂米二
明烏』笑福亭鶴瓶(飛び入り)



IMG_0445






リンク:
米二ドットコム
太融寺ホームページ