ラグビー観戦の後は、トンボ帰りで帰阪し「田辺寄席」の夜席へ。
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去年の8月以来。いろいろ予定日程が重なってこれてなかった。

会報「寄合酒」には今年は月単位の開催回数を減らすとのこと。
#8月は1回公演に。

土曜夜席。2月の冬場にしても、お客さん少ない。

会員数の激減が大きいようで。
団塊の世代の人らが仰山入っていたのであろうが。
亡くなられたり、病気とかなんかで出歩かなかったり。とか。
若い人の加入、世代交代がスムーズに行けばいいんですが(外野が勝手にいってすいません)

『開口0番』では、出演者の出囃子を披露された。
文太さんの笛。素晴らしい。そそるんです(微笑)

その文太さん。噺のほうは『夢の革財布』。
これ江戸落語『芝浜』の贋作として『粉浜』という題で口演されてたんですが、のちの他の噺家さんと同じく『夢の革財布』に変えられたようで。

題は『粉浜』でええと思うんですが。
クレームが付いたかなんかで変えたのだったかと。
名作『芝浜』を馬鹿にしているとか愚弄しているになるんですかね。
かまへんやん。
実際、噺の中で財布を拾った「芝の浜」を「粉浜」に変えて演じられているんでね。
…というか『夢の革財布』なんて題そのままやん。

『夢の革財布』のサゲは「夢になると、いかんがな」。もっちゃりと(笑)

「開口0番」含めて、ひっさびさに文太さんの風流な話しっぷりを堪能。

仲入り明けて、花團治さん。
花團治さんの師匠、二代目桂春蝶(しゅんちょう)さんが十八番にしていた『昭和任侠伝』。
任侠映画にかぶれた少年を主人公にした噺。朝日放送アナウンサーだった桂音也さん(故人)の原作。
マクラでは師匠春蝶さんとのエピソードが紹介。師匠の窮地を救った弟子の「機転」。りある任侠伝(微笑)。

トリは伯枝(はくし)さん。伯枝さんの噺を聴いたのって、何時以来だろう。
20年くらい無いかも。
噺は元々松竹新喜劇の人情噺だった『幸助餅』。
相撲の大関がタニマチとして世話になった餅屋の窮地を助ける噺。
伯枝さんの雷(いかづち)関が迫力満点。そして泣ける。

『幸助餅』は歌舞伎にもなって、中村鴈治郎さんがええ芝居してはった。

「田辺寄席」は基本毎月第3土曜(たまに日曜)開催。
来月以降の開催情報は「田辺寄席」ホームページで確認して下さい。

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第868田辺寄席@桃ヶ池公園市民活動センター(2020年2月15日)

開口0番 桂文太
道具屋』桂治門
おごろもち盗人』笑福亭智之介
『夢の革財布』(江戸落語相当:芝浜)桂文太
(仲入り)
昭和任侠伝』桂花團治
幸助餅』笑福亭伯枝

三味線:花登益子
鳴り物(主任):桂む雀
お茶子:荒木恵美

リンク:田辺寄席
http://www.tanabeyose.com/