４月16日に開催されたYBCルヴァンカップ1stラウンド２回戦、FC今治×セレッソ大阪戦について。
（2025.4.17 23:44追記）
FC今治のホーム、アシックス里山スタジアム（今治里山スタジアム）に乗り込んでの一戦。
スタメンは、西尾�鰐霑�手を除いて、５日のリーグ第10節、アントラーズ戦より、総入れ替え。
香川真司選手が、２節ベルマーレ戦以来の公式戦先発。
ジャルンサックウォンコーン選手がセレッソ加入後先発デビュー戦に。
先制はセレッソ。前半12分。縦パスを契機に。ヴィトールブエノ選手からジャルンサックウォンコーン選手へ展開。ボックス内に進入したジャルンサックウォンコーン選手からの折り返しをヴィトールブエノ選手が押し込みました。
岡田武史さんと平尾誠二さんの付き合いからの縁なのか。知らんけど。
先制ゴールの３分後には、ショートカウンターから。上門知樹選手、柴山昌也選手と繋ぎ、最後柴山選手からのシュート性の強いクロスを、ゴール前でジャルンサックウォンコーン選手が合わせて２点目。
ジャルンサックウォンコーン選手は加入後初ゴール。
幸先よく２点先取するも、その後は今治の攻勢をまともに。
２失点くらい。２−２のイーブンスコアで前半折り返し。
後半今治の勢いを止められず、後半８分に、日野友貴選手のヘディングが決まり、３−２と逆に１点ビハインドとなりました。
後半30分ごと、テコ入れにリーグ戦の主力３選手を投入。
主導権を奪い返し、セレッソの攻勢に。
そして後半35分、PA内でヴィトールブエノ選手がファウルを受け、PKを獲得。
これを香川真司選手が落ち着いて決め、スコア３ー３の同点に。
その両軍は一進一退で、延長戦へ。
その延長後半43分。
高橋仁胡選手と北野颯太選手の連係で左サイドを切り崩すと、中央に折り返したボールがバイタルエリアに転々。
そこへ奥田勇斗選手が走り込んできて一閃。
ミドルシュートは今治のゴールマウスへ。
延長戦の最後で勝敗を決するゴールが産まれました。
２回戦を制したセレッソ。
次は５月21日（水）３回戦は、亀岡のサンガスタジアムで京都サンガと対戦します。
◆４月16日 アシックス里山スタジアム（今治里山スタジアム）
今治 ３ー４ Ｃ大阪
（前半２−２）
（後半１−１）
（延前０−０）
（延後０−１）
【得点者】ヴィトールブエノ、ジャルンサックウォンコーン、香川真司（＝ＰＫ）、奥田勇斗（Ｃ大阪）竹内悠力、藤岡浩介、日野友貴（今治）
リンク：試合結果＠Ｊリーグ公式サイト
試合後のアーサー・パパス監督の話（Jリーグ公式より。）
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[ アーサー パパス監督 ]
まさにカップ戦と言える戦いだったと思います。良い入りができても同点にされて、ひっくり返されて、追いついて最後の最後に勝つという。今治の選手たちも称えたいと思います。成長しているクラブだと思います。スタジアムも素晴らしいですし、すごく良いチームだと実感しました。相手の選手ですが、よく頑張ったなと思います。
−−前半に関してうかがいます。直近のＪ１第10節・鹿島戦から先発を10人替えながらも素晴らしい攻撃を表現しました。メンバーを入れ替えるとチームのコンセプトが発揮できないチームもある中で、誰が出ても監督が求める攻撃的なサッカーをする意図が表現されていたと思います。
入りはすごく良かったです。先制点も２点目も素晴らしい形で取りました。前を意識して、出してすぐに動く、前に走ってもう１回受け直す、そういった形が発揮できていました。ただ、前半の最後の時間帯はバックパスが増えてしまったかなと思います。10人替えた中で、プレー時間が短い選手もいて、難しさが出たかもしれません。ただ、言い訳はできません。相手もリーグ戦（Ｊ２第９節・仙台戦）から大きく選手を替えていたからです。２−２になって難しい展開になりました。正直、後半の入りもあまり良くありませんでした。ただ、このチームが成長したなと感じたことは、トレーニングでやってきたことを難しい展開になっても続けられたことです。パスをつないで前に抜けていく、もう１回受け直す、そういうプレーを続けた中で勝ち切れたことは選手の成長を感じます。
−−そうしたトレーニングの成果が随所に出ていたことは収穫である一方、監督も言及された前半の終盤は自陣でパスミスを繰り返して、自滅で相手に２得点を与えてしまったように感じました。２失点を喫した30分から５分間の時間帯は何が問題だったでしょうか？
正直に言うとメンタリティーだと思います。入りが良くて、前を意識したサッカーを展開していた中で、後ろ向きになって失点につながったと思います。最初にも言ったように、カップ戦特有の流れというか、点を入れたあとに自分たちのペースがゆっくりしたときに、相手に流れを持っていかれる。それが失点につながったと思います。先ほど、「成長した」と申し上げましたが、全体としてもっと成長していくべきところも見えたゲームになりました。ただ、最後の最後に点を取ることも多くなってきたことは、チームのスピリットの成長だと思います。
まさにカップ戦と言える戦いだったと思います。良い入りができても同点にされて、ひっくり返されて、追いついて最後の最後に勝つという。今治の選手たちも称えたいと思います。成長しているクラブだと思います。スタジアムも素晴らしいですし、すごく良いチームだと実感しました。相手の選手ですが、よく頑張ったなと思います。
−−前半に関してうかがいます。直近のＪ１第10節・鹿島戦から先発を10人替えながらも素晴らしい攻撃を表現しました。メンバーを入れ替えるとチームのコンセプトが発揮できないチームもある中で、誰が出ても監督が求める攻撃的なサッカーをする意図が表現されていたと思います。
入りはすごく良かったです。先制点も２点目も素晴らしい形で取りました。前を意識して、出してすぐに動く、前に走ってもう１回受け直す、そういった形が発揮できていました。ただ、前半の最後の時間帯はバックパスが増えてしまったかなと思います。10人替えた中で、プレー時間が短い選手もいて、難しさが出たかもしれません。ただ、言い訳はできません。相手もリーグ戦（Ｊ２第９節・仙台戦）から大きく選手を替えていたからです。２−２になって難しい展開になりました。正直、後半の入りもあまり良くありませんでした。ただ、このチームが成長したなと感じたことは、トレーニングでやってきたことを難しい展開になっても続けられたことです。パスをつないで前に抜けていく、もう１回受け直す、そういうプレーを続けた中で勝ち切れたことは選手の成長を感じます。
−−そうしたトレーニングの成果が随所に出ていたことは収穫である一方、監督も言及された前半の終盤は自陣でパスミスを繰り返して、自滅で相手に２得点を与えてしまったように感じました。２失点を喫した30分から５分間の時間帯は何が問題だったでしょうか？
正直に言うとメンタリティーだと思います。入りが良くて、前を意識したサッカーを展開していた中で、後ろ向きになって失点につながったと思います。最初にも言ったように、カップ戦特有の流れというか、点を入れたあとに自分たちのペースがゆっくりしたときに、相手に流れを持っていかれる。それが失点につながったと思います。先ほど、「成長した」と申し上げましたが、全体としてもっと成長していくべきところも見えたゲームになりました。ただ、最後の最後に点を取ることも多くなってきたことは、チームのスピリットの成長だと思います。
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以上。
