９月28日日曜日はヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）でのサッカーJ1第32節、セレッソ大阪×京都サンガ戦へ。
J1優勝争いまっただ中の３位サンガをホームに迎えての一戦。
観衆20000人超え。
今季最後のナイトマッチ。両軍サポーターLEDライトを点灯し、選手を出迎えました。
セレッソの先発メンバーは、
中４日の前節、アントラーズ戦から畠中槙之輔選手を覗いて10人が変更。
前節終了時点でJ1リーグの得点数が２位と３位の両軍。
開始早々から球際で激しく競り合う展開。
サンガの前屈みの攻撃に防戦するセレッソ。
前半序盤の２つの失点の危機は井上黎生人（りきと）選手（31番）がブロックし、事なきを得ました。
このあと、両軍のキーマンが立て続けに負傷。
サンガのラファエルエリアス選手。昨年はこのヨドコウでハットトリック決めた。
セレッソはルーカスフェルナンデス選手が接触を受けた際に負傷。
ともに交替を余儀なくされました。
サンガは山田楓喜選手が、セレッソは右ウイングに本間至恩選手が入りました。
その後前半40分には、左サイドからのクロスが中央の柴山昌也選手の前に。
しかしシュートは相手のブロックによりゴールならず。
前半終了間際の44分。サンガに先制を許しました。
右からのグラウンダー気味のCKに
ファーサイドの松田天馬選手がシュートすると、
そのままセレッソゴールの右隅に。
ゴールを決めてガッツポーズのサンガ松田選手。
前半のアディショナルタイムは８分ありましたが、
セレッソはサンガの粘りの守備の前にゴールを割れず。
一方の守りもさらなる失点の危機は防ぎ。
前半終了。
シュート、ポゼッションでセレッソを上回ったサンガのリードで折り返し。
後半最初の決定機はセレッソに。
後半９分、柴山昌也選手のニアへのCK。
これにディオンクールズ選手が合わせましたが、
シュートはゴール僅か外へ。ゴールならず。
その３分後に再び柴山昌也選手の左CKに、
ディオンクールズ選手が合わせて、決めてくれました。
利き足ワンタッチでサンガゴールに沈めてくれました。
試合は振り出しに。
この後は両軍の好守が激しかったですが、守備陣が奮闘してゴールを割らせませんでした。
井上黎生人選手。
前線で孤軍奮闘の本間至恩選手。
激戦に。CKを前に深呼吸している柴山昌也選手。
そのCKは。
サンガDFがクリアにゴールに結びつかず。
チャンスを作り合うもスコアは動かないまま後半40分すぎ。サンガ山田楓喜選手のCK。
これに途中出場の長沢駿選手がヘディング一発。
GK福井光輝選手の腕が届かず、
ゴールイン。
この後、セレッソ攻撃では途中出場のヴィトールブエノ選手に決定的場面が訪れましたが、
ヘディングは大きく弾んでしまい、ゴールならず。
頭抱えるブエノ選手。
この後も猛攻しかけたセレッソでしたがサンガの守りを崩せず試合終了。
リーグ戦カップ戦を通しての今季３度目の京阪対決はサンガに軍配が上がりました。
サンガ勝利の立役者長沢駿選手と、激走空しく落胆するセレッソ大畑歩夢選手。
試合後セレッソのアーサーパパス選手がエキサイトし、サンガの�諜�裁監督に詰め寄るシーン。
それを宥める世界の香川真司選手。
負傷したラファエルエリアス選手。出てきてました。大丈夫なのかな？
試合後の対照的な両ゴール裏。
以上、ヨドコウ桜スタジアムからこのへんで。
◆９月28日 ヨドコウ桜スタジアム（長居球技場）
Ｃ大阪 １ー２ 京都
（前半０−１）
（後半１−１）
【得点者】松田天馬、長沢駿（京都）、ディオンクールズ（Ｃ大阪）
リンク：
・試合結果＠Ｊリーグ公式サイト
試合後のセレッソアーサーパパス監督、サンガ�諜�裁監督の話（Ｊリーグ公式より）
===
[ アーサー パパス監督 ]
まず京都の方々に「おめでとう」と言いたいです。試合中、入り乱れたシーンもありましたが、「おめでとうございます」と伝えたいです。試合については、フォーカスしないといけないのは、勝負どころで守れるか、守れないか。その差が出てしまったと思います。そのズレがこの失点を生んでしまったと思います。
−−前半は互いに負傷者が出るなど、試合が止まる時間も長かった中で、展開的にも自分たちのリズムを作り切れなかったと思いますが、前半の流れはどう見ていましたか？
止まっては動いて、止まっては動いて、ということもあり、前半はリズムを作ることが難しかったと思います。その中でも、攻撃はもっと改善できることもありました。ボールの動かし方、プレッシャーが掛かったときにどう回避するか。そこは足りなかった印象です。後半は立ち上がりから良かったですし、得点の前後もいつ得点が入ってもおかしくなかったと思います。良い状況で崩せたときに、シャープさに欠けた印象です。セットプレーから２失点を喫しましたが、最近はセットプレーからの失点が続いています。それを繰り返していると、勝ちにつなげることは難しいと思います。
−−セットプレーからの２失点も敗因ですが、同点に追いついたあとの時間帯はかなり押し込んで、２点目が取れそうなチャンスもありました。ただし、８月、９月の上位陣との対戦では、常に２点目が課題になりました。もちろん、相手DFも体を張っていますし、相手GKの好セーブもありましたが、上位相手に複数得点が取れなかったことに関してはどのような課題を感じていますか？
チームとして得点を取るためにどこにいるべきかという部分については、相手は監督が５年目に入っています。これまで２ケタ順位のシーズンも続いていましたが、それに加える形で選手も補強して、今季があります。僕らのチームを客観的に見ると、そこまで押し上げられていません。短い期間でそういう（優勝争いをできる）チームを作ることが理想ですが、やはりショートカットはできません。強くするためには、回り道をしないといけないところもあります。近道はないので、一つひとつ組み立てていく気持ちもあります。ただ、４、５年を待って、優勝を狙うという気持ちはありません。できるだけ早く詰めて、優勝争いに絡んでいけるチームを作っていきたいと思っています。ただ、現状として、そこには立てていません。そこに関しては選手だけの問題ではありません。選手はすべてをささげてくれています。スタッフ、クラブ、クラブに関わるすべての人たちで、どうチームを作っていくか、そこが求められていると思います。
まず京都の方々に「おめでとう」と言いたいです。試合中、入り乱れたシーンもありましたが、「おめでとうございます」と伝えたいです。試合については、フォーカスしないといけないのは、勝負どころで守れるか、守れないか。その差が出てしまったと思います。そのズレがこの失点を生んでしまったと思います。
−−前半は互いに負傷者が出るなど、試合が止まる時間も長かった中で、展開的にも自分たちのリズムを作り切れなかったと思いますが、前半の流れはどう見ていましたか？
止まっては動いて、止まっては動いて、ということもあり、前半はリズムを作ることが難しかったと思います。その中でも、攻撃はもっと改善できることもありました。ボールの動かし方、プレッシャーが掛かったときにどう回避するか。そこは足りなかった印象です。後半は立ち上がりから良かったですし、得点の前後もいつ得点が入ってもおかしくなかったと思います。良い状況で崩せたときに、シャープさに欠けた印象です。セットプレーから２失点を喫しましたが、最近はセットプレーからの失点が続いています。それを繰り返していると、勝ちにつなげることは難しいと思います。
−−セットプレーからの２失点も敗因ですが、同点に追いついたあとの時間帯はかなり押し込んで、２点目が取れそうなチャンスもありました。ただし、８月、９月の上位陣との対戦では、常に２点目が課題になりました。もちろん、相手DFも体を張っていますし、相手GKの好セーブもありましたが、上位相手に複数得点が取れなかったことに関してはどのような課題を感じていますか？
チームとして得点を取るためにどこにいるべきかという部分については、相手は監督が５年目に入っています。これまで２ケタ順位のシーズンも続いていましたが、それに加える形で選手も補強して、今季があります。僕らのチームを客観的に見ると、そこまで押し上げられていません。短い期間でそういう（優勝争いをできる）チームを作ることが理想ですが、やはりショートカットはできません。強くするためには、回り道をしないといけないところもあります。近道はないので、一つひとつ組み立てていく気持ちもあります。ただ、４、５年を待って、優勝を狙うという気持ちはありません。できるだけ早く詰めて、優勝争いに絡んでいけるチームを作っていきたいと思っています。ただ、現状として、そこには立てていません。そこに関しては選手だけの問題ではありません。選手はすべてをささげてくれています。スタッフ、クラブ、クラブに関わるすべての人たちで、どうチームを作っていくか、そこが求められていると思います。
[ �� 貴裁監督 ]
日曜のナイトゲームにもかかわらず、サンガサポーターのみならずセレッソサポーターも、今日の試合を楽しみにしていたなというような雰囲気を作り出してもらって、非常にエキサイティングで面白いゲームになったと思います。そういう空間を作り出してくれた、サポートしてもらった皆さんに感謝したいと思います。
試合としては、セレッソさんの攻撃陣の前３人のカウンターの力というのは、今年のＪ１でもかなりのレベルであると思います。ただ、それを怖がって後ろ髪を引かれるようなプレーをすると、彼らの良さをもっと出させてしまいます。前半からおおむね、良い展開で回っていたと思います。
後半はセットプレーでやられてから、少し落ち込む時間が長かった。あそこで“優勝”という文字を忘れていたら、おそらくやられていたと思います。彼らは僕が思っている以上に「優勝したい」と思ってピッチに立って戦っていることが今日ハッキリ分かったし、その気持ちがセットプレーの２点につながりました。交代で出た選手も含めて全員で勝った勝利ということで、監督として非常にうれしく思います。
泣いても笑ってもあと６試合になりますが、われわれより上の順位のチームとの対戦もあります。シーズン前にそういう話をしても大きく捉えられなかったかもしれませんが、僕も、選手やスタッフも、クラブも、全員で頂点を目指してやっていることが今日の試合で証明できたと思います。次の川崎戦に向けて、（累積）警告で出られない選手やケガ人はいますが、全員の力でホームで勝点３を取るために準備していきたいと思います。
−−ラファエル エリアス選手が負傷交代しましたが、長沢 駿選手や松田 天馬選手といった選手が結果を残しました。
１点目は天馬が取った得点ですが、実はほかの選手の動きが大事でした。“得点は全員のもの、失点は全員で責任を負う”というマネジメントとしては、このタイミングでセットプレーで得点できたのは大きいですし、そこも自信にしながらオープンプレーでも得点を取り、失点をしないようにしたいです。交代選手も含めて全員で積み上げていけば、必ず新しい景色にたどり着けると思っています。10月、11月と試合数が少なくなりますが、さらにエンジンとギアを上げて、良いテンションでゲームに臨めるように日頃から準備したいです。
日曜のナイトゲームにもかかわらず、サンガサポーターのみならずセレッソサポーターも、今日の試合を楽しみにしていたなというような雰囲気を作り出してもらって、非常にエキサイティングで面白いゲームになったと思います。そういう空間を作り出してくれた、サポートしてもらった皆さんに感謝したいと思います。
試合としては、セレッソさんの攻撃陣の前３人のカウンターの力というのは、今年のＪ１でもかなりのレベルであると思います。ただ、それを怖がって後ろ髪を引かれるようなプレーをすると、彼らの良さをもっと出させてしまいます。前半からおおむね、良い展開で回っていたと思います。
後半はセットプレーでやられてから、少し落ち込む時間が長かった。あそこで“優勝”という文字を忘れていたら、おそらくやられていたと思います。彼らは僕が思っている以上に「優勝したい」と思ってピッチに立って戦っていることが今日ハッキリ分かったし、その気持ちがセットプレーの２点につながりました。交代で出た選手も含めて全員で勝った勝利ということで、監督として非常にうれしく思います。
泣いても笑ってもあと６試合になりますが、われわれより上の順位のチームとの対戦もあります。シーズン前にそういう話をしても大きく捉えられなかったかもしれませんが、僕も、選手やスタッフも、クラブも、全員で頂点を目指してやっていることが今日の試合で証明できたと思います。次の川崎戦に向けて、（累積）警告で出られない選手やケガ人はいますが、全員の力でホームで勝点３を取るために準備していきたいと思います。
−−ラファエル エリアス選手が負傷交代しましたが、長沢 駿選手や松田 天馬選手といった選手が結果を残しました。
１点目は天馬が取った得点ですが、実はほかの選手の動きが大事でした。“得点は全員のもの、失点は全員で責任を負う”というマネジメントとしては、このタイミングでセットプレーで得点できたのは大きいですし、そこも自信にしながらオープンプレーでも得点を取り、失点をしないようにしたいです。交代選手も含めて全員で積み上げていけば、必ず新しい景色にたどり着けると思っています。10月、11月と試合数が少なくなりますが、さらにエンジンとギアを上げて、良いテンションでゲームに臨めるように日頃から準備したいです。
===
以上。
