10月2日水曜日は、ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）でのサッカーJ1リーグ第29節、セレッソ大阪×ガンバ大阪戦へ。
元々８月31日に開催予定だった「大阪ダービー」が台風10号接近による中止順延でこの日に代替開催されました。
観戦券はシーズンチケット以外は中止分は使えず、改めて発売され、平日にも関わらず「満員札止め」の発表。
もしかして有給休暇をとって会場に訪れたかたいたことでしょう。
10月に入って冷えすぎることなく、丁度過ごしやすい涼しさで試合に臨めました。
両軍サポーター席のボルテージ高く。これぞダービー。
試合前にはコレオグラフィーを披露。
セレッソは「PRIDE」に対し
ガンバは「NERO BLU」。「黒青」という意味らしい。
ガンバは「NERO BLU」。「黒青」という意味らしい。
セレッソの先発は直近の第32節レイソル戦から１人変更。
鳥海晃司選手に替わって奥埜博亮選手が入り、田中駿汰選手が３バックの真ん中に入る［３−４−２−１］。
対するガンバの先発はケガから復帰した半田陸選手が９試合ぶりに先発復帰。
試合は立ち上がりからセレッソが攻撃の主導権を握り押し込む展開が続きました。
前半７分のコーナーキックでは、ルーカスフェルナンデス選手のキックに
ファーで進藤亮佑選手が合わせて、ガンバゴールを脅かします。
前半17分にも決定機。
右サイドから阪田澪哉選手が中央へドリブルでボールを運ぶと、北野颯太選手、レオセアラ選手と中継し、最後はレオセアラ選手がGK一森純選手と１対１を迎えるも、
前半17分にも決定機。
右サイドから阪田澪哉選手が中央へドリブルでボールを運ぶと、北野颯太選手、レオセアラ選手と中継し、最後はレオセアラ選手がGK一森純選手と１対１を迎えるも、
シュートはGK一森純選手に防がれ、ゴールならず。
悔しさ表すレオセアラ選手。
19分には、セカンドボールのこぼれ球を拾った北野選手がミドルシュート。
積極的にゴールを狙いました。
対するガンバは攻守の切り替えが早いセレッソから、得点の機会が作れませんでした。
セレッソは28分にも決定機。
ペナルティーエリア内で相手DFをかわしたレオセアラ選手がシュート。
積極的にゴールを狙いました。
対するガンバは攻守の切り替えが早いセレッソから、得点の機会が作れませんでした。
セレッソは28分にも決定機。
ペナルティーエリア内で相手DFをかわしたレオセアラ選手がシュート。
ここもGK一森選手が、足を出して、好セーブ。ゴールならず。
前半アディショナルタイムには為田選手の突破から得たフリーキック。
ルーカスフェルナンデス選手が直接狙いましたが、
ここも一森選手に弾かれ、ゴールなりませんでした。
前半はシュート０のガンバに対して、ほぼ一方的なセレッソのペースでしたが、ガンバGK一森選手の幾度の好セーブで先制機を逸し、前半は０ー０で折り返しました。
後半に入ってすぐ、ようやく先制に成功します。
後半３分、ルーカスフェルナンデス選手のフリーキック。
ニアへの低い弾道。
ニアへの低い弾道。
これを北野颯太選手がトラップで前に運ぶと、
最後は西尾隆矢選手が振り返り、シュート。
ガンバゴールに決まりました。
ガンバゴールに決まりました。
サポーター前で雄叫びをあげる西尾選手。
そして小菊昭雄監督の元へ。
セレッソはその後、
後半27分、カウンターから北野颯太選手がドリブルで運ぶと、最後はレオセアラ選手がシュートを放ちますが、追加点には至らず。
後半27分、カウンターから北野颯太選手がドリブルで運ぶと、最後はレオセアラ選手がシュートを放ちますが、追加点には至らず。
試合終盤には全体的に間延びしたセレッソに対して、ガンバが得点機を掴みました。
後半33分にはスルーパスから抜けだした山下諒也選手がシュートを放ちます。
しかし枠を捉えきれず。
後半37分には左サイドを抜け出したウェルトン選手が放ったシュートが。
セレッソのゴールネット🥅を揺らしましたが。
「オフサイド」判定で得点は認められず。
ガンバのボヤトス監督は感情むき出しで抗議していました。
後半40分すぎ、セレッソはペナルティエリア前で、フリーキック獲得。
キッカーは途中出場の上門知樹（うえじょう・さとき）選手。
交替早々の場面。
放ったキックは、
GK一森選手にセーブされ、ゴールならなかったものの、枠を捉えており、入っていれば、スーパーゴール。
目の覚めるような弾道でした。
／
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 2, 2024
目が覚めるような弾道
＼
遠めからフリーキック
直接狙った #上門知樹
🏆明治安田J1リーグ第29節
🆚C大阪×G大阪
📺#DAZN で配信中#C大阪G大阪 pic.twitter.com/2oNg54I0iu
◆10月２日 ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）
Ｃ大阪 １−０ Ｇ大阪
（前半０−０）
（後半１−０）
【得点者】西尾隆矢（Ｃ大阪）
観衆：21,962人
リンク：
・試合結果＠Jリーグ公式サイト
・特設サイト
試合後。
対照的な両軍。これがダービー。
２戦連続でクリーンシート決めた金鎮鉉選手。
セレッソ1-0ガンバ（終了）#大阪ダービー#セレッソ大阪 pic.twitter.com/lEWEES31as
— MASARU (@masaru_bu) October 2, 2024
記念撮影。
殊勲の西尾選手にはマッチスポンサーから賞金💰30万円。
試合後の小菊昭雄監督の話（Ｊリーグ公式より）
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[ 小菊 昭雄監督 ]
今日はマストで勝点３を取ると。選手たちとも「極端な話、内容は悪くてもとにかく勝点３。そこにこだわって戦おう」と臨みました。前回（Ｊ１第12節／０●１）のリベンジを果たしたい思いで戦いました。セレッソファミリーの思い、クラブの歴史、すべてを背負って選手たちも戦ってくれました。その中で、素晴らしい内容で、内容を伴った勝利ができたことをうれしく思います。ベンチから見て「強かった。本当に強かった」と感じました。感動しました。私も27年間このクラブの歴史を見てきて、常にガンバを追いかけてきました。その中で、ようやく追いつき、追い越せつつあるのかなと思っています。ただ、今年の順位もガンバが上ですし、最終的にガンバより上の順位で終わることによって、あらためてセレッソがガンバを追い越した証明になると思いますので、残り６試合、必ずガンバを抜いて終わりたいと思います。
−−前半、そして後半の途中まで、ほぼ完璧な内容を披露しました。今日の内容を表現できた理由をどのように感じていますか？
ここ最近、色んなアクシデントがありました。どのチームもこの時期は蓄積疲労があり、アクシデントがありますが、われわれも後ろの選手にバタバタとアクシデントがありました。今節に向けた練習時間は短かったのですが、選手たちの「リベンジしたい」、「ガンバに勝ちたい」、「ここからもう一度上位争いをする」という強い気持ちが今日のパフォーマンスにつながったと思います。私たちは長いトンネルがあった中でも、たくさんの発見がありました。その中でも、特にアカデミー出身の選手、若い力が出てきて、もう一度チーム力がグッと上がりました。素晴らしい競争の中で選手たちが１つになって「トンネルを抜けていく」、「もう一度、自分たちが主役になる」という強い一体感がありました。そこが一番大きな要因だと思います。
−−３バックの真ん中で素晴らしいパフォーマンスを発揮した田中 駿汰選手、無失点への貢献と決勝点を決めた西尾 隆矢選手の評価について。
駿汰はあらためて素晴らしい選手だなと思いました。最終ラインを統率した守備力だけではなく、ビルドアップも彼が基準となって、チームを動かしていたと思います。長短を織り交ぜながら、攻守の中心選手として躍動してくれたと思います。最近、後ろの選手にケガ人が出たり、システムも変えたりして、練習や練習試合でも最終ラインでプレーする機会も増えていました。ですので、アクシデントがあって今日は駿汰を後ろに落としたのですが、100％の信頼で託すことができました。
隆矢については、ゴールがすべて。彼のガンバに対する思いが詰まっていたと思います。また、得点シーンも素晴らしかったですが、駿汰と同様、守備でもパーフェクトのパフォーマンスを発揮してくれました。
長い間ケガで苦しんだ進藤（亮佑）も含め、この３人の素晴らしいパフォーマンスがあってこその今日の勝利だと思います。この３人で（最終ラインを）組むのはぶっつけ本番だったのですが、あらためてクオリティーの高い選手たちだなと感じました。
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今日はマストで勝点３を取ると。選手たちとも「極端な話、内容は悪くてもとにかく勝点３。そこにこだわって戦おう」と臨みました。前回（Ｊ１第12節／０●１）のリベンジを果たしたい思いで戦いました。セレッソファミリーの思い、クラブの歴史、すべてを背負って選手たちも戦ってくれました。その中で、素晴らしい内容で、内容を伴った勝利ができたことをうれしく思います。ベンチから見て「強かった。本当に強かった」と感じました。感動しました。私も27年間このクラブの歴史を見てきて、常にガンバを追いかけてきました。その中で、ようやく追いつき、追い越せつつあるのかなと思っています。ただ、今年の順位もガンバが上ですし、最終的にガンバより上の順位で終わることによって、あらためてセレッソがガンバを追い越した証明になると思いますので、残り６試合、必ずガンバを抜いて終わりたいと思います。
−−前半、そして後半の途中まで、ほぼ完璧な内容を披露しました。今日の内容を表現できた理由をどのように感じていますか？
ここ最近、色んなアクシデントがありました。どのチームもこの時期は蓄積疲労があり、アクシデントがありますが、われわれも後ろの選手にバタバタとアクシデントがありました。今節に向けた練習時間は短かったのですが、選手たちの「リベンジしたい」、「ガンバに勝ちたい」、「ここからもう一度上位争いをする」という強い気持ちが今日のパフォーマンスにつながったと思います。私たちは長いトンネルがあった中でも、たくさんの発見がありました。その中でも、特にアカデミー出身の選手、若い力が出てきて、もう一度チーム力がグッと上がりました。素晴らしい競争の中で選手たちが１つになって「トンネルを抜けていく」、「もう一度、自分たちが主役になる」という強い一体感がありました。そこが一番大きな要因だと思います。
−−３バックの真ん中で素晴らしいパフォーマンスを発揮した田中 駿汰選手、無失点への貢献と決勝点を決めた西尾 隆矢選手の評価について。
駿汰はあらためて素晴らしい選手だなと思いました。最終ラインを統率した守備力だけではなく、ビルドアップも彼が基準となって、チームを動かしていたと思います。長短を織り交ぜながら、攻守の中心選手として躍動してくれたと思います。最近、後ろの選手にケガ人が出たり、システムも変えたりして、練習や練習試合でも最終ラインでプレーする機会も増えていました。ですので、アクシデントがあって今日は駿汰を後ろに落としたのですが、100％の信頼で託すことができました。
隆矢については、ゴールがすべて。彼のガンバに対する思いが詰まっていたと思います。また、得点シーンも素晴らしかったですが、駿汰と同様、守備でもパーフェクトのパフォーマンスを発揮してくれました。
長い間ケガで苦しんだ進藤（亮佑）も含め、この３人の素晴らしいパフォーマンスがあってこその今日の勝利だと思います。この３人で（最終ラインを）組むのはぶっつけ本番だったのですが、あらためてクオリティーの高い選手たちだなと感じました。
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以上。
（2024.10.6 18:13追記）
後半40分過ぎの、上門選手のフリーキックについて追記しました。
得点はならなかったものの、鋭いシュートだったので記録に残して置こうと思い、追記した次第。
