米国の自動車メーカー「フォード(Ford)」が日本市場から撤退する話が先日、報道された。
Ford Osaka Hirano

フォード車の日本での販売は111年の歴史がある。
1905年(明治38年)、日本への輸出を開始。
1925年(大正14年)、日本フォードが設立。
その後、横浜市の子安にアジア初のフォード車の製造工場が開設。
乗用車やトラックが年間1万台生産され、国内最大の自動車メーカーだったようだ。

時を経て、1979年(昭和54年)にはマツダとの資本提携。
小型車の開発と生産がマツダに委託され、「オートラマ」という名のディーラーが全国に展開された。
ハッチバック車の「フェスティバ」が懐かしい。高校時代に体育教諭が乗っていた車種でした。

マツダとの関係から、1993年に旗揚げしたサッカーJリーグでは「サンフレッチェ広島」のユニフォームの胸の部分にフォードのロゴが入っていた時期が。

近鉄グループの「近鉄モータース」がフォード車を輸入、販売していた時期も。
同社は戦後設立され、東京は三田にあった本社ビルは近鉄グループのホテル「都イン東京」が入り、屋上にはFordの大きな看板が。
KBS京都の近鉄バファローズ戦中継で放送された近鉄グループのCMにも建物を移した「都イン東京」のCMが放映された記憶がありあす。

2000年代後半に経営危機に陥ったフォードは資金調達の為、所有していたマツダ株を売却。
2015年に全マツダ株を売却。

今回の撤退は、日本では「売れなくなった」というのが一番なのか。
日本からは撤退するけど、中国には開発センターは残るので。

今後サポート体制はどうなるか判りませんが、販売店もユーザーも「寝耳に水」でしょうな。

(画像は、大阪市平野区にあるフォードOSAKA平野です。)


リンク:
フォード、日本事業からの撤退を正式に発表|【業界先取り】自動車ニュース2020国産車から輸入車まで【MOTA】
フォード・モーター - Wikipedia
近鉄モータース - Wikipedia