先日、信州からのスキー帰りのツアーバスが事故を起こしました。
場所は名神吹田ＩＣを降りて、梅田に向かう途中の大阪中央環状線（中環）で分離帯に衝突。犠牲者を出してしまいました。

運転していたのは二種免許取り立ての21歳で、その弟（未成年）が添乗員。
その労働環境が問題になっていますね。

・運転手の平均睡眠時間が５時間ほどだった。
・交替の運転手を同乗させていない（１人で運転している時間帯があった）。
・添乗員が18歳未満（労基法に抵触）

コストを抑えた分、肝心の安全を置き去りになりましたね。
バスに限らず、トラックも厳しい労働環境だと思います。
昨年、深夜の遠距離移動に高速道路でなく国道を使ったことがありましたが、大型トラックが多かったです。おそらく高速代を抑えるべく一般道路を走っているのでしょう。

簡単な書類審査で認可されてしまう。
認可されたらチェックもなし。
このままではコストを厳しく設定されたバスやトラックが安全を置き去りに、走り続けることでしょう。


リンク：
・大型観光バスが事故　１人死亡２６人重軽傷　大阪・吹田＠朝日新聞
・大型観光バスが事故　1人死亡26人重軽傷　大阪・吹田＠労組書記長社労士のブログ
・書類だけではわからない＠行政書士小松章一事務所
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