京都は「東福寺」へ紅葉見物に。
「東福寺」は室町時代に、三代将軍足利義満により定められた「京都五山」第４位に選ばれた京都を代表する寺院の一つ。
名勝「通天橋」は紅葉の名所として有名。
橋が架かる渓谷「洗玉澗（せんぎょくかん）」に広がる紅葉を橋の上から拝めるということで、紅葉のピーク時には多くの人、人、人なんでしょうが。
この日は平日の朝でしたので、比較的にゆったりと観賞できました。
入場料は600円。
渓谷「洗玉澗（せんぎょくかん）」。
12月に入り、紅葉の落葉が進んでまして、紅葉の絨毯が広がっておりました。
谷に下りてみると
紅葉の絨毯。曇天なのも趣きがあって。
もう一つの、目当ての本坊庭園へ。
ここは明治時代の再建された「本坊（方丈）」をぐるりと囲む四方の庭園。
作庭家・重森三玲により、1939年（昭和14年）により作庭された枯山水庭園「八相の庭」。
本坊に入り、いきなり目に入るのは、巨大の石が置かれた南庭。
お寺の公式によると、左から瀛洲（えいしゅう）、蓬莱、壺梁（こりょう）、方丈。
仙人の住む島、四仙島と見立てている。
その奧には写真には写ってないですが、「五山」という名の築山がありました。
石庭の後ろ側には「東庭」。
北斗七星に見立てた石柱が。
「西庭」は、サツキを市松模様で刈り込まれている。
「井田市松」というらしい。
「北庭」も市松模様な。
これまでの日本庭園では見たこと無い斬新な意匠でした。
本坊庭園は入園料400円でした。
東福寺
京都市東山区本町15丁目778
京阪電車・JR奈良線「東福寺」駅から徒歩10分、京阪電車「鳥羽街道」駅から徒歩８分
リンク：
・東福寺
・東福寺 本坊庭園（八相の庭） 重森三玲作の庭園を一度に４つ鑑賞できる幸せ（京都府京都市東山区）-庭園ガイド
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