28日に封切られた映画『新聞記者』。
ラグビー観戦の為、訪れた徳島の「イオンシネマ徳島」にて鑑賞。
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東京新聞記者、望月衣塑子(もちづき・いそこ)さんの同名著書が原案となった社会派サスペンスもの。
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若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をおりまぜながら、権力の闇に迫ろうとする。
適時な話題が埋め込まれてたが、うまくまとめられていた。
ただそれはリアルに描かず、デフォルメされている。
ドキュメンタリーじゃないので。エンタテイメントとして。
藤井道人という知らない人が監督だったが、腕がある人だと思った。

俳優陣の配役とその演技が絶妙。とくにダブル主演の松坂桃李さんは官僚役だったが、
物語終盤には追い込まれて「自殺するじゃないか」と思うほど感情剥き出しの切羽詰まり方が半端なかった。
逆に彼の上司役の田中哲司さんが、最後までほぼ表情が変わることなく。静かな演技。
それでいて恐怖を誘う。彼が出演してきた映像作品を何本か見たがいちばんの出来だったのではないか。ほんま怖かった。

もう一人のダブル主役(新聞記者役)は、韓国人俳優のシム・ウンギョン(沈恩敬)さん。
日本語のセリフがおぼつかない為か、ハーフの帰国子女の設定にされていたが、彼女が起用された理由が終盤に分かった。感情の表現が素晴らしく、彼女に匹敵する人はなかなかいない、と。
彼女は韓国版「のだめカンタービレ」でのだめ役をやったらしい。そいえば上野樹里さんにどことなく似ているね(微笑)

この作品、イオンエンタテイメントが制作に加わっていて、一部劇場以外は全国のイオンシネマ(イオンモールにあるシネコン)で公開とのこと。

「政権の闇を暴く」題材と、望月記者の存在があって、ほとんど宣伝らしい宣伝がされていないのだが。
それもあって土曜初回の徳島の観客はまばらであった。
今後の入り具合で、あっちゅう間に公開終わるか、あるいは伸びるか。

見たければ公開が終わるまでに早よ見に行った方がええです。
参院選前という絶妙なタイミングであるが、単純にエンタテイメントとしておもろいんで。

リンク:
映画『新聞記者』公式サイト 6月28日(金)全国公開
映画「新聞記者」 (@shimbunkisha) | Twitter
新聞記者 : 作品情報 - 映画.com
新聞記者 (2019) - シネマトゥデイ

おまけ
「イオンモール徳島」は2017年に開業したショッピングモールで、「イオンシネマ徳島」はその最上階に。
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徳島市臨海部にあるロケーション。
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歩いて近くに「南海フェリー」の船着場があり、和歌山を経て大阪なんばや関空方面に渡ることができます。

イオンモール徳島
徳島県徳島市南末広町4-1
地図

リンク:
イオンモール徳島
イオンシネマ徳島