４月13日土曜日は、ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）でのサッカーJ1第８節、セレッソ大阪×川崎フロンターレ戦へ。
開幕から７戦無敗のセレッソ。フロンターレを迎えての一戦。
試合前からボルテージ上がる応援合戦。
長居公園の桜の見頃は過ぎて、気温が上がった大阪で。試合中は長袖要らずでもいいほど。
メンバーは
セレッソの先発は前節のアルビレックス戦から１人変更。
柴山昌也選手がインサイドハーフの一角に。
試合は序盤からセレッソが勢いよく相手を押し込む形で主導権を握り続けました。
前線で鍔迫り合いの登里享平選手と家長昭博選手。ともに両軍が古巣の。
前半６分には、相手ゴール前へのバックパスにチャージを仕掛けるカピシャーバ選手。
８分には、相手のバックパスを拾ったレオセアラ選手が相手DF２人に挟まれながらもシュート。
14分には、コーナーキックをニアで競ったボールが毎熊晟矢選手がファーの位置で受けてシュートを放つも、相手GK鄭成龍（チョン・ソンリョン）選手の懸命のセービングでゴールはならず。
16分には自陣からボールを繋ぐとレオセアラ選手がドリブル突破。
スルーパスで右前の柴山昌也選手へ。
放ったシュートは相手GK鄭成龍選手に足で阻まれゴールならず。
24分には、縦パスからボランチの裏に柴山昌也選手がワンタッチでレオセアラ選手へ。
PA内深く侵入してシュートを放つも、鄭成龍選手に阻まれゴールならず。
35分には、毎熊選手と柴山選手と連係して右サイドを崩すと、最後はルーカスフェルナンデス選手からのクロスにレオセアラ選手がヘディングで合わせるもシュートはクロスバー越え。
なかなかゴールまでには至りませんでした。
前半は０−０で折り返し。
後半25分になってようやくの先制ゴール・
直前のフロンターレの攻撃に対して、家長昭博選手の侵入を舩木翔選手が足で止めると、カウンター発動。
毎熊選手からルーカスフェルナンデス選手がドリブルで運び、左サイドのカピシャーバ選手へ。
カピシャーバ選手からファーへのクロスをあげると、
そこへレオセアラ選手がヘディングシュートをフロンターレゴールに決めてくれました。
歓喜に変わった瞬間。
この後、セレッソはフロンターレキラーの山田寛人選手を。
さらに後半44分には、ジャスティンハブナー選手を投入。
５バックとし、相手の攻撃を防ぎました。
後半40分前、あわや同点ゴールを懸命のクリアで防ぐ登里選手。
前節に続いて、レオセアラ選手のゴールを守り切ったセレッソ。
2017年８月以来の首位浮上です。
選手を労う小菊監督。
決勝ゴール挙げたレオセアラ選手にはゲームスポンサーから賞金10万円が。
えべっさんのような満面の笑み。
◆４月13日 ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）
Ｃ大阪 １−０ 川崎
（前半０−０）
（後半１−０）
【得点者】レオセアラ（Ｃ大阪）
リンク：
・試合結果＠Jリーグ公式サイト
レオセアラ選手、感極まって挨拶に行ったゴール裏席へ来ていたユニフォームをプレゼント。
上半身裸でサイン。綺麗な彫りもの。
登里選手は古巣フロンターレゴール裏席へ。
長めの挨拶。音声は届かなかったですが、セレッソ公式が拾ってくれてました。
13日のセレッソ×フロンターレ戦後、登里享平選手が昨年まで15年間在籍した古巣への挨拶。#登里享平 #frontale pic.twitter.com/MrO4x8xUfg
— MASARU (@masaru_bu) April 13, 2024
試合後の小菊昭雄監督の話（Jリーグ公式より）
===
[ 小菊 昭雄監督 ]
試合前のミーティングで選手たちには、「私が監督に就任して、川崎フロンターレに勝てるチームを作りたい。そういう思いで就任した」と話した。その中で、最近は（川崎Ｆ戦の）成績は良かったのですが、ほとんどの試合が選手たちのハードワークのおかげ、守備からのカウンター、リスタートといった形でした。本当にギリギリの勝利でした。その中で、「今日はゲームを支配して勝ちたい。正面からぶつかって勝ちたい」という話をしました。色んな課題もまだまだありますが、ここ数試合（の川崎Ｆ戦）に比べると、随分と攻撃的にぶつかって、自分たちで支配したり、意図的に運んだり、そういう試合ができるチームに近づいたかなと思います。攻撃的で強いセレッソに一つひとつ成長していると感じました。ただ、われわれは歩みを止めずに加速していく、一気に加速していくチームにしていきたいです。ここで満足せず、課題とも向き合いながら、全員でやっていきたいと思います。
−−ここ数試合、守備で耐えて決定機を仕留める試合も続いていた中で、今日は開始から相手を呑み込むような、FC東京との開幕戦やＪ１第２節・鹿島戦のような内容を披露した。今週の練習の中で、戦術面、メンタル面で、どういう働きかけをしたのか？
まさに１節、２節は、勝利はできなかったのですが、魅力的な、私が求めるサッカーをやってくれました。勝てはしなかったのですが、内容は素晴らしかったと。ここ数試合は無敗が続いていましたが、少し守備でゲームをコントロールする比重が大きかったので、この試合は攻撃で支配したい。その思いで、今週は攻撃も重点的にトレーニングをして、ミーティングもしました。ハーフタイムにも「１節、２節のような魅力的なサッカーができている。ただ、勝てないと成長は見られない。この内容を勝利につなげる。あれから私たちは成長したと結果で示そう」という話をしました。その中で、課題もあるのですが、１試合を通して自分たちが求めるサッカーができている時間帯も多かったので、内容も伴った勝利だと思います。
−−４年ぶりに首位に立ったが。
非常に幸せな気分ですし、うれしく思っています。監督になってからずっとそこを目指してやってきました。８節とはいえ、順位表の一番上にセレッソ大阪の名前が刻まれていることには非常に幸せを感じています。ただ、選手たちにも伝えたのですが、「ここから一気に加速するんだ」と。最終節までこのポジションを譲りたくない、突き放していくという思いでいっぱいです。来週もルヴァンカップ、リーグ（次節・）名古屋戦と続きますが、全員で毎日を精一杯、日常がすべての気持ちで取り組んでいきたいです。そこは変わらず、謙虚にやっていきたいです。
試合前のミーティングで選手たちには、「私が監督に就任して、川崎フロンターレに勝てるチームを作りたい。そういう思いで就任した」と話した。その中で、最近は（川崎Ｆ戦の）成績は良かったのですが、ほとんどの試合が選手たちのハードワークのおかげ、守備からのカウンター、リスタートといった形でした。本当にギリギリの勝利でした。その中で、「今日はゲームを支配して勝ちたい。正面からぶつかって勝ちたい」という話をしました。色んな課題もまだまだありますが、ここ数試合（の川崎Ｆ戦）に比べると、随分と攻撃的にぶつかって、自分たちで支配したり、意図的に運んだり、そういう試合ができるチームに近づいたかなと思います。攻撃的で強いセレッソに一つひとつ成長していると感じました。ただ、われわれは歩みを止めずに加速していく、一気に加速していくチームにしていきたいです。ここで満足せず、課題とも向き合いながら、全員でやっていきたいと思います。
−−ここ数試合、守備で耐えて決定機を仕留める試合も続いていた中で、今日は開始から相手を呑み込むような、FC東京との開幕戦やＪ１第２節・鹿島戦のような内容を披露した。今週の練習の中で、戦術面、メンタル面で、どういう働きかけをしたのか？
まさに１節、２節は、勝利はできなかったのですが、魅力的な、私が求めるサッカーをやってくれました。勝てはしなかったのですが、内容は素晴らしかったと。ここ数試合は無敗が続いていましたが、少し守備でゲームをコントロールする比重が大きかったので、この試合は攻撃で支配したい。その思いで、今週は攻撃も重点的にトレーニングをして、ミーティングもしました。ハーフタイムにも「１節、２節のような魅力的なサッカーができている。ただ、勝てないと成長は見られない。この内容を勝利につなげる。あれから私たちは成長したと結果で示そう」という話をしました。その中で、課題もあるのですが、１試合を通して自分たちが求めるサッカーができている時間帯も多かったので、内容も伴った勝利だと思います。
−−４年ぶりに首位に立ったが。
非常に幸せな気分ですし、うれしく思っています。監督になってからずっとそこを目指してやってきました。８節とはいえ、順位表の一番上にセレッソ大阪の名前が刻まれていることには非常に幸せを感じています。ただ、選手たちにも伝えたのですが、「ここから一気に加速するんだ」と。最終節までこのポジションを譲りたくない、突き放していくという思いでいっぱいです。来週もルヴァンカップ、リーグ（次節・）名古屋戦と続きますが、全員で毎日を精一杯、日常がすべての気持ちで取り組んでいきたいです。そこは変わらず、謙虚にやっていきたいです。
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以上。
