８月26日土曜日は、ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）でのサッカーJ1リーグ戦、セレッソ大阪×名古屋グランパス戦へ。
雷の影響で雷鳴な鳴り響く長居界隈。
露天なバックスタンド観客の安全を確保する為、開門を遅らせ、キックオフも30分ずらされました。
こちらも大阪市内の自宅から、スタジアムへの移動を遅らせました。
西に向かいながらの移動。稲光を何度も拝みました。
雷雲が西へ動いた19時半過ぎのキックオフ。
さて試合。
関東でのビジター２連戦を１勝１分けとし、現在リーグ６位セレッソが、３位グランパスを迎えての上位対決。
ヨドコウ桜スタジアムにはホームのセレッソサポーターだけでなくビジターのグランパスサポーターも数多く詰めかけ、非常に圧の高い声援を送っていました。
メンバーは。
セレッソは、前節の横浜FC戦から先発を１人変更。
CBの一角だった鳥海
晃司選手が外れ、マテイヨニッチ選手が入りました。
一方、グランパスは前節のレッズ戦ではメンバーから外れたキャスパーユンカー選手が１トップに入りました。
開始早々にグランパスにセレッソゴールを脅かされます。
ロングボールが永井謙佑選手に入ると、マテイヨニッチ選手のマークを躱してキープしながらゴール中央へのクロス。
そこへ逆サイドから野上結貴選手に詰められ、セレッソゴールに押し込まれました。
タダこの後、VARの判定となり、
野上選手がボールを受けた位置がオフサイドと判定され、ノーゴールとなりました。
前半９分、今度はセレッソに得点機が。
毎熊晟矢選手が右サイド深い位置からの縦パス。
これにレオセアラ選手が反応し、抜け出すと、クロスをゴール中央へ配球。
上門知樹（うえじょう・さとき）選手（７番）がワンタッチでグランパスゴール左隅へ流し込んでくえました。
この直後、オフサイドかどうかのVAR判定が入りましたが、問題なしとなりゴールは認められました。
しかし、この後、グランパスにすぐさま同点に追いつかれてしまいます。
森島司選手に左サイドを突破されると、上げられたクロスに
逆サイドから走り込まれた森下龍矢選手に押し込まれてしまいました。
あっちゅう間の同点劇。
非常にいただけない失点でした。
前半20分ごろにもまた同じような決定機を与えてしまいます。
永井謙佑選手のクロスに
またも、森下龍矢選手が合わされますが。今度はシュートは枠外へ。
その後、飲水タイム明けの30分には、野上結貴選手に左サイドをスペースを突かれると、グラウンダーのクロス。
これにはキャスパーユンカー選手をケアしていたCB進藤亮佑選手（３番）が
足を伸ばしてクリアし、
事なきを得ました。
前半38分には今度はセレッソにチャンス。
グランパスゴール前での攻防。ジョルディクルークス選手からのクロスボール。
そのクリアボールに
後方からCB進藤亮佑選手が攻撃参加。
争奪戦の末、痛んでました。「なぜそこに進藤」。
さらにグランパスゴール前での攻防。
ペナルティーエリア内で、香川真司選手にボールが渡りましたが、
シュートはグランパスDFに阻まれました。
直後の、飲水タイムでの井戸端会議。
その直後、グランパスのペナルティーエリアの外で、相手の反則（ハンド）によるフリーキックを獲得。
プレッシャーを掛ける永井謙佑選手。
レオセアラ選手のキックは。
相手のクリアボールが香川真司選手に渡るも。
放ったシュートはミスキックで大きく右に逸れ、ゴールには至りませんでした。
前半はこのまま１−１でハーフタイムへ。
後半に入っても激しい攻防戦。
後半14分にはグランパス河面（かわづら）旺成選手からのコーナーキックに
野上結貴選手にヘディングで合わされますが
ここはセレッソGK梁韓彬（ヤン・ハンビン）選手が手を伸ばしてキャッチし、事なきを得ました。
頭を抱える野上選手。
後半20分には途中交替したグランパスの和泉竜司選手に決定的なシュートを放たれますが、ここはGK梁韓彬選手がビッグセーブ。事なきを得ます。
リプレー映像でも。
後半26分に、セレッソに勝ち越しゴールが。
喜田陽（ひなた）選手（５番）から上門知樹選手がパスを受けると
＃ピンボケしました。
グランパスDF中谷進之介選手のマークを受けながらも上門選手は左足一閃。
シュートはグランパスゴールへ。
視察に訪れた日本代表の森保一監督に強烈なシュートを印象付けました。
この直後「飲水タイム」となり、グランパスからカウンター一撃を免れたのはラッキーでした。
後半35分には、西尾隆矢選手を入れて、５バックとし、最終ラインを固めると。
そして後半43分に、駄目押しの３点目。
途中出場の渡邉りょう選手（35番）から前線の北野颯太選手へパス。
北野選手が相手DFを躱して、
放ったシュートは
グランパスゴールの左隅に決まりました。
試合はこのまま終了。
セレッソがスコア３−１と前節の雪辱を果たしました。
グランパスとのリーグ戦では2021年ホーム最終戦以来の勝利となります。
◆８月26日 ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）
Ｃ大阪 ３−１ 名古屋
（前半１−１）
（後半２−０）
【得点者】上門知樹×２、北野颯太（Ｃ大阪）森下龍矢（名古屋）
リンク：
・試合結果＠Jリーグ公式サイト
試合終了後は、場内照明を落とし、ペンライトで選手を讃える趣向。
記念撮影。
なおＭＯＭは上門選手。
協賛試合のスポンサーから賞金30万円が贈られました。
試合後の小菊昭雄監督の話（Jリーグ公式サイトより。）
===
[ 小菊 昭雄監督 ]
今日は両チーム、勝点３を目指して、立ち上がりからゴールを目指して、強度の高い、見ごたえのあるゲームが展開されたと思います。その中で、われわれは目標の『トップ３』、さらに優勝争いを考えた場合、必ず勝たないといけない試合でした。一人ひとりがいろいろな局面でバトルした、戦った結果、この３−１につながったと思います。交代で入った選手も含めて素晴らしい内容で勝てたことをうれしく思います。ただ、残り９試合も一戦必勝で戦うことは変わりません。どの試合も勝点３を目指して準備して、勝点３を勝ち取る。ラスト９試合、また全員で良い準備をして臨みたいと思います。
−−２ゴールを挙げた上門 知樹選手について。
キャンプのときから非常にパフォーマンスが高く、彼にも「今年のノルマはリーグ戦で10点」と伝えました。それだけクオリティーの高い選手です。そうした約束をした中でシーズンをスタートしました。キャンプのトレーニングマッチでは、６点、７点とゴールを量産する素晴らしいキャンプでした。その後、ケガがあったり、体調不良が続いたり、安定して練習をできない時期が続きました。ようやくここ１カ月、しっかりと練習を継続して取り組むことができました。
もともと、クオリティーの高い選手ですし、やってもらわないといけない選手です。ようやく本来のパフォーマンスにつながっていると思います。今日のゴールも素晴らしいですが、守備での貢献、自己犠牲、チームを勝たせるために走り、戦う。それはゴールと同じくらい、見に来てくれたサポーターの皆さんの心を打ったと思います。
−−今日は普段以上にオープンな展開に見えました。それは意図したモノなのか、もしくは流れの中で結果的にそうなったのでしょうか？
名古屋はオープンな展開が強みだと思っていましたので、しっかりと攻守でゲームをコントロールするような狙いはありましたし、そのためのトレーニングも積んできました。ただ、冒頭に申し上げたとおり、今日は両チーム、マストで勝点３が必要なビッグマッチでした。
その中でわれわれも、相手のカウンターを恐れて前に出ていかない、横パス、バックパスを選択することを私は求めていませんでした。少々、リスクがあってもどんどん湧き出る、押し越していく、ゴールを目指す。そういうサッカーをしようと選手を送り出しました。選手の勝ちたい気持ちがゴール、勝利につながったと思います。
今日は両チーム、勝点３を目指して、立ち上がりからゴールを目指して、強度の高い、見ごたえのあるゲームが展開されたと思います。その中で、われわれは目標の『トップ３』、さらに優勝争いを考えた場合、必ず勝たないといけない試合でした。一人ひとりがいろいろな局面でバトルした、戦った結果、この３−１につながったと思います。交代で入った選手も含めて素晴らしい内容で勝てたことをうれしく思います。ただ、残り９試合も一戦必勝で戦うことは変わりません。どの試合も勝点３を目指して準備して、勝点３を勝ち取る。ラスト９試合、また全員で良い準備をして臨みたいと思います。
−−２ゴールを挙げた上門 知樹選手について。
キャンプのときから非常にパフォーマンスが高く、彼にも「今年のノルマはリーグ戦で10点」と伝えました。それだけクオリティーの高い選手です。そうした約束をした中でシーズンをスタートしました。キャンプのトレーニングマッチでは、６点、７点とゴールを量産する素晴らしいキャンプでした。その後、ケガがあったり、体調不良が続いたり、安定して練習をできない時期が続きました。ようやくここ１カ月、しっかりと練習を継続して取り組むことができました。
もともと、クオリティーの高い選手ですし、やってもらわないといけない選手です。ようやく本来のパフォーマンスにつながっていると思います。今日のゴールも素晴らしいですが、守備での貢献、自己犠牲、チームを勝たせるために走り、戦う。それはゴールと同じくらい、見に来てくれたサポーターの皆さんの心を打ったと思います。
−−今日は普段以上にオープンな展開に見えました。それは意図したモノなのか、もしくは流れの中で結果的にそうなったのでしょうか？
名古屋はオープンな展開が強みだと思っていましたので、しっかりと攻守でゲームをコントロールするような狙いはありましたし、そのためのトレーニングも積んできました。ただ、冒頭に申し上げたとおり、今日は両チーム、マストで勝点３が必要なビッグマッチでした。
その中でわれわれも、相手のカウンターを恐れて前に出ていかない、横パス、バックパスを選択することを私は求めていませんでした。少々、リスクがあってもどんどん湧き出る、押し越していく、ゴールを目指す。そういうサッカーをしようと選手を送り出しました。選手の勝ちたい気持ちがゴール、勝利につながったと思います。
===
以上。
（2023.9.2 21:49追記）
タイトルの節番が誤っていましたので、改めました。正しくは「25節」です。
