1月31日金曜日は、大阪は帝塚山「無学」での笑福亭鶴瓶さんの会「無学の会」へ。
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鶴瓶さんが、師匠の六代目笑福亭松鶴さんの邸宅跡を買い上げ、寄席小屋「無学」にリフォーム。鶴瓶さん曰く建て替えでないらしい。
そこで月例のシークレットゲストの会を開いています。

チケットぴあでの抽選販売。    
公演日2日前での結果発表。で当選。
そこからチケットを発券。
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京都の仕事場からだと、午後から休みを取らないと、会場のある大阪の帝塚山まで、開演時刻18時半に間に合わない。
で結果、午後から休みを入れての当日。

整理番号順では前のほうだった。客席の前々だと、演者と近すぎて、緊張するので、開演時刻過ぎてから暫く経って会場入り。
自席から舞台まで程よい近さ遠さ。

会場に入ると鶴瓶門下の晃瓶(こうへい)さんが、アルコール消毒液の小瓶を回ってて、手にとって消毒させてもらった。
葡萄ジュースの香りがちょうど程よい。

18時半の開演。
緞帳というよりはカーテン(鶴瓶さん曰くイタリア製の)の幕が開き、鶴瓶さん登場。
ゲストが登場するまでの間、スタンダップコミック。

「無学」建設の経緯(いきさつ)に。
師匠の六代目松鶴さんの娘さんが、邸宅を売却するので、遺品を取りに来てと。
師匠宅は取り壊され、ワンルームマンションになることを聞いた鶴瓶さん。
(どちらが先に話を持ち出したか失念したのだが)売却が決まっていた師匠宅を買い戻すことが決まった。
決まるまでには兄弟子と相談して。迅速に決まったみたい。それが伝わる話しっぷり。
鶴瓶さんにとって、師匠との思い出の場所が、他人の住居になるのが溜まらんかったようだ。

買い戻すことは決まったが、何に利用するのか決まってなかったが、結局寄席小屋に。
舞台は檜舞台に。しっかり踏み込めるものにと。
名古屋のある舞台業者のかたに依頼していたが、その舞台業者のかたから大阪松竹座など舞台製作を担当している「たつた舞台」の社長に連絡が入り、たつたで舞台が拵えられることになったという。
たつたの社長が師匠の松鶴さんと懇意にされていたことがあったことで請けられたようで。

その後、いろいろ話があったあと、そのあとゲストが紹介。
観客を驚かすために名前クレジット無しにいきなりゲストが登場。
今回のゲストは女子レスリングのオリンピック3大会連続の金メダリスト、吉田沙保里(よしだ・さおり)さん。
どっと沸く会場。
今年は五輪の自国開催「東京2020」がある年の初月なので、是非とも来て呼びたかったゲストだったようだ。

吉田さんは、アトラクションの漫才の格好だった。
以前、俳優の妻夫木聡さんがゲストで出た回で着用した衣裳が残されてて、吉田さんが着用したのは妻夫木さんが来ていた黄色のほう。

この後、立ち漫才形式でのトークライヴ。
この日は、東京での朝のテレビ番組「ZIP!」出演を終えての大阪入り。

現役時代のエピソードが紹介(メモ取ってなかったので要旨で)
・父が絶対的な存在だった。
 父は青森から三重に来て、テニスプレーヤーだった母と結婚した。
・幼いころは体が弱かったが父の指導で強くなった。
・(吉田選手が)中学生時代に骨折し、ボルトはめてギブス処置していたが、試合に出ることになり、父が「ギブスを外してテーピングできるように(医者に)ボルトを削ってもらえ」と。医者も母も反対したが押し切った。そして勝った。
・父が高速道路を運転中にくも膜下で亡くなった。大事故にはならず。
 道路を路肩に停車し、ギアをパーキング(P)に入れていた。
 生前父は常々「人には迷惑をかけるな」と言っていた。最期までそれを通した人だった。

・山本聖子選手がライバル。
 ずっと勝てなかったが、レスリング女子がオリンピックの正式種目に決まり、勝つために努力した(吉田さんは「努力」ということばを使わなかったが、努力以外に当てはまらないと思った)
  五輪の連覇を止められたヘレン・マルーリス選手が無名時代に山本聖子コーチの指導を受けていたこと。因縁か。

このほか、トークの最中に鶴瓶さんにレスリングの技を掛ける場面があったのですが、お淑やかだった吉田さんがこのとき、嘗てのアスリートのときのようにスイッチONして豹変していくのがおもろかったです。
このとき鶴瓶さん「本気でやるなよ」旨のツッコミ入れてましたが(笑)

ほぼ2時間喋りっぱなしだった吉田さん。
前述のテレビ番組「ZIP!」以外に放送のレギュラーが無いという。
鶴瓶さんに「ラジオをやったら」と訊かれ、1人で喋るのが難しいという。
「それならプロの相手役を雇えばええ」と。話の聞き手と進行役をつければというアドバイスを。
それは同感でした。

2時間ちょっと超えてのトークでしたが。
吉田さんがこの日じゅうに東京に帰らなければならないということでお開きになりました。

チケットぴあでの抽選販売となって2年前以来2度目の観賞。
この日は1000人の応募があったようで倍率10倍以上。
まだまだ当選してないかたもいるようで。恐縮です。

「無学の会」は月例開催は決まっているものの、ゲストの相手と鶴瓶さんのスケジュールが合っての開催なので、正確な日取りは月によってバラバラ。
密室空間での濃いトークライブ。笑いがよく弾けて。
抽選にチャレンジしてみて下さい。




帝塚山・無学
大阪市住吉区帝塚山西4-12-31
南海本線「粉浜」阪堺「東粉浜」阪堺上町線「神ノ木」から徒歩数分
会場に駐輪場、駐車場なし
周辺に若干ながらコイン駐車場が点在
地図


参考リンク
笑福亭鶴瓶公式サイト「つるべ.net」
第230回帝塚山・無学の会@帝塚山・無学(大阪・帝塚山)(2018年11月23日)(過去記事)
公益社団法人日本演劇興行協会会報−No.53たつた舞台社長のインタビューと、たつた舞台による大阪松竹座での舞台製作の写真が載せられています。(pdf形式)
つるべ寿司 - 徳島/寿司 [食べログ](トークライブ中に触れられていた徳島にあるお寿司屋さん)
あわじ大江のり(トークライブ中に触れられていた味付海苔メーカー)