５月13日金曜日は昼から休みとって、先月開館した「京都鉄道博物館」へ。
かつて、大阪の弁天町にあった「交通科学博物館」の後継施設として、「梅小路蒸気機関車館」を拡張リニューアル。2016年４月に開館しました。
約31,000mmでさいたま市の「鉄道博物館」や名古屋市「リニア・鉄道館」を展示車両数、敷地面積を上回り日本最大とのこと（2016年当時）。
エントランスホールの横に「旧二条駅舎」。
日本最古の木造建築の駅舎。伊東忠太の設計。
長らく山陰本線（嵯峨野線）の二条駅駅舎として使われてきたが、1996年の二条駅高架化工事完了をもって、駅舎と通しての役目を終え、梅小路蒸気機関車館へ移築。
現在は京都鉄道博物館のミュージアムショップが入店している。
トワイライトプラザにて「EF58系電気機関車」。
大阪環状線103系。
本館へ。
巨大な吹き抜け構造の中に、歴史を彩った名車が展示。
圧倒的スケール感。
床のストライプな絨毯は走るイメージを持たせたい為だろうか。
230系233号機。
国産初の量産型蒸気機関車で、国の重要文化財。
クハ489系１号車。国鉄時代を代表するボンネット型の交直流電車。
500系521形１号車。世界初の時速300km/hの営業運転を実現した新幹線電車。
100系122形5003電車。
「０系新幹線」の後継として製造された100系電車。平成元年製造。
かつての特急「富士」「つばめ」のヘッドマーク。
「富士」の英語の綴りが「FUJI」でなく「HUZI」。
1987年。国鉄からJRへ民営化された当時の。
鉄道の車輪。こうしてみるとホントにでかい。この車輪が車両を支え動かしている。
２階へ。先ほどのコレクションを逆側から。
かつての改札機。
○×の標示が近鉄電車の駅にあったことが懐かしいですが、これは片町線の駅に置かれていたものという。
屋上へ。京都市内が一望の。
通過していく「新快速」や「新幹線」が拝め。
梅小路蒸気機関車庫。
SLが汽笛を鳴らしている。この音が勤務先にも届くことがしばしば（汗）
再び館内に入ると、蒸気機関車庫の模型が。
京都市指定文化財の「旧二条駅舎」が保存。
中は「ミュージアムショップ」として運用されている。
威風堂々な佇まい。
中では二条駅舎とかつて存在した京都鉄道株式会社の紹介。
訪れた日は平日ということもあり、ゆったり愉しめました。
休日だと大変やろな。
入場券は券売機で。交通系ICカード決済可能です。
京都鉄道博物館
京都市下京区観喜寺町
JR京都駅中央口から徒歩20分
（2023.2.28 3:11追記）
2019年、JR嵯峨野線に「梅小路京都西」駅が開業。徒歩２分で博物館正面に。
地図リンク：
