３月15日土曜日は、神戸ユニバー記念競技場でのラグビーリーグワン（D1）第11節交流戦、コベルコ神戸スティーラーズ×三重ホンダヒート戦へ。
三重ホンダヒートを迎えての交流戦。
小雨が降り続くユニバー。気温も低く（10℃前後）、防寒体制で臨みました。
メンバーは。具智元選手がリザーブに。
キックオフ。
立ち上がりはヒートのアタックに遭い苦しい展開でしたが、それを凌ぎきると、
前半５分。ヒートゴール前での密集から。
ジェラード・カウリートゥイオティ選手（４番）が持ち込んでトライ。
ゴールは失敗、スコア５−０。
先制後もスティーラーズが試合の主導権を掌握。
前半24分に追加点。
ヒートゴール前での攻防から、右CTBマイケル・リトル選手（13番）が飛び込んでトライ。
トライシーン。ピンぼけ（汗）
ブリン・ガットランド選手のキックも成功し、スコア12対０に。
その後もアタックを続けたスティーラーズ。
数分後には、アタアタ・モエアキオラ選手（14番）にボールが渡ると、
そのままトライ！
したかに見えましたが。TMO判定の結果。
ゴールライン上でトライ？が、ノックフォワード（旧ノックオン）とみなされ
ノートライに。
それでも果敢にアタックを続けたスティーラーズ。
前半30分過ぎには、相手陣内でのスクラムから、最後は李承信選手（12番）にボールが渡ると、
トライ。
コンバージョンも成功、スコア19対０。
その２分後には、自陣からの連続攻撃から。
最後はジェラード・カウリートゥイオティ選手（４番）に。
そのままトライに。ロックやのに速い。
ゴールも決まって、スコア26対０。
前半終了間際に、ヒートのアタックに遭い、13番ダーヴィッド・ケラーマン選手のトライを許します。
ハーフタイム。前半は26対５で折り返し。
スティーラーズは前半４トライ。
後半に入ると、立ち上がりにマイケル・リトル選手のトライで先にスティーラーズが得点すると、
後半20分過ぎには、松永貫汰選手（11番）に、この試合１本目のトライ。
直後のコンバージョンは、負傷交替したブリン・ガットランド選手に替わって李承信選手がキッチリ決めました。
スコア40対５に。
ここで日和佐篤選手（９番）が交替。この日もタフネスでした。
後半26分には、松永貫汰選手この試合２本目のトライ。
李承信選手のコンバージョンも決まって、
スコア47対５に。
さらに後半30分過ぎには松永貫汰選手。この日３本目のトライ。ハットトリック！
かと思いましたが、TMO判定の結果、直前のプレイでスティーラーズの反則が取られ、ノートライに。
ノーサイド。
47対５。スティーラーズは７トライ。２トライ損しました。
久々に拝める勝利のサイン。
◆３月15日 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
神戸 47−５ 三重
（前半26−５）
（後半21−０）
リンク：試合結果＠リーグワン公式
最優秀選手はジェラード・カウリートゥイオティ選手に。
キャップ贈呈。
神戸ビーフ賞も。参列したマスコット。いちご頭の新キャラかと思ったら、カッパ着たコーロくんでした。
ナブコドア賞も。
メモリアルジャージのチャリティオークション寄附金の贈呈。
試合後のマイケル・リトル選手。
一方のヒート。
昨季最終節での粘りの攻撃を見せ付けられただけに、残念。
以上、小雨振る神戸ユニバーからこのへんで。
試合後のデイブ・レニーヘッドコーチの話（リーグワン公式より）
===
コベルコ神戸スティーラーズ
デイブ・レニー ヘッドコーチ
「こんにちは。結果に関してはハッピーです。ここ最近、私たちの中でも話していたことですが、前半、後半通じて自分たちの流れがある時間帯が多かったので一貫性をもったパフォーマンスを出せたかなと思います。しっかりといいテリトリーでプレーすることができたと思うので、そこの部分に関して満足しています。アタック、オフロードの部分も素晴らしかったと思います。しっかり前を見ながらチャンスを見つけてのプレーも良かったと思います。ペナルティでノートライになりましたが、一つ目のプレー関しては、素晴らしいトライだなと思いました。そういった形の前を向いた状況でのいいトライも多かったかなと思います。ただ、自分たちが100％のパフォーマンスを出しているかと言えばそうではないと思います。まだまだ成長できる幅はあります。それでも、このタフな大会になっている中でしっかり勝ち点を積み重ねることができたのは良かったと思います」
──ソロモネ・フナキ選手が初先発し、上村樹輝選手がリーグワンデビューをしました。二人の起用の意図や評価について教えてください。
「彼らだけではなくほかのアーリーエントリーの選手もそうなんですけど、しっかりとどういうふうに成長できるか、関われる機会が長い時間ありました。『1月にチームに参加したときにそこから準備を始めるのではなく、ポジション争いに最初から参加できる状態で来てほしい』と話した上で準備してもらいました。この二人がメンバーに入ってもらっていることに関して自分はとてもハッピーです。
フナキに関してはアグレッシブさもあり、スティール（ジャッカル）やタックル後の存在感も出せる選手です。ただ、まだまだ学んでいる途中の選手だとも思っています。上村についてですが、有能な選手です。パスキックのスキルも高いですし、ラックに到達するスピードも速いです。二人がメンバーに選ばれていることは自分にとってはハッピーです。チームの中でポジション争い、競争意識を作っていきたいこともあり、自分たちのノンメンバーのことを『サラマンダーズ』と呼んでいますが、そのサラマンダーズの中でいいパフォーマンスをした選手に対しては、しっかりとチャンスを与えていきたいと思っているので、そういう形で二人がチャンスを得られて良かったです。明日に関しても三重ホンダヒートさんとの『サラマンダーズマッチ』があるので、そこでもまた新しい選手にいいパフォーマンスを出してもらえればと。彼らにとっても自分たちに対してアピールするいいチャンスになると思います」
──二人がさらにチームに重要な存在になっていくために求めていきたいことを教えてください。
「取り組む姿勢に関しては二人とも素晴らしいものをもっていて、ハードワークする準備もできています。学ぶ姿勢もすでに高いものをもっていますが、自分たちは幸運なことにチームにいる人間もいい人間が多く、ベテランの選手たちも時間を割きながら知識の部分や経験をシェアしようとしてくれています。ただ、一番大事なのは結局、パフォーマンスだと思います。パフォーマンスを出せないと、いいプレーヤーにはなっていけないと思うので。今日の試合に関して二人はいいインパクトを残したとは思っています」
デイブ・レニー ヘッドコーチ
「こんにちは。結果に関してはハッピーです。ここ最近、私たちの中でも話していたことですが、前半、後半通じて自分たちの流れがある時間帯が多かったので一貫性をもったパフォーマンスを出せたかなと思います。しっかりといいテリトリーでプレーすることができたと思うので、そこの部分に関して満足しています。アタック、オフロードの部分も素晴らしかったと思います。しっかり前を見ながらチャンスを見つけてのプレーも良かったと思います。ペナルティでノートライになりましたが、一つ目のプレー関しては、素晴らしいトライだなと思いました。そういった形の前を向いた状況でのいいトライも多かったかなと思います。ただ、自分たちが100％のパフォーマンスを出しているかと言えばそうではないと思います。まだまだ成長できる幅はあります。それでも、このタフな大会になっている中でしっかり勝ち点を積み重ねることができたのは良かったと思います」
──ソロモネ・フナキ選手が初先発し、上村樹輝選手がリーグワンデビューをしました。二人の起用の意図や評価について教えてください。
「彼らだけではなくほかのアーリーエントリーの選手もそうなんですけど、しっかりとどういうふうに成長できるか、関われる機会が長い時間ありました。『1月にチームに参加したときにそこから準備を始めるのではなく、ポジション争いに最初から参加できる状態で来てほしい』と話した上で準備してもらいました。この二人がメンバーに入ってもらっていることに関して自分はとてもハッピーです。
フナキに関してはアグレッシブさもあり、スティール（ジャッカル）やタックル後の存在感も出せる選手です。ただ、まだまだ学んでいる途中の選手だとも思っています。上村についてですが、有能な選手です。パスキックのスキルも高いですし、ラックに到達するスピードも速いです。二人がメンバーに選ばれていることは自分にとってはハッピーです。チームの中でポジション争い、競争意識を作っていきたいこともあり、自分たちのノンメンバーのことを『サラマンダーズ』と呼んでいますが、そのサラマンダーズの中でいいパフォーマンスをした選手に対しては、しっかりとチャンスを与えていきたいと思っているので、そういう形で二人がチャンスを得られて良かったです。明日に関しても三重ホンダヒートさんとの『サラマンダーズマッチ』があるので、そこでもまた新しい選手にいいパフォーマンスを出してもらえればと。彼らにとっても自分たちに対してアピールするいいチャンスになると思います」
──二人がさらにチームに重要な存在になっていくために求めていきたいことを教えてください。
「取り組む姿勢に関しては二人とも素晴らしいものをもっていて、ハードワークする準備もできています。学ぶ姿勢もすでに高いものをもっていますが、自分たちは幸運なことにチームにいる人間もいい人間が多く、ベテランの選手たちも時間を割きながら知識の部分や経験をシェアしようとしてくれています。ただ、一番大事なのは結局、パフォーマンスだと思います。パフォーマンスを出せないと、いいプレーヤーにはなっていけないと思うので。今日の試合に関して二人はいいインパクトを残したとは思っています」
===
以上。
