8月8日土曜日はNGKなんばグランド花月での「吉例88桂文珍独演会」へ。
【88文珍デー】吉例第38回桂文珍独演会@なんばグランド花月(2018年8月8日)
開演前の会場NGK前。

毎年の8月のこの時期、しかも土曜の夕方。
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多くの人出が・・・なんですが、今年はコロナ禍で、閑散と。

入場もソーシャルディスタンスが重視され、間隔開けての会場入り。

入場時には住所、氏名、連絡先と座席番号の記入。
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入場時の検温。
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入場後は、市松模様のような配席(東京の歌舞伎座も同じように市松模様な座席配置なようで)
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飲食もNG(そもそも落語会で「飲食していいのか?」というのはあるが)でしたが、水分補給は必要なのでペットボトルを売る売店が出ていました。(私はペットボトルを持ち込みました)

いつもより開演時刻早く6時半から。

まずは文珍門下筆頭弟子の楽珍さん。
3月から落語を仕事をなかったという楽珍さん「5ヶ月半ですわ」と。
噺は『宿替え』。

続いて文珍さん。
開口から時事ネタを絶妙なタイミングで入れてきはる。
辛いコメントも。

#新聞記者さんはそんなネタをそのままWebニュースに載せてはりますが、
#我々ファンがネタをインターネットに載せたら、当の噺家さんに怒られるんですけどね。

落語の配信は、しなかったという文珍さん。
でも感覚は若いし、時勢もテクノロジーも理解してはります。
88文珍デーを始めはったころに落語に「シンセサイザー」を導入された人やから。

1席目は自粛中に考えたという自作『在宅勤務』。
嫁子供に出ていかれた在宅勤務中の主人公が後輩を電話で呼び出して、そこからいろいろ噺が展開していく・・・。
時事ネタをうまいタイミングで入れてきはる。流石です。
本来なら850席のNGKの通常公演での短い出番でも、漫談だけで終わらず噺を入れてきはる師匠やから。

続いてゲストとして文珍さん弟弟子の文福さん。
88文珍独演会では第1回のみ出演されて、それ以降は舞台袖と打ち上げに駆けつけていたという。
噺は演らずに、漫談ベースの歌あり、相撲甚句ありの。
漫談はナンセンスで滑舌悪いので聴き取りづらいところあるんですが、切々と歌いあげる相撲甚句は見事で。
以前文珍さん門下の文春さん追善での会での相撲甚句を思い出してしまいました。

ここで仲入り休憩。15分ほど。

仲入り明けて、内海英華さん。
英華さんは文珍独演会では毎回、下座(三味線)を担当されてる由。
クレジットないですが、あの艶やかな音色なんで、「たぶん英華さん」かと、わかってました。
三味線漫談「女道楽」を。
小唄や、盆踊りで唄われる唄を披露されてました。
大阪市内では以前は河内音頭でなく、江州音頭やその土地で受け継がれている盆唄が唄われていたという。
そのうちの堀江地区での「堀江の盆踊り」の唄が披露されました。
堀江にあった花街の芸子さんが拵えたという。

歌詞は「♪かんてき(七輪の事)割った擂鉢割ったエーノー叱られた(おかしゅてたまらん)」なんですが、英華さんが唄うとなんとも艶やかに聞こえるのが。

文珍さんの2席目は『船弁慶』。
師匠五代目文枝さんの十八番で文珍さんも早くから継いではって、CD化もされてる。
天神祭のころの噺。
文珍さん、今年は祭がなかったので、その雰囲気を味わってほしい旨のコメントされてました。
『船弁慶』の名の通り、能『船弁慶』のパロディで、ハメモノも入って賑やかに。
そして爆笑の。

最後は下座のかたが舞台に登場されて、ハメモノを披露されて、そのまま終演となりました。
終演後は座席エリアごとに区切っての退場でした。
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吉例88 第38回桂文珍独演会@なんばグランド花月(2020年8月8日)
宿替え』桂楽珍
『在宅勤務』桂文珍
一人歌謡笑 桂文福
(仲入り)
女道楽(三味線漫談)内海英華
船弁慶』桂文珍

三味線:内海英華
鳴り物:林家うさぎ、桂福矢
舞台番:桂文五郎


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