６月10日土曜日は、ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）でのサッカーJ1リーグ戦、セレッソ大阪×ヴィッセル神戸戦へ。
今季のJ1リーグ折り返しとなる今節。
リーグ６位のセレッソはホームに首位ヴィッセルを迎えての「阪神ダービー」。
入場券は前売り時点で、完売。
22000人を超え、J1最多の観衆を集めました。
いつもは三本線（アディダス）ジャージが衣裳らしいですが、この日はプーマジャージ。
ホームチームのサプライヤーに配慮されたんですね。
先発メンバーは。
セレッソは前節のグランパス戦＠豊田から４人変更。
GKは負傷欠場の金鎮鉉選手に替わり、今季新加入の梁韓彬（ヤン・ハンビン）選手が７日の天皇杯２回戦に続き、リーグ戦初先発しました。
左SBには舩木翔選手。中盤には喜田陽選手。奥埜博亮選手はMFだが、２トップな位置づけか。
試合は前半から攻守の切り替えが早く、球際の攻防が激しかったです。
ロングボール主体のヴィッセルに対しセレッソはサイドから仕掛ける展開。セレッソのDF陣は体を張ってプレー。
ヴィッセルの攻撃の芽を摘んでいきました。
前半20分過ぎ、セレッソに決定機。
進藤亮佑選手からの左サイドへのロングボール。
カピシャーバ選手が収めて、中央へクロスボールを挙げると。
香川真司選手がヘディングシュート。
シュートはヴィッセルのゴールの上っ面に刺さるかと思ったら、ヴィッセルのGK前川黛也（だいや）選手が手を伸ばして弾き、ゴールならず。
その２分後にはヴィッセルに攻め込まれ、汰木康也（ゆるき・こうや）選手に角度のない位置からシュートを放たれるも。
ここは枠外に。
セレッソの引き締まった守備。
前半35分前には進藤亮佑選手が不利な判定を巡って抗議する場面も。
ヒートアップせずに適度に引き下げってました。
その後、毎熊晟矢選手とジョルディクルークス選手が右サイドを駆け上がるも、フィニッシュには至らず。
前半はスコアは動かず、ハーフタイムへ。
後半開始。セレッソのメンバー変更なし。
後半５分。待望の先制ゴールの場面が。
舩木翔（かける）選手からのクロスに。
ジョルディクルークス選手から、逆サイドから飛び込んでヘディング一発。決めてくれました。
ヴィッセルGK前川選手。まったく動けず。
待望の先制ゴールに場内割れんばかりの歓声が。
しかし、この直後もっとも注意しなければならない同点ゴールを決められてしまいました。
直後ヴィッセルに左サイドを崩されると、
最後は、山口蛍選手。
古巣相手に同点ゴールに決められてしまいました。
試合は再び振り出しに。
後半15分、ヴィッセルの佐々木大樹選手に強烈なシュートを蹴り込まれるも。
ここはGK梁韓彬選手が好セーブで防いでくれました。
この他の場面でも失点危機を好セーブで防いでくれました。
この直後のヴィッセルのCKから
ヴィッセル武藤嘉紀選手にシュートを
シュートを決められるも。
オフサイドの判定で「ノーゴール」。事なきを得ました。
飲水タイム。
ミネラルウォーターを体じゅうに駆けるジョルディクルークス選手。
後半途中。ヴィッセルのジェアンパトリッキ選手が登場。
ヴィッセル移籍後、初ヨドコウ。
「ひっさしぶりやのう」とパトリッキ選手に声掛けたか。奧埜選手。
彼の持ち味は快速ドリブルからのフィニッシュにあると思っているのですが。この日は。
この後、クロス挙げてました。「大迫（選手）に集めろ」指示通りだったんですかね。
フィニッシュこそ彼の持ち味の。
パトリッキ選手は、この後シュートを打つ場面あるけど、ゴールはならずでした。
一進一退の様相を呈した白熱の一戦は、後半のアディショナルタイムに終止符が。
自陣からのGK梁韓彬選手からのロングフィード。
PA内を飛び出したヴィッセルGK前川黛也選手。
ボール処理を誤ったところ。
詰めていた北野颯太選手がシュート。
ボールは無人のヴィッセルゴールへ。
１−１ドローを覚悟していたところ、よもやの勝ち越しゴール。
キッチリ詰めていたから、決められたのでしょう。
北野選手は、ゴール決まった後、真っ先に小菊監督の下へ。
場内ビジョンでも。
試合は、このまま終了。
劇的ゴールで、ヴィッセルを撃破し首位の座から引きずり下ろした試合でした。
ヴィッセルの猛攻を凌ぎきった（同点ゴールは奪われたが）。
進ちゃん（進藤亮佑選手。３番）の喜び様がそれを象徴。
試合後は、照明を落として、選手達を讃える趣向。
場内一周での。
DAZN向けインタビューの後、出遅れた北野颯太選手が大人しめにゴール裏で挨拶していた所へ、ジョルディクルークス選手がやってきて、ハイパフォーマンス。
北野選手に「お前も喜び前面に露わさんかい」と言いたげ。
大人しめだった北野選手もクルークス選手のハイパフォーマンスについていってました（笑）
北野颯太選手の場内インタビューが終わってから、ヴィッセル山口蛍選手がセレッソゴール裏へ挨拶。
此処は彼にとってはユース時代からの故郷とも云える場所やからね。
◆６月10日 大阪・ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）
Ｃ大阪 ２−１ 神戸
（前半０−０）
（後半２−１）
【得点者】ジョルディクルークス、北野颯太（Ｃ大阪）山口蛍（神戸）
リンク：
・試合結果＠Jリーグ公式サイト
試合後の小菊昭雄監督の話（Jリーグ公式サイトより）
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[ 小菊 昭雄監督 ]
まさしく激闘だったと思います。今日来ていただいた両チームのサポーターの皆さま、サッカーファミリーの皆さまに、サッカーの素晴らしさ、楽しさを届けられる試合だったと思います。相手は首位の神戸、非常に強度の高いゲームでした。前半は私たちがしっかりとゲームコントロールできた時間帯は多かったですが、後半は相手にボールを握られ、ピンチもありました。
その中で、前節の名古屋戦では先制して、そこからの15分、20分、苦しい時間帯でバラバラになってしまった。そこに対して全員でもう１回向き合って、そういうときこそみんなで乗り切る、カバーする、ハードワークするというメンタルのところ、ゲームコントロールのところ、リーダーシップのところ、そこを強くアプローチしてこの試合に臨んだのですが、名古屋戦の敗戦を生かしてくれた選手たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
神戸もそうだと思うのですが、われわれもキャプテンの清武（弘嗣）、（マテイ）ヨニッチ、山中（亮輔）、（キム）ジンヒョンなど、主力選手がケガや体調不良で離脱している中、若い選手たちが良い準備をして、躍動してくれたこと。このことも今日の勝利と同じくらい、それ以上にうれしく思います。また良い競争をして、後半戦は優勝争いに絡んでいきたいと思います。
−−決勝点を決めた北野 颯太選手について。
彼の気持ちが乗り移ったゴールだったと思います。近いタイミングで結果を出す確信はありました。あのゴールを生んだ彼の努力と、周りの選手のハードワークを評価したいと思います。颯太自身もこのゴールでさらに自信をつけてほしいですし、まだまだ伸びないといけない選手。日本を引っ張らないといけない選手だと思うので、ここからがスタートだと思います。
まさしく激闘だったと思います。今日来ていただいた両チームのサポーターの皆さま、サッカーファミリーの皆さまに、サッカーの素晴らしさ、楽しさを届けられる試合だったと思います。相手は首位の神戸、非常に強度の高いゲームでした。前半は私たちがしっかりとゲームコントロールできた時間帯は多かったですが、後半は相手にボールを握られ、ピンチもありました。
その中で、前節の名古屋戦では先制して、そこからの15分、20分、苦しい時間帯でバラバラになってしまった。そこに対して全員でもう１回向き合って、そういうときこそみんなで乗り切る、カバーする、ハードワークするというメンタルのところ、ゲームコントロールのところ、リーダーシップのところ、そこを強くアプローチしてこの試合に臨んだのですが、名古屋戦の敗戦を生かしてくれた選手たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
神戸もそうだと思うのですが、われわれもキャプテンの清武（弘嗣）、（マテイ）ヨニッチ、山中（亮輔）、（キム）ジンヒョンなど、主力選手がケガや体調不良で離脱している中、若い選手たちが良い準備をして、躍動してくれたこと。このことも今日の勝利と同じくらい、それ以上にうれしく思います。また良い競争をして、後半戦は優勝争いに絡んでいきたいと思います。
−−決勝点を決めた北野 颯太選手について。
彼の気持ちが乗り移ったゴールだったと思います。近いタイミングで結果を出す確信はありました。あのゴールを生んだ彼の努力と、周りの選手のハードワークを評価したいと思います。颯太自身もこのゴールでさらに自信をつけてほしいですし、まだまだ伸びないといけない選手。日本を引っ張らないといけない選手だと思うので、ここからがスタートだと思います。
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以上。
