MASARUのブログ

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大成閣寄席

第14回大成閣寄席@心斎橋・中国料理大成閣

水曜日の夜は心斎橋の中国料理店「大成閣」での大成閣寄席に行って来ました。
3ヶ月に一回、第二水曜日に行われている笑福亭三喬さんの落語会で、三喬一門の落語3席に特製中華料理がサービスされ、それで料金は1500円ということで女性客で井一杯でした。

前回は繁昌亭での会でしたが、今回は再び大成閣さんでの”通常公演”でした。
大成閣さんの中に入るとエレベーターで4階の宴会場に通され、そこが会場でした。
入り口には三喬さんご自身が受付されておりました。

この日の演目は以下の通り。

寄合酒」笑福亭喬介
始末の極意」笑福亭三喬
(中入り)
短命」笑福亭三喬

三味線:吉崎律子

会場は天井が低く、かつ高座がとても高いので、演者さんは高座に座るとき、頭を天井に打ち付けないよう注意していました。身長の高い噺家さんは気ぃ抜いていたら、ぶつけていたかも?
開口一番は三喬さん2番弟子の喬介さん。師匠直伝の「寄合酒」を披露されました。
時々口調が三喬さんそっくりで。

「寄合酒」って集めた折角の食材を、スカタンな料理方法で無駄にしてしまう噺なんですが、聴いててテレビのバラエティー番組で料理の知識のない若い女性が料理に取り組むてな場面ありますね。あれを思い出しました。
テレビで恥をさらすの彼女たちですが、と同時に親の躾(しつけ)がなってないといわれてしまう訳で。
喬介さんの後に出た三喬さんが、マクラでも触れ、三喬さんが以前、若い主婦向けの料理教室で落語を演じる機会があり、「寄合酒」を演じたら、噺に出てくる登場人物同様にスカタンなヤンママがいたようで。あまりにもリアルすぎて、料理学校の校長さんの顔がひきつったそうな。「洒落ならない」って(笑)

三喬さんは2席。一席目は「始末の極意」。マクラで三喬さんが解説されたんですが、”始末”するとは大阪弁で「節約する」という意味も含んでいたそうです。プラスの意味に使われていたんですね。でも現在、その使いかたはされていないのでしょう。”始末”といえば、「(物を)処分する」という意味にしか使っていなかったもので。
始末する=節約する・・一見素晴らしいと思いますが、出てくる男達が度が過ぎる(「アホ」とも云う(笑))訳で・・・。
三喬さんは現代の言葉によるアドリブを積極的に入れ、爆笑をとっていました。

中入り明けは、三喬さんの2席目「短命」。
タイトルからして縁起悪い。三喬さんも高座で「襲名披露では演りにくい」旨のことを云ってはった。実際、47歳で亡くなった桂喜丸さんの最期の演目は「短命」やったし・・。
噺はバカバカしいのだが、おもろい。東京では三遊亭圓楽さんがこの噺を「長命」という題で演じられているそうですが、「長命」ではアカンわ。別の噺になってしまう。この噺で伝えたいことを考えると「短命」でないと。

三喬さん「短命」を口演された後は、特製中華料理が振る舞われました。
この日は旧正月が近いということで、水餃子に唐揚げとふかひれスープでした。
中国では旧正月に食べる水餃子には硬貨を入れるそうですが、この日の水餃子にはもちろん入っていませんでした(笑)


参考リンク:
大成閣寄席(公式サイトではない)
大成閣@ぐるなび
家庭でつくる水餃子@地球の歩き方

第13回大成閣寄席@天満天神繁昌亭

水曜日の夜は「大成閣寄席」に行って来ました。
「大成閣寄席」とは心斎橋の大丸とそごうの間を東へ進んだところにある中国料理店の「大成閣」で年四回行われている笑福亭三喬さんの一門会で、今回は繁昌亭が出来たことを記念して、繁昌亭を貸し切られて行われました。

通常だと大成閣さんの広間で落語を聴いた後に、大成閣さんのお料理が食べられるのですが(豚まんや五目焼きそばなどが出る)、今回は繁昌亭開催のため、料理は出せないので、代わりに大成閣さんのお食事券を頂戴しました。

会場に着くと、すでに会が始まっていて、この会のプロデューサーさんと大成閣のかたが出られてて、挨拶されてました。
この会は当初は1年間の限定だったようですが、好評で3年続いたそうです。今後についても継続開催するそうです。
今後も2月、5月、8月、11月の第2水曜日に開催していくそうです。

演目は以下の通り。

手水廻し」笑福亭喬介
禁酒関所」笑福亭喬若
花筏」笑福亭三喬
(中入り)
看板の一(ぴん)」笑福亭三喬

喬介さんは手水廻しを前座らしくきびきびと。途中言い間違える所あったけど、悪くなかったです。
喬若さんは「禁酒関所」でした。喬若さんの酒の飲みっぷりがしっかりしていました。でも師匠の三喬さんも喬若さんもお酒は飲めないそうな。観察力がしっかりしているということなんでしょうね。

三喬さんは2席。「花筏」と「看板の一」を。
「看板の一」のマクラでは、抽選会の玉の話を。
よく歳末大売り出しで抽選会が開かれますが、その抽選会のガラガラ(正式の名前を知らない)をゆっくり回すと、いつも外れ(か末等)の玉が出る。
一等の玉が出ないのは、玉が穴より大きいのではないか?と高座で洒落で喋ったら、実はそうではなく、一等の玉が軽くできているのらしい。
ガラガラをゆっくり回すと、軽い玉(一等)は上に、重い玉(ハズレ)は下になるので、結果はハズレとなるんだそうです。

三喬さんの噺は(「看板の一」で言い間違えられる箇所がありましたが)2席ともにマクラから爆笑しました。

トリの三喬さんの一席が終わった後は、繁昌亭内の内覧会でした。
観客みなさんを、日頃拝めない楽屋や舞台に上がらせてもらうという趣向でした。

野辺の送りやないけど、ずっと長い列が連なり、楽屋や舞台(ヒノキで出来ているそうです)を見学させてもらいました。

楽屋には出番表が張ってあり、この日出番のなかった遊喬さん(三喬さんの弟弟子)が説明されました。楽屋へ向かう通路は人がひとり通れる程度の幅。
楽屋の狭かった八畳もなかったと思います。その後はお囃子場を抜けて上手(かみて)から舞台へ。
舞台には座布団と見台(けんだい)が置いてあり、座布団に実際に座ってみるお客さんもおられました。
そばには三喬さんが説明され、「客席から演者が見えやすいように、舞台からも全てのお客さんの動きがちゃんと解るんですよ。」旨の話をされていました。
確かに。舞台から2階席最後列のお客さんの顔が覗けますね。

お茶呑んでいるのも、欠伸しているのも丸わかりやな、と。

貴重な舞台裏の見学まで。有意義でした。


リンク:
中国料理 大成閣@ぐるなび
大成閣寄席(公式ページでない)
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