東京・歌舞伎座で公演中の六月大歌舞伎・夜の部『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち』を鑑賞。
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3年ぶりに歌舞伎座へ。
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ここでの歌舞伎見物は専ら幕見席で、通しで歌舞伎を鑑賞したのは。
数年前の杮落しの興行以来。
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夜の部の出し物は、三谷幸喜さんの新作狂言「三谷かぶき」。
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みなもと太郎さんの漫画『風雲児たち』の中で描かれた大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)の漂流譚を原作としています。

人気作家+人気役者の公演ということで前売券は、一般発売でなかなか取れず。
平日の、チケット松竹でなく、チケットぴあで購入しました。
#チケット松竹以外で歌舞伎の鑑賞券を売っているのは知りませんでした。

第一幕は三谷さんの新作演劇を見に来ているかのような舞台。
当然ですが、通常の歌舞伎の狂言とは違って。

二幕以降は、歌舞伎のエッセンスが入った趣向(それを本息の役者が演るからおもろい)と、大部屋の俳優さんを使って、三谷さんらしいギャグな場面を織り交ぜられていました。
歌舞伎の演出で表現されてて、歌舞伎を知らない、見たことない人らも楽しめる内容になっていました。
#ネタバレはおもろないので、やめておきます。

最後は歌舞伎の本息の役者さんの芝居で、もっていかれました。

出演者は、染五郎改メ松本幸四郎さん。
彼が座頭の舞台を見るのは初めてでした。船頭光太郎を見事に体現されていたと思いました。

市川染五郎さんは初めて拝みました。
まだ十代だったと思いますが、役者としての色気を十分に出していました。

ほか、猿之助さん、愛之助さん、市川男女蔵(おめぞう)さん、そして歌舞伎初出演となる八嶋智人さんも終盤のアクセントとして好演でありました。

猿之助さんは威勢のいい、口の悪い船乗りと、女帝の二役。
主人公との接見のシーンでは貫禄があって、豪華なドレスに負けてないんです。

主役だけでなく脇の人もキャラクターを立たせている三谷さんのお芝居ならでは。休憩時間含めて4時間近い公演はだれることなく愉しめました。

最後は通常の歌舞伎の公演ではないカーテンコール。
アンコールは2回ありました。

ストーリーテラー役で尾上松也さん出てましたが、あれ三谷さんをイメージしているんですよね。
三谷さんにしては男前な(笑)

公演は25日火曜まで。
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昼の部は上方ものの『封印切』を松嶋屋の父子(仁左衛門、孝太郎)共演。
大阪でもなかなかない組み合わせ。
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リンク:
六月大歌舞伎 | 歌舞伎座 | 歌舞伎美人(かぶきびと)
三谷幸喜の新作歌舞伎、6月歌舞伎座で上演決定 | 歌舞伎美人(かぶきびと)
月光露針路日本 風雲児たち - Wikipedia