３月16日日曜日は、京都・南座での「三月花形歌舞伎」夜の部の公演へ。
2021年から毎年３月、中村壱太郎さんを座頭に、開かれている三月花形歌舞伎。
今年は16日の夜の部だけ鑑賞。
プログラムは「松プログラム」と「桜プログラム」があり、両方で上演される『於染久松色讀販』で壱太郎さんが演じされる役どころがプログラムによって変えられていました。
午後３時半の開演。
花形歌舞伎では出演者の日替わりリレーによる「口上」いわゆる前説があり。
16日夜の部では壱太郎さんが登場。
画像は撮影タイムでの。
押しの強い営業トーク。公演成功への責を感じました。
一幕目は『妹背山婦女庭訓（いもせやまおんなていきん）』四段目の三笠山御殿を。
細かいスジはネットほかに出ているので、そちらを見ていただくとして。
中村福之助さんは、難波の漁師鱶七で登場。
型が決まってて、迫力満点であった。
因みに入場時に配られた栞（しおり）は福之助さんの鱶七でした。
蘇我入鹿には市川猿弥さんが。こちらはベテラン起用。
お三輪には中村米吉さん。
あどけない可愛さが出ていて、それ故に、官女に囲まれ虐められるシーンが。文楽のときよりエグく。
ほか上村吉太朗さんが橘姫を。
こちらも可愛さを出してて。
30分休憩後の、二幕目は『於染久松色讀販（おそめひさまつ うきなの よみうり）』。
お染の五役。
早替わりが見どころだが、壱太郎さん、五役を演じきっている。流石だった。
早替わりは、入れ替わる役者との息も合ってて、見事。
私の前で鑑賞していたフランス人のグループさんらも唸ってました。
午後７時前に終演。
公演は23日の日曜日まで。
京都四條 南座
京都市東山区四条大橋東詰
京阪電車「祇園四条」駅から徒歩１分
阪急京都線「京都河原町」駅から徒歩３分
京都市バス「四条京阪前」真ん前
リンク：
・三月花形歌舞伎｜南座｜歌舞伎美人
・中村米吉の＃カワイイは世界を救う？第27回（ステージナタリー） - Yahoo!ニュース
