４月２日水曜日は、大阪・ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）でのサッカーJ1第８節、セレッソ大阪×ファジアーノ岡山戦へ。
ファジアーノを迎えてのJ1第８節。
第７節レッズ戦についてのヨドコウ桜スタジアムでの平日ナイター。
にも関わらず、17000台の観衆。
春休みということもあるが、一昔前を思えば、よく入るようになりました。
昼間は10℃後半の気温。夜遅くなって冷えは込んできましたが、
スーツ1枚でも過ごせる気温でした。
選手入場。
先導は、この試合のゲスト、ホストのローランドさん。
この試合のメンバーは。
GKは今節も福井光輝（こうき）選手が起用。
レッズから期限付き移籍で加入した本間至恩選手はベンチメンバーに。
開始早々セレッソがカウンターを発動し、先制ゴールに。
前半３分、ハーフウェーライン付近からチアゴ アンドラーデ選手（11番）がドリブルで独走。
そのままフィニッシュまで持ち込み、ニアにシュート！
ゴール決まりました。
前節同様、電光石火の先制。
セレッソは19分、CKのセカンドボールを拾ったルーカスフェルナンデス選手（77番）が強烈なシュート。
しかし、ここはファジアーノGKスベンドブローダーセン選手の正面に。
さらに。その２分後には、中島元彦選手のパスを受けた北野颯太選手が巧みに相手をかわしてシュート
。
シュートは惜しくも枠外に。
前半24分、自陣で奥田勇斗選手が芝に足を取られスリップ。
その際にボールを奪われ、ファジアーノへ失点の危機が。
ルカオ選手のシュートは。
畠中槙之輔選手（44番）がスライディングでブロック。
事なきを得ました。
しかし、その畠中槙之輔選手は、前半40分に負傷交替。
西尾隆矢選手にスイッチしました。
前半44分、セレッソはリードを守りきれず、ファジアーノに同点に追いつかれてしまいます。
セレッソから見て右サイドから加藤聖（ひじり）選手からのクロスに。
逆サイドから飛び込んだ加藤龍之介選手（39番）に合わされてしまいました。
ここ数試合同じような失点パターンを見たような。
ただ、この日のセレッソは、いつもと違い、すぐさま相手を突き放しました。
前半アディショナルタイムに、ファジアーノPA僅か外で、ルーカスフェルナンデス選手が相手からファウルを受け、フリーキックを獲得。
キッカーはそのルーカスフェルナンデス選手。
グランダー気味のボールは密集より後方にいた、ラファエルハットン選手の下へ。
ハットン選手は右足一閃。ファジアーノゴールに鎮めました。
用意されていたプレーを此処に。
前半は２ー１とリードして折り返し。
後半は13分に最初の選手交替。
チアゴアンドラーデ選手から柴山昌也選手、中島元彦選手から喜田陽選手にスイッチしました。
柴山選手については、前線でのプレスを期待しましたが、
相手選手につられて、後方に下がって守備していました。
彼の切れのある動きを見たことあるので、残念です。
ここ数試合、下がり気味で、この試合についても一旦後ろに下げるパスが多く、前への推進がなかなか見られませんでした。
試合は終盤、相手のクロスに対応したGK福井光輝選手がCB進藤亮佑選手と激突。
進藤選手はすぐに立ち上がりましたが、福井選手は立ち上がれず。
脳震盪が疑われた為、チームメンバーが「×」のサイン。
ある程度時間をとってから、担架に運ばれて退場となりました。
６人目の交代選手として、GK金鎮鉉選手が入りました。
後半アディショナルタイム。
そのまま逃げ切れるかと思ったら、失点の危機が。
途中出場の一美和成選手。
ボールを保持され、
放ったシュートは
そのままゴールイン。
またも同点かと思いましたが。
オフサイドの疑いがあり、VAR判定に。
一美選手の前のプレーでオフサイドがあった為、ノーゴールに。
がっくりの一美選手。
このまま試合終了。
セレッソは今季２勝目。ホーム初勝利を手にしました。
◆４月２日 大阪・ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）
Ｃ大阪 ２−１ 岡山
（前半２−１）
（後半０−０）
【得点者】チアゴアンドラーデ、ラファエルハットン（Ｃ大阪）佐藤龍之介（岡山）
観衆：17,141人
リンク：
・試合結果＠Jリーグ公式サイト
試合後。
大地震に遭ったミャンマーとタイを励ます横断幕。
場内インタビュー。
インタビュアーはローランドさんでした。
試合後のアーサー・パパス監督の話（Ｊリーグ公式より。）
===
[ アーサー パパス監督 ]
良い入りができました。ボールをしっかり保持して動かすことに関しては、今日は満足できない部分もありましたが、前半の終盤にかけて少しずつ良くなったと思います。失点をしてからも責任感を持ってプレーしたことも良かったです。後半のスタートも良かったと思います。ただ、その後は岡山さんもどんどんボックスにボールを送り込んできました。プレッシャーも掛かった中で、メンタル的に乗り越える必要がありました。前節（・浦和戦）は同じような状況で良い終わり方ができなかったのですが、一つひとつ乗り越えて、良い判断ができるようになってきたのかなと思います。強い相手に対して勝ち切れたことは良かったと思います。
−−苦しんで苦しんでつかんだ今季ホーム初勝利だが、試合終了後の気持ちと、選手たちにはどのような声をかけたか？
ホームではこのような終わり方の試合（終盤で失点を喫し、勝利できない試合）が続き、「６週間でどれだけ歳を取らせるんだ」という話をしました（笑）。でも、それもサッカーを表していると思います。人生と一緒で、困難を乗り越えていくためには必要なことです。チームは一貫性を持ってやれていると思いますし、困難を乗り越えて強くなっている実感はあります。最終的には運もありましたが、良い形で終われて良かったです。
−−今節を迎える前、「試合の締め方を選手たちと話した」とおっしゃっていた。くしくも今節も前節と同じような形で終盤を迎えたが、どういう考えで締めたか？
まず言えることは、どんなシステムで対応しようと、どういう形で守ろうと、試合の終盤にはどの相手にもボックス内に強い選手がいます。自分たちが目指すフットボールを考えると、簡単に相手にボールを渡さなければいい、という思いもあります。失点しないことも大事ですが、自分たちが追求していくフットボールを考えると、ボールを動かすことでスペースも出てくると思います。しっかり保持できないと、簡単に取られたら、相手はボールを入れてきます。岡山さんはそういうスタイルのフットボールをやってくるチームです。そこに関しては、リスペクトの気持ちもあります。自分たちがやっていきたいフットボールを体現し続けるためには、もっともっとやっていかないといけないと感じています。
良い入りができました。ボールをしっかり保持して動かすことに関しては、今日は満足できない部分もありましたが、前半の終盤にかけて少しずつ良くなったと思います。失点をしてからも責任感を持ってプレーしたことも良かったです。後半のスタートも良かったと思います。ただ、その後は岡山さんもどんどんボックスにボールを送り込んできました。プレッシャーも掛かった中で、メンタル的に乗り越える必要がありました。前節（・浦和戦）は同じような状況で良い終わり方ができなかったのですが、一つひとつ乗り越えて、良い判断ができるようになってきたのかなと思います。強い相手に対して勝ち切れたことは良かったと思います。
−−苦しんで苦しんでつかんだ今季ホーム初勝利だが、試合終了後の気持ちと、選手たちにはどのような声をかけたか？
ホームではこのような終わり方の試合（終盤で失点を喫し、勝利できない試合）が続き、「６週間でどれだけ歳を取らせるんだ」という話をしました（笑）。でも、それもサッカーを表していると思います。人生と一緒で、困難を乗り越えていくためには必要なことです。チームは一貫性を持ってやれていると思いますし、困難を乗り越えて強くなっている実感はあります。最終的には運もありましたが、良い形で終われて良かったです。
−−今節を迎える前、「試合の締め方を選手たちと話した」とおっしゃっていた。くしくも今節も前節と同じような形で終盤を迎えたが、どういう考えで締めたか？
まず言えることは、どんなシステムで対応しようと、どういう形で守ろうと、試合の終盤にはどの相手にもボックス内に強い選手がいます。自分たちが目指すフットボールを考えると、簡単に相手にボールを渡さなければいい、という思いもあります。失点しないことも大事ですが、自分たちが追求していくフットボールを考えると、ボールを動かすことでスペースも出てくると思います。しっかり保持できないと、簡単に取られたら、相手はボールを入れてきます。岡山さんはそういうスタイルのフットボールをやってくるチームです。そこに関しては、リスペクトの気持ちもあります。自分たちがやっていきたいフットボールを体現し続けるためには、もっともっとやっていかないといけないと感じています。
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以上。
