７月28日金曜日は、ヤンマースタジアム長居（長居陸上競技場）でのサッカーの親善試合、パリ・サンジェルマン×セレッソ大阪戦へ。
フランスリーグ1部の強豪、パリ・サンジェルマン（以下、PSG）が８月のシーズン開幕を前に、日本でのプレシーズンマッチを行うジャパンツアーを敢行。
その１試合にセレッソ大阪との試合が組まれました。
セレッソ戦のシーズンシート特典を利用して、前もってチケットの優先販売に応募。
通常のセレッソ戦の４〜５倍の料金設定だったが、折角なので、応募した。
チケットはQRコードの電子チケットで、試合のあった週にメールで通知されました。
転売防止がねらいなんだろうが、詰めて売られた筈の指定席で空席が見られたので、
当日都合があって観戦を断念したか、それとも転売失敗したか。
久々のヤンマースタジアム開催。
スロープを上っての。
最近は専用競技場の「ヨドコウ桜スタジアム」開催ですので、陸上トラックのあるヤンマースタジアムは、ピッチがとても遠くに感じました。
完全日没直前の19時20分。
いつものセレッソ戦で見られない客層なバックスタンド。
バックスタンド前のTVカメラ。
MBS毎日放送のカメラでした。
試合の模様は、TV放送でなくネット配信でしたが、映像協力はMBSなんですね。
キックオフ前には和太鼓演奏に
「ET-KING」を招いてのプレイベントがあって。
火が焚かれて。
４年前の、味の素スタジアムでのラグビーワールドカップ３位決定戦を思い出す。
メインスタンドの人ら熱かったでしょうな。
ゴール裏一番端上の方でもしっかりあついです！！wwメインの人死んでるんちゃうか pic.twitter.com/1czGVNHfPz
— さえ (@crz_17_sae) July 28, 2023
選手入場。
PSGのマスコット「ジェルマン・ザ・リンクス」も来日。
ロビーやマダム・ロビーナに似てるな。彼は狼でなく猫の擬人化なようで。
記念撮影。
さて試合。
先発メンバーは。
喜田陽選手が先発。
香川真司選手はベンチスタート。
ベンチにはチームに復帰した丸橋祐介選手のほか、山下達也選手も。
ひっさひさやなあ。
一方のPSGは、ネイマール選手はベンチスタート。
出場あるか？
序盤はPSGペースで、セレッソは中々ボールが奪えない。
守備陣は４バックの統率された守備でPSGに得点機を与えていませんでした。
前半10分、自陣の左サイドでボールを奪うと、カピシャーバ選手（27番）が果敢に前進します。
しかし相手 MFのウォーレンザイールメモリー選手（33番）から激しいタックルに遭いボールロス。
先制機を逸します。
前半17分、先制ゴールを奪われました。
自陣のゴール前で浮き球のクロスを出されると、
それにFWヒューゴエキティケ選手（44番）が反応。
利き足でコースを変えられ、セレッソゴールに鎮められました。
前半20分に得点機。
ボランチ喜田選手からの配球を受けた左SB山中亮輔選手（６番）が最終ラインの裏にロングパスを配球すると、
それにレオセアラ選手が反応。
利き足を振り抜くも、PSGのペレイラ選手（15番）にブロックされ、ゴールには至りませんでした。
なおも得点機が続いたセレッソは、１分後に同点ゴール。
GK梁韓彬（ヤンハンビン）選手が縦に長いボールを蹴り込むと、スペースに流れたボールにジョルディクルークス選手が反応。
PSGのPA内に進入すると、
そのまま左足一閃。
シュートはPSGゴールの左隅に決まりました。
その後、前半30分手前で追加点のチャンス。
喜田選手が自陣でボールを奪うと、カウンター発動。
ボールはレオセアラ選手に預けられると、
レオセアラ選手から放たれたゴール右隅へのシュートは。
相手GKに止められゴールは成らず。
その１分後に、PSGに反撃を喰らいます。
縦パスから１本から最終的にはエキティケ選手がループシュートを決められるも、オフサイド判定となり、ゴールは成らず。
飲水タイム。
談笑するカピシャーバ選手と、PSGのDFマルキーニョス選手（ブラジル代表）。
前半は、スコア１−１のままでハーフタイムへ。
ハーフタイム中は、CMがビジョンに放映されるだけで、イベントらしきものはありませんでした。
後半開始。
その前にピッチに出てきた香川真司選手を捕まえたのは、PSGのDFアフラフ・ハキミ選手（２番）。ドイツリーグのドルトムント時代に同僚だったようで。
場内ビジョンでも。まさに「談笑」でした。
ピッチ前には「公認セレ男」のホスト、ローランドさんの姿が。
後半開始。両軍とも大量選手入替。
香川選手もこのタイミングから。
後半開始早々の４分。PSGに技ありの勝ち越しゴールを決められます。
その際、エキティケ選手はヒールパスで前方へ。
それを受けたビティーニャ選手に右足でループシュートを決められました。
セレッソ対PSG戦にて。ヒールからゴールに繋がれた。日頃のJリーグでは拝めないプレー。
— MASARU (@masaru_bu) July 29, 2023
進藤選手は気の毒でしたが、愉しめました。pic.twitter.com/zJtOvWfDiE
フランス王者による洗練された勝ち越しゴールでした。
後半10分すぎ、レオセアラ選手に代わって、セレッソに加入したばかりの渡邉りょう選手（35番）が登場。
渡邉選手は、J3「アスルクラロ沼津」J2「藤枝MYFC」を経て、セレッソへ。
いきなり、PSGとの試合が実戦とは。
シンデレラストーリーな。
後半23分に同点ゴールは、その渡邉選手が起点に。
右サイドの相手陣でボールを奪った渡邉選手は中央へラストパスを配給。
これに同じく途中出場の北野颯太選手（38番）がワントラップで左足一閃。
PSGゴール右下に鎮めました。
リプレーでも。
スコア２−２。
加入早々ナイスアシストの渡邉選手を讃える香川選手（渡邉選手の向こう側にいます）。
その後もセレッソにチャンスがあり、後半34分に勝ち越しゴールが決まります。
前線からのプレスで新井晴樹選手が PA左でボールを奪うと、香川真司選手へ横パス。
香川選手は右足一閃すると、
シュートはPSGゴール右に突き刺さりました。
鮮やかな勝ち越しゴールでした。
セレッソ×パリサンジェルマン戦。
— MASARU (@masaru_bu) July 28, 2023
香川真司の決勝ゴール。
千両役者。#香川真司#セレッソ大阪
pic.twitter.com/xhFBM21N41
香川選手が祝福を受けている場面で、相手チームの選手がつっかかり主審の「ファウルで（ノーゴール）やろ」と詰めているのが対照的でした。
リプレーでも。
弾丸シュートが決まりました。
後半アディショナルタイムに。自陣に戻って守備してくれる渡邉選手。
試合終了。
セレッソがフランス王者PSGを下しました。
◆７月28日 大阪・ヤンマースタジアム長居（長居陸上競技場）
パリSG ２−３ Ｃ大阪
（前半１−１）
（後半１−２）
【得点者】ヒューゴエキティケ、ビティーニャ（パリSG）ジョルディクルークス、北野颯太、香川真司（Ｃ大阪）
観衆：32,430人
リンク：
・試合結果＠Jリーグ公式サイト
試合後の健闘を讃えるセレッソ選手。
PSGのGKは主審につっかかってました。
日本と欧州チームの対戦なので、別地域の審判を呼ぶなのが国際試合なんでしょうが。
日本での「プレシーズンマッチ（親善試合）」なのでJリーグの審判が起用されたのでしょうね。
・・・知らんけど。
ネイマール選手は、結局、出場なし。
大阪での試合は２試合とも出番がなく、東京国立競技場でのインテルとの”大一番”に備えて温存なんでしょうね。
以下は試合後、バックスタンド前でクールダウンの走り込みをしてること。
彼に盛んに声掛かってまして。
彼はセレッソゴール裏席に挨拶してました。
「大阪の試合出なくて、ごめんなさい」ですかね。
場内一周しているセレッソ選手たちもネイマール選手が気になっているのか、（ネイマール選手がいる）後ろ向いてました。そりゃ気になるわ。
松田陸選手。
家族か知人の存在に気付いて声掛けてました。
香川選手と北野選手は遅れて場内一周に。
中継向けインタビューに応じていたのでしょう。
記念撮影。フランス王者撃破は歴史に残る一戦。
試合後、控室でネイマール選手に記念撮影してもらうセレッソ選手。
羨まし。
ネイマールと記念撮影するセレッソ選手たち。
— MASARU (@masaru_bu) July 28, 2023
陸ちゃん羨ましい。#ネイマール#毎熊晟矢#松田陸#セレッソ大阪
pic.twitter.com/XSC79ks664
以上、ヤンマースタジアム長居から、このへんで。
リンク：
・PSG JAPAN TOUR
