京都・西本願寺の国宝「唐門（からもん）」です。
＃門の上で光っているのは月です。
夜間拝観イベント「光の西本願寺2024」にて。ライトアップされた「唐門」。
2021年に完工した修復作業で甦った装飾が輝いてました。
西本願寺のホームページによると、
「唐門」は1618年（元和4年）、豊臣秀吉が築城した「伏見城」から移築されたといわれている。
西本願寺最古の建物です。
東西南北に雲と麒麟・牡丹と唐獅子・竹と虎などの彩色彫刻が施され、彫刻の見事さに日が暮れるのを忘れることから日暮らし門（日暮門）とも言われています。
高さ約8.67メートル・幅約5.37メートル・奥行き約4.4メートルです。
なお「唐門」は通常門としても利用はなく、迎賓館としての役割をもつ「書院」で賓客が迎える為に利用されたそうです。
境内から外へ。
外から見た「唐門」。
夜なのでフラッシュ焚きました。
表と裏では違う装飾が施されています。
「唐門」については前述の通り、2021年までに２年半に渡り、修復作業が施されました。
それを担当した川面美術研究所がそのときの記録をホームページに掲載しています。
唐門各部の写真も掲載されています。
リンク：【国宝】西本願寺唐門彩色工事 - 川面美術研究所
「光の西本願寺2024」について。
西本願寺の世界遺産登録30周年と立教開宗800年を記念し、今月１日から16日（水）まで、夜間拝観が行われています。（18時半から20時最終入場まで）。
普段公開されていない、飛雲閣（内部公開もあり）に
国宝「御影堂（ごえいどう）」にはプロジェクトマッピングが当てられる趣向が。
西本願寺
京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町
JR「京都」駅中央口より徒歩15分
バス「西本願寺前」「西本願寺」「七条堀川」下車
リンク：
・光の西本願寺2024
・龍谷山 本願寺【お西さん（西本願寺）】公式
・【京都市】約40年ぶりに修復された鮮やかな国宝『西本願寺』唐門（高津商会RICA） - エキスパート - Yahoo!ニュース
