8月30日日曜日の夜は「サンケイホールブリーゼ」で行われた桂米朝五年祭「米朝まつり」の4回目の公演へ。
【桂米朝五年祭】米朝まつり@サンケイホールブリーゼ(2020年8月30日)

桂米朝さんがなくなって今年で5年。
米朝さんは神道で神式のお葬式をされたので、満五年で「五年祭」なようで。

今年3月に予定されていた「米朝まつり」が新型コロナウイルスの影響で中止に。
8月に番組を変更して行われることになった。
一門の若手が中心となった会が8月19日から21日までの3日間、淀屋橋の朝日生命ホールで。
8月30日にはサンケイホールブリーゼで4回興行で人気噺家をゲストに呼んでの会が開かれることに。
番組@【桂米朝五年祭】米朝まつり

私は4回目の午後8時の回のチケットを取り、当日会場へ。

会場では検温、アルコール消毒のほか、コロナ感染者がいた場合のことを想定して、住所と氏名の記載を求められた。

会場内にはかつての「サンケイホール」での米朝さんの会のポスターが。
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旧サンケイホールでの最後の「米朝一門会」。
旧サンケイホールでの最後の「米朝一門会」
この会を観賞し、そのときの記録をブログに掲載しました。
幹部総出演だけでなく、ゲストも豪華でした。

天井から吊されてたのは若いときの米朝さん。40歳代?
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客席は市松模様な配席。
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ブリーゼは座席が狭いのですが、左右が開けられていたので、ゆったり観賞できました。

午後8時開演。
開口一番は吉朝門下のよね吉さん。
マクラも振らず「出番が12分しかない」と『皿屋敷』の前半をダイジェストで。
早口だったので、2回振っていました。
そのダイジェストがよく練られてて、開口から笑いが弾けてました。

続いて塩鯛さん。
久しぶりに見る塩鯛さん、痩せはった?
病気しはってから体重落としはったんかな?
マクラでは10月に開催する「塩鯛独演会」の告知を。
その日は2回公演で、計6席出番があるという。
2回公演になったのは1回公演あたりの席数を減らされているからだろうが。
「1日6回は、米朝師匠もやってません。…米朝事務所はブラックでっせ」
と塩鯛さん(笑)
同じネタにしないことで、2回公演とも鑑賞される猛者おられるかも。
噺のほうは『遊山船(ゆさんぶね)』。
今年は祭の思い出がないので、落語の世界でも夏を感じられたらという配慮か。

米朝さんの直弟子さんの挨拶。
4回目は桂米平さんでした。
師匠とのダイエットについてのエピソードを。
米朝さんの心の大きさを感じる。
落語の出番はなくて、そのまま米平さん下りられると。
米朝事務所の社長で米朝さんの長男である米團治さん登場。
在阪テレビ局に遺る米朝さんの秘蔵映像が、4回目は朝日放送の番組に出演した映像が。
先ずは『枝雀寄席』。直弟子の桂枝雀さんとの対談シーン。
「同じ噺でも毎日演じ方を変えている。」と枝雀さん。そのストイックぶりを米朝さんがやんわりと諌めてて、その収録会場での笑いと、この会場内でも同時に笑いが起こって、一体感ありました。

米朝、枝雀対談はYouTubeを検索すると色々出てきますな。

続いて米朝さんが1970年の大阪万博をレポートしたときの映像。
米朝さんが自身の家族を連れてのレポート。なかなかシュール。
会場の乗り物に乗っているシーンがあって、今の米團治さんがまだ少年で。かいらしい。小学生?

最後は「味の招待席」。キッチュこと松尾貴史さんが物真似していた料理紹介番組の。
「三昧に下ろしますな」が出てきてました。丁寧に料理が造られるシーンに、米朝さんのコメントが言葉選び、リズムが素晴らしく。一つの藝に。空腹のときに見たらアカン番組です。
この番組も動画を探したら出てくるのでは提供スポンサーのサントリーのCMとともに。

映像放映が終わって米團治さん登場。
何か感極まっている様子でした。

この会は仲入りナシで、そのまま米團治さんが下りられると。ゲスト登場。
4回目は笑福亭鶴瓶さん。万雷の拍手。
この日の昼間、サンケイホールブリーゼのあるビルにあるニッポン放送の関西支社から自身の番組「日曜日のそれ」にリモート出演。その番組で「米朝まつり」のことに触れてて、「この後、下の階(ブリーゼ)で落語会があってね。20分しゃべらんとアカンのです」と触れてはった。
米朝さんの会で笑福亭の人間として乗り込むので、やはり米朝さんのライバル、六代目松鶴さんの噺に。
マクラでは師匠松鶴さんとクイズ番組「アップダウンクイズ」や「三枝の国盗りゲーム」に出たときのエピソードを。そのときの松鶴さんエピ最高です(微笑)
マクラから自然に噺のほうへ。
『癇癪(かんしゃく)』は鶴瓶さんが演じるにあたりもともと江戸落語だったのをベースに松鶴さんとの思い出話を落語にしたもの。
松鶴さんが迫力満点でした(微笑)没後30年以上経つけど、今も生きる六代目松鶴。

鶴瓶さんが下りられて、トリは米朝直弟子の米二さん。
入門時に稽古をつけてもらったという『持参金』。
マクラでは米朝さんの車で運転手やっていたときに理屈いいのあだ名「リクやん」が付けられたときのエピソードが披露されてました。
咄嗟に出たんでしょうが。
米二さんが「リクやん」というあだ名があるということを初めて聴いたのは、ラジオ大阪での上岡龍太郎さんの番組(「歌って笑ってドンドコドン」)だったかな。桂雀々さん出てたからそんな噺になったか。

9時半過ぎに終演。客席エリア区切っての分散退場で。
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【桂米朝五年祭】米朝まつり@サンケイホールブリーゼ(2020年8月30日)
皿屋敷』桂よね吉
遊山船(ゆさんぶね)』桂塩鯛
ご挨拶 桂米平
桂米朝秘蔵映像 案内:桂米團治
癇癪(かんしゃく)』笑福亭鶴瓶
持参金』桂米二

リンク:
株式会社米朝事務所
サンケイホールブリーゼ

おまけ
ブリーゼと同じフロアの小ホールで米朝一門グッズと10月の「塩鯛独演会」のチケット先行販売がありました。
米朝さんの珍品集CDを買って帰りました。
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「米團治カレー」も売っていたと思いますが失念してました。
#思いだしていたらネタで買っていたのに。