2月23日土曜日は、徳島県鳴門市「大塚国際美術館」システィーナ・ホールでの第9回システィーナ歌舞伎「新説諸国譚(しんしょこくものがたり)TAMETOMO」の鑑賞へ。
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「大塚国際美術館」は初めて訪れるところ。

神戸淡路鳴門自動車道の大鳴門橋を渡り、鳴門側にある鳴門公園の先にある山をくり貫いて、拵えられた。
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GOOGLEMAPより

(Google Mapより)。

山の麓に美術館の入口があってそこが地下5階。
途中のシスティーナ・ホールがあるのは地下3階。
山頂が地上1階と呼んでいる。
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専用駐車場からシャトルバスで美術館の入口に到着すると、そこから山の中を刳り貫いたエスカレーターで地下3階へ。
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地下3階より上の階に、各所に陶板に焼かれた絵画が展示されている。
その数1000点余。
オリジナルの収集でなく、美術館を建てた大塚グループの技術を生かした陶板の展示。というのが。
数が半端ないので1日で見切れないほど。

歌舞伎の会場となっている「システィーナ・ホール」。
バチカン市国にある「システィーナ礼拝堂」を模しています。
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昨年大晦日に放送されたNHK紅白歌合戦で、米津玄師(よねづ・げんし)さんが「Lemon」を歌った会場です。

この日は公演の為、室内は暗いながらも陶板に描かれた「最後の審判」の迫力に圧倒されます。
改めてこれを見に来たいと思いました。

ちなみに毎年歌舞伎公演のときは美術館自体は休館日扱いで、歌舞伎の観客だけが場内の美術品を鑑賞することができます。

歌舞伎のほうは。
平安時代末期に保元平治の乱で敗れた源為朝(みなもとのためとも)が主人公。
確か史実では流された伊豆諸島で亡くなっているはずですが、物語では、為朝が九州や琉球(今の沖縄)に逃れた伝説があって、江戸時代に書かれた読本『椿説弓張月(ちんせつ ゆみはりづき)』をベースに物語が描かれたようだ。

ホールの中央に長方形の舞台があり、四方向の入口から花道が繋がっていました。
背景はなし、背景は観客が思い浮かべて(実際に話に引き込まれるのでそうなる)見ることに。

主人公の為朝は片岡愛之助さんが、為朝の妻を中村壱太郎さんが演じていました。
それに今回はゲストとして元宝塚歌劇団娘役トップの舞羽美海(まいはね・みみ)さんが登場。
彼女が歌う場面は歌舞伎が宝塚に変わったんじゃないかと思うほど雰囲気が変わりました。
伊達じゃない娘役トップ。惹きつけられました(微笑)

市川猿弥さんの「昔の東映時代劇のような悪役」も堪能して、2幕延べ2時間半を過ぎの公演は終了。
通常の歌舞伎公演と違って、カーテンコールがあるんですな。

公演は24日日曜日まで。
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リンク:
第九回 システィーナ歌舞伎 | 大塚国際美術館システィーナ・ホール | 歌舞伎美人(かぶきびと)
愛之助が語る「システィーナ歌舞伎」『TAMETOMO』 | 歌舞伎美人(かぶきびと)
大塚国際美術館|徳島県鳴門市にある陶板名画美術館

(2019.3.11 0:00追記)
「歌舞伎美人」に今回の公演のレポート(ネタバレ)が載っております。
歌舞伎にプロレスありやんやなと思いました(微笑)

リンク:『TAMETOMO』に大きく沸いたシスティーナ歌舞伎 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

(2019.3.12 0:00追記)






愛之助さんと舞羽美海さんは、楳図かずお監督の「MOTHER」で共演しているのですが。あれは(略)
今回はともに本息でよかったと思いました。