11月12日の夜は、神戸新開地喜楽館での「噺家戦隊!ラクゴレンジャー」の公演へ。
【桂三金追善】噺家戦隊!ラクゴレンジャー@神戸新開地・喜楽館
桂三金さんをはじめ噺家5人で始まった「噺家戦隊!ラグゴレンジャー」。
一旦は解散するもの、その後も三金さんがプロデュースを兼ねて、復活公演が行われてきたようだ。

12日の神戸喜楽館の公演を目前にして、三金さんが帰らぬ人に。

急遽、三金さんの追善をテーマに会が開かれました。

京都からの移動だったので、開演の午後6時半には間に合わず、7時前に会場へ。
IMG_2276

すでに吉弥さんの噺の最中でした。

噺のほうはネタ出し(事前に演目を発表すること)されていたようで。

吉弥さんは『親子酒』でした。

若い男性の噺家さんが舞台番(座布団返し)を担当。
三金さんのお弟子さんの笑金(しょうきん)さんでした。

吉弥さんのあとは、かい枝さん。
『首の仕替え』。昔、今の松喬さんが三喬時代に聞いたことある。
マスク(面)やなく、首(頭部)ごと仕替えるのが。
絶対映像化できないグロだが、落語だから笑いが起こる。
噺家の首のところで、松鶴さんや仁鶴さんが出てるのは、かい枝さん、この噺をおそらく松喬さんに稽古つけてもらわはったん(から?)やろうな。

かい枝さんの後は、久々の文鹿(ぶんろく)さん。
怪談噺。客席の照明も落とされ、集中しやすかったです。
三遊亭圓朝の名作『真景累ヶ淵』の発端部分。
文鹿さんが深見新左衛門そのものに見えてきた。ニヒルな感じが。おっそろし〜い。 

仲入り明けて、出演者みなさんで座談会。
真ん中に大きな椅子が置かれ、三金さんの名びら。   

三金さんの、あの人なつこいキャラクターと、人柄が偲ばれるエピソードの数々。
卒のない仕事ぶりが紹介されてた。あのプロデュースの数々。噺家ならずに信金(八光信金のOBらしい)いてはってもええ仕事してはったやろうなと。

座談会開けて、米紫(べいし)さん。
マクラでは某師匠のエピソード。最高にかいらしいお師匠さんです。
周りのかたは大変でしょうが(笑)
噺は『宮戸川』の前半部分。題は『お花半七』。

三金さん代演で林家菊丸さん。
これまでのラクゴレンジャーの会で度々、代演で呼ばれていたそうな。
噺は三金さんの師匠、六代文枝(当時三枝)作の『読書の時間』。
細かい擽りが多い噺。よくできてる噺だと思う。明るいエロ。

最後に笑金さん。
本来は前座なのでトップバッターなのだろうが。トリで。
噺は、師匠の三金さんに初めて稽古をつけてもらった『つる』。

演じきって緞帳が降りる途中で笑金さんそれを止め
「これからも、師匠共々よろしくお願い申し上げます」

客席からの万雷の拍手は三金さんへの餞(はなむけ)と笑金さんに対しての激励も込めて。

以下は会場で配られたチラシ。
IMG_2295

おおきに。
IMG_2296 2


噺家戦隊!ラクゴレンジャー
2019年11月12日 神戸新開地・喜楽館

ご挨拶 米紫、文鹿、かい枝、吉弥
親子酒』桂吉弥
首の仕替え』桂かい枝
宗悦殺し』桂文鹿
(仲入り)
追悼座談会 米紫、文鹿、かい枝、菊丸、吉弥 
お花半七』桂米紫
『読書の時間』(桂三枝・作)林家菊丸(三金代演)
つる』桂笑金