７月20日土曜日は、ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）でのサッカーJ1第24節、セレッソ大阪×アルビレックス新潟戦へ。
梅雨が明けて茹だる暑さの大阪。19時キックオフ。
今節は『セレッソ大阪設立30周年マッチ』として開催され
セレッソ大阪OB出場による前座試合が行われました。
🐺🌸30周年スペシャルマッチ🌸🐺
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) July 20, 2024
セレッソ大阪OBチーム、もりちゃんずユナイテッド、家本主審みんなで記念撮影📸#セレッソ大阪#ForOurOsaka#ヤンマー#FootballisOurEngine pic.twitter.com/yoNI3UsmXR
セレッソの先発は前節フロンターレ戦から１人変更。
パリ五輪にU-23日本代表の西尾隆矢選手はチームを離脱。
替わりに怪我から復帰した登里享平選手が12試合ぶりに先発復帰。
ベンチメンバーには、同じく怪我から復帰した進藤亮佑選手に、今夏サンガから加入したFW山崎凌吾選手が入りました。
セレッソ初代社長で、元Jリーグチェアマンである鬼武健二氏によるキックインにより試合が始まりました。
序盤で主導権を握ったのはセレッソ。
開始早々に、レオセアラ選手が遠めの位置からロングシュート。
11分には、田中駿汰選手のスルーパスから裏を取った上門知樹選手。
しかし放ったシュートは枠外。
うなだれる上門選手。
中盤以降は、アルビレックスに主導権が移りました。
前半36分には、セレッソから見て右サイドを崩されると、その折り返しに、逆サイドから松田詠太郎選手に合わされました。
前半は０−１で折り返し。
ハームタイムでは、セレッソの公認アンバサダーである大久保嘉人さん、ローランドさんに、片寄涼太選手が登場。場内を一周。スタンドにボールが投げ入れられました。
「サッカー人」の大久保さんがキックでボールをスタンドに蹴り入れてました。
片寄さんのことは存じ上げなかったのですが、
朝ドラヒロインであった俳優土屋太鳳さんの旦那さんなようです。
３人はビジターゴール裏にも。
再び試合に。
セレッソは後半開始から、上門選手に替わり柴山昌也選手を投入します。
開始早々、ルーカスフェルナンデス選手がドリブルでボールを運びチャンスを作りましたが、シュートを相手に止められると、反撃を喰らい、失点に結びつけられました。
アルビレックスに前線で起点を作られると、最後にあ左サイドに展開した小野裕二選手が、ゴール前には入られ、２点目を押し込まれました。
この２点目が後々まで響きました。
この後、後半７分にはヴィトールブエノ選手。
さらに後半20分には長身の山崎凌吾選手が投入され、２トップに変更されましたが。
そんな選手起用と実際のプレーがちぐはぐ。ポゼッション重視のサッカーに固執。
山崎選手にまでなかなかボールが届きませんでした。
後半28分には柴山選手を起点として決定的な形を作ると、アルビレックスの中を固めた守備をこじ開けられず。
後半30分過ぎには、奥田勇斗選手のパスに飛び出した柴山選手が決定機を迎えるも、
放ったシュートはポスト直撃。
反撃の1点目になりませんでした。
そんな中、後半35分過ぎには、入ったばかりの平野佑一選手がVAR判定の結果、DOGSOを取られ、一発退場に。
退場宣告を受けると、速やかにピッチを後にしていました。
チームは２点を追いかける状況の中、時間を掛けずに退場する。
その姿に好感がもてました。
この直後、スタンドを後にする客がちらほら見られました。
10分あった後半のアディショナルタイムに、ルーカスフェルナンデス選手が反撃の１点を返しました。
セレッソのこれ以上の反撃はなく、試合終了。
メモリアルマッチを白星で飾れませんでした。
敗戦ですので、SAKURA NIGHTのイベントなく、早々に引き揚げる場内放送スタッフ。
以上、ヨドコウ桜スタジアムから、このへんで。
◆７月20日 ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）
Ｃ大阪 １−２ 新潟
（前半０−１）
（後半１−１）
【得点者】松田詠太郎、小野裕二（新潟）ルーカスフェルナンデス（Ｃ大阪）
リンク：試合結果＠セレッソ大阪公式サイト
試合後の小菊昭雄監督の話（Ｊリーグ公式より）
===
[ 小菊 昭雄監督 ]
今節は『30周年記念マッチ』ということで、セレッソの歴史を作ってこられたOB、そして関係者の皆さまに勝利をお届けしたかったのですが、非常に残念な結果となりました。前半私たちにも、チャンスもありながらピンチもありました。入りも良かったですし、粘り強く無失点で抑えていた中で、自分たちのスローインから奪われてカウンター（から失点）。後半の入りでの失点。最近は守備が堅く、失点をせずに乗り越える時間帯は我慢強く乗り越えることができていたのですが、今日は残念な失点の仕方、時間帯、そして退場と、難しい試合となりました。ただし、２点差がついて退場者が出て、３点、４点と取られてもおかしくない状況の中でも、選手たちは最後までゲームを捨てずに戦ったところ。１点を返して、さらに追いつくんだと。そういう気持ちを見せたところは選手たちを褒めてあげたいと思います。
もちろん、勝点３がマストの試合で敗戦という結果は非常に悔しくて残念な気持ちですが、また少し中断期間がありますので、全員の競争をもう一度フラットにして、ケガ人も戻ってきました。いま、試合に出ていなくてもトレーニングでのパフォーマンスが高い選手もいます。ドルトムント戦もありますし、競争をゼロからやっていきたいと思います。
−−特に残念だったと思うのが、前半の内容です。前節・川崎Ｆ戦の反省を生かすことができなかった印象です。プレスが連動せずに相手の攻撃をスピードアップさせてしまう場面が多々あり、攻撃でもつながりを欠いて決定機を作れませんでした。どのような狙いで試合に入りましたか？
相手のスタイルとして、新潟はＪ１でもボール保持率ナンバーワンのチームです。守備がキーになってくる中で、しっかりと自己犠牲できる選手、ハードワークできる選手。その基準を満たしている選手をまずは選びました。その中で、全員でプレスラインを共有しながら、基本的にはハイプレスでやっていこうという共有があった中で、相手に上回られる時間帯もありました。そこはチーム戦術の問題だと思っています。選手たちの頑張りがつながらなかったところは、これからの課題だと思っています。チームとしての守り方、人選もしっかりと分析して、今後に生かしていきたいと思います。
今節は『30周年記念マッチ』ということで、セレッソの歴史を作ってこられたOB、そして関係者の皆さまに勝利をお届けしたかったのですが、非常に残念な結果となりました。前半私たちにも、チャンスもありながらピンチもありました。入りも良かったですし、粘り強く無失点で抑えていた中で、自分たちのスローインから奪われてカウンター（から失点）。後半の入りでの失点。最近は守備が堅く、失点をせずに乗り越える時間帯は我慢強く乗り越えることができていたのですが、今日は残念な失点の仕方、時間帯、そして退場と、難しい試合となりました。ただし、２点差がついて退場者が出て、３点、４点と取られてもおかしくない状況の中でも、選手たちは最後までゲームを捨てずに戦ったところ。１点を返して、さらに追いつくんだと。そういう気持ちを見せたところは選手たちを褒めてあげたいと思います。
もちろん、勝点３がマストの試合で敗戦という結果は非常に悔しくて残念な気持ちですが、また少し中断期間がありますので、全員の競争をもう一度フラットにして、ケガ人も戻ってきました。いま、試合に出ていなくてもトレーニングでのパフォーマンスが高い選手もいます。ドルトムント戦もありますし、競争をゼロからやっていきたいと思います。
−−特に残念だったと思うのが、前半の内容です。前節・川崎Ｆ戦の反省を生かすことができなかった印象です。プレスが連動せずに相手の攻撃をスピードアップさせてしまう場面が多々あり、攻撃でもつながりを欠いて決定機を作れませんでした。どのような狙いで試合に入りましたか？
相手のスタイルとして、新潟はＪ１でもボール保持率ナンバーワンのチームです。守備がキーになってくる中で、しっかりと自己犠牲できる選手、ハードワークできる選手。その基準を満たしている選手をまずは選びました。その中で、全員でプレスラインを共有しながら、基本的にはハイプレスでやっていこうという共有があった中で、相手に上回られる時間帯もありました。そこはチーム戦術の問題だと思っています。選手たちの頑張りがつながらなかったところは、これからの課題だと思っています。チームとしての守り方、人選もしっかりと分析して、今後に生かしていきたいと思います。
===
以上。
