ネット配信で観賞。
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池宮彰一郎の同名小説の映画館。2010年公開。
この作品で、片岡仁左衛門さんが大石内蔵助役で出演。
丁度、京都南座での顔見世で仁左衛門さんが大星由良之助(大石内蔵助)で出演するので、それに併せて観賞しました。
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顔見世で「一力茶屋」の段を観賞してから帰宅し、この映画で討ち入りの場面。
すんなり話の中に入れました。
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忠臣蔵の後日談。
内蔵助の忘れ形見の姫を育ててくれと討ち入り直前に頼まれる主人公。
討ち入りには参加せず。姫を連れて逃亡。
山村で隠蔽生活を送り、嫁入りまで育て上げるのが筋。

主人公の彦左を役所広司さんが演じているが。
これが実に抑えた演技で、素晴らしい。
姫への愛情が掛け方。距離感。遠すぎず、近すぎず。

姫の可音役は桜庭ななみさん。
ほぼ新人同然のではないかと感じさせる台詞回しでありましたが。
武家の娘として凛とした一本筋が通った美しさを出していました。
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婚礼姿も含めて必見。

お芝居の中で、人形浄瑠璃文楽が登場します。

可音の結婚相手となる商家の倅(山本耕史さん)が、可音に一目惚れするのが文楽座でした。
香川県の「金丸座」でロケしてしました。昔ながらの桟敷席のいい劇場です。
その桟敷席に正座している可音が美しく。山本耕史でなくても惹かれまっせ。

ほか彦左の盟友、寺坂吉右衛門役の佐藤浩市さんに、彦左とともに可音を育ててくれた母親代わりの女性を安田成美さんも素晴らしく。

劇中に登場する文楽は『曽根崎心中』で人形が桐竹勘十郎さんに太夫が豊竹咲太夫さん。
咲太夫さんの9年前。当然ですが声ハリあって、若さを感じました。

ただ疑似の父娘の話なのに『曽根崎心中』でええのかと思いました。

ラストは切なく。これが忠臣蔵だと云われればそうですが。
ホンマに切なく。




リンク:最後の忠臣蔵 : 作品情報 - 映画.com

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