大阪南部にチェーン展開している「天牛堺書店」が、28日に自己破産を申請。27日で全店舗が閉店した。
天牛堺書店 和泉中央店
天牛堺書店は新刊と古書の併売のチェーンで、ほかと違って面白いのは、いくつもの均一価格帯の古書が取り揃えてあったこと。それが週単位で在庫が入れ替わることです。

このチェーンの古書センターが堺市内にあるのですが、そのセンターで在庫をコントロールし、古書の在庫を週替わりで各支店で回していたようで。

その為、週単位でお店を覗けば、違った古書と巡り会える訳です。

近年はイオンモールに大型店舗を出していたが。それが足引っ張ったかな。

南海電車の駅前や駅ナカに店舗を出していたが、自己破産する前に店舗の継続を他の企業に(例えば、店舗の大家の南海とか)に打診できなかったか。

駅で気軽に古書に出会える貴重な存在でした。
ありがとうございました。

(画像は和泉中央店。2009年撮影。)

リンク:大阪・天牛堺書店が破産 オダサクの「天牛書店」とは別@産経新聞

以下、産経新聞より。
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 堺市を中心に大阪府内で書店12店舗を展開する「天牛堺書店」(堺市南区)が28日、大阪地裁堺支部に自己破産を申請、破産手続き開始決定を受けたことがわかった。信用調査会社の帝国データバンク大阪支社によると、負債額は昨年5月期末時点で約16億4千万円という。
 同社によると、天牛堺書店は昭和38年に創業。古本買い取り店から発足し、新書と古書を併売する業態で知られ、最盛期には年売上高約28億円を計上した。
 しかし、インターネット書籍販売者の台頭や若者の活字離れなどにより店舗の集客力が低下し、昨年5月期の年売上高は約18億円まで減少。近年は店舗の閉鎖も相次いでいた。
 今回、自己破産した「天牛堺書店」は、大阪出身の作家、織田作之助の代表作『夫婦善哉』にも登場する老舗古書店「天牛書店」(大阪府吹田市)とは無関係。
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