20070203末廣亭深夜寄席-120070203末廣亭深夜寄席-2

先の土日はラグビーとともに東京で寄席巡りもしました。
普通に昼席に入るとお金がかかることもあり(苦笑)、若手が出演する早朝・深夜寄席を選びました。
東京では毎週土曜日の深夜に新宿末広亭で深夜寄席が、毎週日曜日の午前10時からは上野の鈴本演芸場で、早朝寄席が開かれています。
ともに若手が4席を演じ、入場料は500円。若手の修練の場として設けられているのでしょう。

土曜日の末広亭のほうは、みのさんのナビゲートにより、一番鳥さんで呑んでいた面々で行きました。
外の雰囲気は上の画像の通りで、昔ながらの寄席の雰囲気を漂わせています。入り口も狭くて、本当に「木戸」。入場料金のことを「木戸銭」と云いますが、入り口で500円を徴収されるので、正真正銘の「木戸銭」でした(笑)
中は、椅子席に左右は畳敷きがあり、我々は左側の畳敷きに陣取りました。
舞台の上には欄間があり、中も情緒たっぷり。
会場は落語ブームということもあり、ぎっしり満員。土曜の夜ということもあってか、呑みの帰りの人もいた様子。新宿だし、圧倒的に年齢層低め(20歳代〜30歳代中心)だったように思いました。
太鼓が鳴らされ、開演。

この日の演目は以下の通り。

「ダレダレダイエット」林家きく麿(林家木久蔵門下)
「茶の湯」鈴々舎風車(鈴々舎馬風門下)
「唖(おし)の釣り」三遊亭天どん(三遊亭円丈門下)
「明烏(あけがらす)」三遊亭司(つかさ)(三遊亭歌司門下)

※中入りナシ。

きく麿さんの「ダレダレダイエット」は彼の創作とか。
デブ同士の会話が実感こもってて、いえば”ニン”に合っていたように思いました(自身の創作だから
それは当然か)。
「茶の湯」と「明烏」は以前に上方版のを聴いています。「茶の湯」は桂米二さんのを島之内寄席で、「明烏」はラジオで桂文太さん口演されたのを聴きました。「明烏」は元々江戸落語のもので、文太さんが上方に移入されたようですね。カラスといえば東京か。だいたいカラスは大阪ではあまり見ないし。大阪なら鳩(ハト)かな(笑)・・・でも「明鳩」では落語にはならんわ。
「唖(おし)の釣り」は、こちらでは馴染みのない古典噺で、主人公は魚釣りが禁止されている上野不忍池で釣りをしてたら、役人に見つかり弁明しようとしたら、声が出なくなったので、身振り手振りで弁明。口がきけない人みたいだから題は「唖(おし)の・・」なんですね。
天どんさんは滑舌がよくなく、マクラでは聞き取りづらかった。というより噺(マクラ)があまり練られていない印象。自身なさげ。後半は調子が上がってきた(乗ってきた)ように思いました。

トリは三遊亭司(つかさ)さん。「明烏」の若旦那に品があったし、噺っぷりも巧かったです。

終演は午後11時半。土曜夜の新宿だからできる深夜興行かと。
終演時には席亭さんからのサービスで出演者全員が舞台から手拭いを捲いていました。
開催日が「2月3日」だから豆の替わりだったのかな?


リンク:
落語「唖の釣り」の舞台を歩く
新宿末広亭(パソコンサイト)
新宿末広亭(iモードサイト)

20070204上野鈴本早朝寄席日曜日は上野広小路の鈴本演芸場へ。
創業150年になるそうですが、建物は近代的なビル。
1階が受付で階段やエレベーター、エスカレータで客席・舞台のある3階に上ります。
中に入ると、全席イス席で、天井は高い。2階席は無し、客席のつくりは繁昌亭の1階席に似ていました。繁昌亭の舞台と客席は林家染丸さんがコーディネートされたそうで。染丸さんは東京の寄席を参考にしたといっておられていましたが、おそらくこの鈴本をモデルにされたんでしょうね。もし新宿末広亭なら、繁昌亭に畳敷きが出来たいたかも?
客席には座席ごとにテーブル付き。こちらでは飲食しながらの鑑賞はOKなようですね。

客層は末広亭の深夜寄席と違って、年齢層高い。これが真っ当なのか?と。ブームなんぞ関係ナシ(笑)

(これ以降、水曜日に追記します。)

リンク:鈴本演芸場